八幡市立図書館

日本の京都府八幡市にある公共図書館

八幡市立図書館(やわたしりつ としょかん)は、京都府八幡市にある公共図書館の総称。八幡菖蒲池にある八幡市民図書館(やわたしみんとしょかん)、男山竹園にある男山市民図書館(おとこやましみんとしょかん)の2館からなる。

八幡市立図書館
施設情報
専門分野 総合
事業主体 八幡市
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概要 編集

  • 貸出期間 - 3週間12冊まで
  • 近隣市町村との相互利用制度 - なし(貸し出しは八幡市民・八幡市に通勤・通学する人のみ)
  • 移動図書館 - あり
  • 休館日 - 男山市民図書館が月曜日、八幡市民図書館が金曜日となっている。(2011年3月現在)

沿革 編集

八幡市は1970年代に人口が急増し、1977年11月に645番目の市として市制施行を実施した。市の基本構想として「緑ゆたかな文化の都市づくり」が定められたが、その大きな柱の一つとなる施設として図書館が計画された。当時150の市で図書館が無かったが、1979年度の国庫補助金対象として全国で30館の中から選ばれ、市制施行からわずか3年後の1980年に開館が実現した。財政的な問題から新たな土地を取得することが難しかったため、1978年6月まで使用[1]していた市役所の旧庁舎跡に建設された。八幡市民図書館は1階が児童図書館、2階が成人図書館の配置になっており、当初からエレベーターと障害者用図書館が設置されるなどバリアフリーに配慮している。

1991年12月には八幡市で2館目の図書館となる男山市民図書館が男山団地に開館した[2]。男山市民図書館は生涯学習センター1Fのワンフロア構成で、男山市民図書館の開館により、男山団地に住む市民の利便性が大幅に向上した。

このほか、八幡市観光案内所(石清水八幡宮駅)・橋本公民館・美濃山コミュニティセンターに返却ポストが設置されている。

年表 編集

  • 1979年9月 - 定例市議会で予算が可決される
  • 1980年12月25日 - 八幡市民図書館が開館
  • 1991年12月 - 男山市民図書館(現生涯学習センター)が開館

所在地 編集

交通アクセス 編集

八幡市民図書館
男山市民図書館
  • 京阪本線 樟葉駅下車
  • 京阪バス「くすのき小学校」下車

脚注 編集

  1. ^ 「広報やわた」第166号(1978年6月発行)
  2. ^ 「広報やわた」第339号(1991年11月発行)

参考文献 編集

  • "文化の都市をめざして 先ず図書館から第一歩!" 「広報やわた」第181号(1979年10月発行)2面
  • "市民図書館 12/25からオープン" 「広報やわた」第197号(1980年12月発行)2面

関連項目 編集

外部リンク 編集