八千代松陰中学校・高等学校

千葉県八千代市にある私立中学校・高等学校

八千代松陰中学校・高等学校(やちよしょういんちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、千葉県八千代市に所在する、全日制私立中学校高等学校

八千代松陰中学校・高等学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人八千代松陰学園
校訓 さわやか はつらつ ひたむき
設立年月日 1978年
創立記念日 6月29日
創立者 山口久太
共学・別学 男女共学
中高一貫教育 併設型
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学科内専門コース IGS(国際教養)コース
学期 3学期制
高校コード 12539D
中学校コード 120334[1]
所在地 276-0028
千葉県八千代市村上727

北緯35度44分30.2秒 東経140度7分29.4秒 / 北緯35.741722度 東経140.124833度 / 35.741722; 140.124833座標: 北緯35度44分30.2秒 東経140度7分29.4秒 / 北緯35.741722度 東経140.124833度 / 35.741722; 140.124833
外部リンク 公式ウェブサイト
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八千代松陰中学校・高等学校の位置(千葉県内)
八千代松陰中学校・高等学校

概要編集

校名は幕末の思想・教育家、吉田松陰に由来。吉田松陰の松下村塾をモデルとし、地元選出の衆議院議員江口一雄が土地を創立者山口久太に無償で提供した。

山口が文武両道を奨励した。神奈川県の桐蔭学園をモデルにしていた。

沿革編集

  • 1978年 - 山口久太が八千代松陰高等学校学校法人八千代松陰学園)を創立。理事長兼校長には山口が、副理事長には江口一雄が就任。
  • 1982年 - 八千代松陰中学校が併設され、中高6ケ年一貫教育がスタート。
  • 1988年 - ニュージーランドのトリニティスクールズと姉妹校協定を結ぶ。
  • 1990年 - 大型コンピュータを導入。
  • 1991年 - IGS(国際教養)コースが設置され、海外語学研修がスタート。
  • 1992年 - オーストラリアオールセインツカレッジと姉妹校協定を結ぶ[2]
  • 1994年 - 大韓民国の培英高等学校・中学校と姉妹校協定を結ぶ。
  • 2005年 - 第30期生入学。創立30周年記念事業として校舎・施設等の建て替え工事が始まる。
  • 2007年 - 創立30周年記念事業として校舎・施設の建て替え工事が完了する。
  • 2008年 - 櫻井慶治画伯の絵画13点が展示される。
  • 2013年 - 中・高ともに制服を改定。
  • 2017年 - ICTネットワーク教育環境整備工事が始まる。
  • 2019年 - カナダのケイトアンドリュース高等学校と姉妹校協定を結ぶ。
  • 2021年 - IGSコースとは別に、新たにAEM(英数特進)コースが設置される予定。

校風編集

さわやかな印象」「はつらつとした行動」「ひたむきな姿勢」をスクールカラーとし、生徒個々の「持ち味を生かす教育」を行っている。学期ごとに各学年から一人ずつ「さわやか賞」「はつらつ賞」「ひたむき賞」が選出され、賞状と記念品が授与される。

教育目標・方針編集

教育目標編集

  • 明日の国際社会を担う個性豊かな青少年の育成を目指す
  • 学習とクラブ活動との両立をはかり、心身の鍛錬を目指す
  • 知性と教養を深め、マナーを重んじ、社会に感謝する心を育む

教育方針編集

  • 画一性を排し、個性を伸ばす
  • 能力・適性・進路に合った教育
  • 個々の進路希望を実現させる
  • マナー重視の豊かな人間教育
  • 気力・体力・フェアプレーの精神を培う
  • 学習とクラブ活動の両立を目指す
  • 未来に目を向け、国際感覚を伸ばす

歴代理事長・学校長編集

歴代理事長編集

  • 初代:山口久太(1978年〜1993年)
  • 2代:江口一雄(1993年〜2014年)
  • 3代:竹川威(2015年〜) 

