八幡愛

日本の女優、タレント

八幡 愛(やはた あい、1987年昭和62年〉7月21日 - )は、日本政治活動家タレントれいわ新選組所属。兵庫県出身。

やはた あい
八幡 愛
プロフィール
別名義 やはた愛
生年月日 1987年7月21日
現年齢 36歳
出身地 日本の旗 日本兵庫県姫路市
血液型 A
公称サイズ(時期不明)
身長 / 体重 168 cm / kg
活動
ジャンル タレントDJ
モデル内容 一般
他の活動 女優リポーターモデル歌手
モデル: テンプレート - カテゴリ
やはた愛ちゃんねる❤️
YouTube
チャンネル
活動期間 2021年10月7日 -
ジャンル ニュース政治
登録者数 1.11万人
総再生回数 894,552回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年3月31日時点。
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来歴・人物 編集

関西最大級のゲレンデ、ハチ・ハチ北高原スキー場のご当地アイドル『ハチ・ハチ北ガールズ』として活動。最年長ということからリーダーを務める。愛称は、あいねぇ。CDデビューを果たし、関西を中心にインストアライブなども行う。

2010年放送の「探偵!ナイトスクープ」(朝日放送)の、「25メートル泳げるようになりたい美女」という依頼で出演[1]たむらけんじ探偵。翌年の探偵!ナイトスクープ アカデミー大賞2011(2011年、朝日放送)主演女優賞受賞。

2012年7月、首相官邸前で行われた、脱原発デモの様子をリポーターとしてネット中継したことをきっかけに、リポーターとしての活動も始める。2015年3月より、竹内義和と共に「竹内+愛のコードレスでいこか」をスタートさせ、政治、経済からエンターテイメントまで萎縮も自粛もしないを合言葉に、毎週水曜20時からネット生放送を行う。

2016年10月より、FMKOBE (76.1) エフエムムーブディスクジョッキーとしてデビュー。MOOVIP FRIDAY(毎週金曜、11時から生放送)を担当し、2020年10月卒業。ビートたけしのTVタックルスペシャルなどで盗聴ハンター愛としても活躍。探偵業も行っていた[2]

2018年、第9回・作田明賞優秀賞を受賞[3]。2019年4月、早稲田大学eスクール人間科学部環境学部入学。

2020年11月3日、第49回衆議院議員総選挙大阪1区れいわ新選組公認候補予定者になったと発表[4]。その後、立憲民主党及び日本共産党との間での立候補者調整に伴い小選挙区での立候補を取りやめ比例近畿ブロックに一本化することとなった[5]。選挙の結果、落選。グラビアアイドルとしての経歴(#Vシネマ#DVD)があることから、「(間違ったことをしたわけでもないのに経歴や写真を)消した方がいい」と言われたことを受け、グラビア活動、ひいては水商売や性産業する人たちをひとくくりに「不本意なことをやってきた」と受け取られる風潮を変えたいと述べている[1]

2021年12月22日、れいわ新選組より第26回参議院議員通常選挙大阪選挙区公認候補予定者と発表された[6]。2022年7月10日の投開票の結果、18人中7位で落選[7]

2023年7月14日、次期衆院選の大阪1区のれいわ新選組公認候補予定者と発表された[8]が、同年の10月29日の役員会で、大阪13区への変更が決まった[9]

政策・主張 編集

憲法 編集

  • 憲法改正について、2021年のアンケートで「どちらかと言えば反対」と回答[10]。2022年のNHKのアンケートで「反対」と回答[11]
  • 9条改憲について、2022年の毎日新聞社のアンケートで「反対」と回答[12]9条への自衛隊の明記について、2022年のNHKのアンケートで「反対」と回答[11]
  • 憲法を改正し緊急事態条項を設けることについて、2021年の毎日新聞社、2022年のNHKのアンケートで「反対」と回答[13][11]