歴代学校長編集

  • 初代:山口久太(1978年〜1989年)
  • 2代:山下章(1989年〜2004年)
  • 3代:三岡稔廸(2004年〜2008年)
  • 4代:山村幹緒(2008年〜2011年)
  • 5代:竹川威(2011年〜2018年)
  • 6代:平野克也(2018年〜2020年)
  • 7代:櫻井丸(2020年~)

主な特徴編集

施設・設備編集

キャンパスの広さは15万m²を超える。3つのコンピュータ室、メディアセンターなどの学習設備、カフェテリア、競技別の10のグラウンドをはじめ、第1・第2体育館、プール、テニスコート、トレーニングルームなどの施設・設備がある。グラウンドは、タータントラックや、全面人工芝のサッカーグラウンド、野球場などがある。

レッスンルーム制編集

中高ともに、授業ごとにその能力に応じてクラスを編成する「レッスンルーム(LR)制」(習熟度別クラス)を導入している。

中学校編集

主要5教科(国語・数学・英語・理科・社会)で、教科ごとにLRが編成される。実技教科はホームルーム(HR)クラスで受ける。

1年次〜2年次2学期末までは、各教科ごとに3〜6段階(教科により異なる)のLRが編成され、定期試験の結果でLRの入れ替えが行われる。

2年次3学期以降は、国語・数学・英語において、IGSコース入学を目指し発展的な学習を行うLR S・A・Bと、基礎学力を養成するLR 1・2・3に分けて編成される。試験問題がS・A・Bと 1・2・3で異なることから、LR入れ替えの際はLR S・A・BとLR 1・2・3は別々に行われる。そのため、一度S・A・Bクラスに入ると1・2・3クラスになることはなく、逆に1・2・3クラスからS・A・Bクラスになることもない。理科・社会はこれまで通りのLR編成である。

3学期の高校入試終了後は、主要3教科においてはIGSコース進学者進学コース進学者でLRが分けられ、授業が行われる。理科・社会はこれまで通り。

高校編集

高等学校では、基礎LRという大きなくくりの中にLRというものがある。定期試験ごとにLRのクラスが入れ替わり、学期ごとに基礎LRが入れ替わる。基礎LRは成績順ではないが、LRは成績順で分けられている。

なお、実技科目は基礎LRごとに受けるため、HRクラスで受けることはない。

選択科目編集

選択科目の実施は高校のみとなっている。

芸術(1・2年次)編集

「音楽Ⅰ」「美術Ⅰ」「書道Ⅰ」のいずれか1つを選択し、2年間かけて履修する。

理科(2年次)編集

1学期は「物理基礎」「地学基礎」のどちらかを履修。2・3学期にかけて「生物」「物理」「化学」のいずれか1つを履修する。

武道(2年次)編集

男子は、「柔道」「剣道」のどちらかを履修する。

3年次編集

3年次では選択科目がさらに増え、H帯・I帯・J帯・K帯・L帯の5ブロックに分けられ週18時間履修する。

また、3年次の選択科目の一部では、IGS(特進)コースの生徒と合同で授業を行うものもある。

進学コース編集

生徒の大多数を占めている。習熟度別クラス(LR)授業が行われ、2年次にHRクラス替えが行われる。

IGSコース編集

特進クラスである。HRクラス替えが無く、3年間同一クラスで学びを深める。

1年次は、進学コースのようにLR制での授業は行われず、実技科目を除く全教科をHRクラスで受ける。

2年次以降は、選択教科ではLR制が導入されるが、必修科目はこれまで通りHRクラスで受ける。

これまで「付属中出身者(内進生)のみのクラス」1クラス(IGS1組)と「高校から入学する生徒(高入生)・内進生の混合クラス」2クラス(IGS2組)の計3クラスに分けられていたが、2019年度入学生は「内進生のみのクラス」が2クラスに増え、計4クラスとなった。また、2020年度入学生は「内進生のみのクラス」が1クラスに減ったが、「高入生・内進生の混合クラス」が3クラスに増え、変わらず4クラスとなっている。

IGS2組は、中学時に先取り学習を行ったIGS1組と授業進度を合わせるため、IGS1組・進学コースよりも週3時間授業時数が多くなっている。

英会話や受験対策など英語を中心とした授業を行うほか、夏休みには、4泊5日の日程で「サマースクール」という勉強合宿が行われる(希望者のみ)。 また、2年次の6月末から7月中旬にかけて、希望者はアメリカ西海岸にある大学で語学研修を約2週間行う。

学校行事編集

中学校編集

高校編集

主な学校行事編集

松陰祭編集

毎年6月下旬に「松陰祭」と呼ばれる文化祭が2日間行われる。文化系の部活動の発表がメインであり、多くの学校に見られるクラス出店は少ない。運動部の公開練習や公開試合なども行われる。

1日目は生徒のみを対象とした校内公開が行われ、2日目には一般公開が行われる。

クラブ活動編集

中学校編集

中学校では、全生徒がいずれか1つのクラブに参加する「必修クラブ制」が採られており、全クラブが週に2日以上の休みを取ることになっている。

なお、学期中の活動は最終下校時刻(原則、平日は夏季18:30・冬季18:00、土曜日は通年16:30)までとなっている。

運動部

  • 野球
  • 男子サッカー
  • 女子サッカー
  • レスリング
  • 男子器械体操
  • ラグビー
  • 女子新体操
  • 女子ソフトボール
  • 陸上競技
  • 男子バレーボール
  • 女子バレーボール
  • 男子バスケットボール
  • 女子バスケットボール
  • 男子硬式テニス
  • 女子硬式テニス
  • 剣道
  • 柔道
  • 卓球
  • 水泳

文化部

  • 合唱
  • 美術
  • 囲碁将棋
  • 華道
  • 茶道
  • 手芸
  • 園芸
  • 吹奏楽
  • 科学
  • 英語

高校編集

運動部編集

  • 硬式野球部

創部2年目の1980年第52回選抜高等学校野球大会に出場し、1998年にも第80回全国高等学校野球選手権大会に出場した。 2019年の第101回全国高等学校野球選手権千葉大会で準優勝に輝いた。

  • 陸上部

2018年までに全国高等学校駅伝競走大会に9回出場している。

  • サッカー部

創立3年目の1981年第59回全国高等学校サッカー選手権大会へ初出場でベスト8。

  • その他

校内に複数のグラウンドがある。 運動系の部活動にはクラブ活動功労賞というものがあり、「3年間レギュラーにはなれなかったが部活動に貢献した者」に学校から贈られる賞も存在する。 かつては、部活動への参加が必須であったが、2019年度より、希望制となった。(付属中学はこれまで通りクラブ活動への参加は必須)

2011年の全国高校総体では陸上競技部、レスリング部、重量挙げ部が出場している。合唱部は「全国声楽アンサンブルコンテスト」へ出場し、銅賞を獲得した。

通学編集

主な通学手段としては、自転車勝田台駅八千代中央駅発の直通バス(東洋バス)で通学する者が多い。

また、千葉駅柏駅四街道駅木下駅作草部駅穴川駅北総鉄道各駅などからは「会員バス」と呼ばれる直通バスが運行されている。

かつての大学設置構想編集

創立者の山口は、高校創立時に大学設置構想を持っており、八千代松陰学園において国際人を輩出させるべく、「国際松陰大学(仮称)」を創立する計画があった。1983年昭和58年)に山口が病に倒れたため学校法人八千代学園理事会により計画永久凍結が決定された。八千代松陰中学校職員室隣に「新大学設置準備室」があった[3]

著名な出身者編集

スポーツ編集

文化・芸能編集

その他編集

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ 千葉県所属中学コード表 - 教育開発ONLINE (PDF)”. 2018年8月14日閲覧。
  2. ^ Japanese Centre re-named to honour 35 years of dedicated service to All Saints' College.”. オールセインツカレッジ (2010年10月20日). 2015年2月16日閲覧。
  3. ^ 『八千代松陰高校創立20周年記念誌』より。

関連項目編集

外部リンク編集