外交・安全保障 編集

  • 「他国からの攻撃が予想される場合には敵基地攻撃もためらうべきではない」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「反対」と回答[10]敵基地攻撃能力を持つことについて、2022年のNHKのアンケートで「反対」と回答[11]
  • 「北朝鮮に対しては対話よりも圧力を優先すべきだ」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「反対」と回答[10]
  • 普天間基地辺野古移設について、2021年のアンケートで「反対」と回答[10]
  • ロシアは2022年2月24日、ウクライナへの全面的な軍事侵攻を開始した[14]。日本政府が行ったロシアに対する制裁措置についてどう考えるかとの問いに対し、2022年のNHKのアンケートで「厳しすぎる」と回答[11]
  • 2022年6月7日、政府は経済財政運営の指針「骨太方針」を閣議決定した。NATO加盟国が国防費の目標としている「GDP比2%以上」が例示され、防衛力を5年以内に抜本的に強化する方針が明記された[15]。「防衛費を今後どうしていくべきだと考えるか」との問いに対し、2022年のNHKのアンケートで「今の程度でよい」と回答[11]
  • 徴用工訴訟問題慰安婦問題などをめぐり日韓の対立が続くなか、関係改善についてどう考えるかとの問いに対し、2022年の毎日新聞社のアンケートで「互いに譲歩すべきだ」と回答[12]

ジェンダー 編集

  • 選択的夫婦別姓制度の導入について、2021年、2022年のアンケートで「賛成」と回答[10][11]
  • 同性婚を可能とする法改正について、2021年、2022年のアンケートで「賛成」と回答[10][11]
  • LGBTなど性的少数者をめぐる理解増進法案を早期に成立させるべきか」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「賛成」と回答[10]
  • クオータ制の導入について、2022年のアンケートで「賛成」と回答[11]

その他 編集

  • 森友学園を巡る公文書改竄問題で、財務省が開示を拒んでいた「赤木ファイル」が2021年6月22日、大阪地裁の命令によって公開された[16]。国の対応をどう考えるかとの問いに対し、2021年の毎日新聞社のアンケートで「さらに調査や説明をすべきだ」と回答[13]
  • 原子力発電への依存度について今後どうするべきか」との問題提起に対し、2022年のアンケートで「ゼロにすべき」と回答[11]
  • 統合型リゾート(IR)の大阪湾・夢洲への誘致について、2022年のアンケートで「反対」と回答[11]
  • 第26回参議院議員通常選挙では部落解放同盟全国連合会からの推薦を受けた[17]
  • 埼玉県が県営プールでの水着撮影会中止騒動の際には撮影中止に抗議するグラビアアイドル側の声を支持し、「どんどんおかしな世の中になっている。ルールを守って開催されてきた水着撮影会において「性の商品化」「公共の福祉」などといった言葉が飛び出す。昨今の個人の表現や感性を萎縮させる流れは気持ちが悪いしとても恐ろしい。」と述べている[18]YouTubeでは撮影会中止を支持する大石晃子と激論を交わしている。

出演 編集

テレビ番組 編集

ウェブ番組 編集

ラジオ 編集

映画 編集

舞台 編集

雑誌 編集

Vシネマ 編集

DVD 編集

  • 愛人形 (ドール) 前編(2009年、アミューズメントヴィジョン)
  • 愛人形 (ドール) 後編(2009年、アミューズメントヴィジョン)

音楽 編集

  • シングル『ゲレンデマジック』で2013年11月にCDデビュー。

PV 編集

その他 編集

  • 兵庫県香美町観光大使 (2013)
  • ハチ・ハチ北Girlsグランプリ BILLABONG賞 (2013)

脚注 編集

  1. ^ a b れいわの異色候補・八幡愛氏「炎上の履歴書」 グラドル時代、いじめ、自己啓発… – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社 (2021年3月4日). 2021年5月28日閲覧。
  2. ^ えっ、痴漢?…何も言えなかった私 盗聴ハンター・八幡愛の後悔”. デイリースポーツ (2019年5月4日). 2022年5月20日閲覧。
  3. ^ ■第9回『作田明賞』授賞式”. 作田明公式サイト. 2022年5月15日閲覧。
  4. ^ やはた愛(比例近畿・大阪1区) れいわ新選組”. れいわ新選組公式サイト (2020年11月3日). 2020年11月3日閲覧。
  5. ^ れいわ・八幡愛氏も比例に鞍替え「笑顔で降りたわけではない」「今からですよ」”. 東スポWEB (2021年10月17日). 2023年5月4日閲覧。
  6. ^ れいわ・山本太郎代表が参院選大阪選挙区にタレントの八幡愛氏擁立”. 東京スポーツ新聞社 (2021年12月22日). 2022年1月11日閲覧。
  7. ^ 参院選2022 大阪の候補者一覧・開票結果”. 朝日新聞. 2022年7月11日閲覧。
  8. ^ “れいわが大阪1区にタレント八幡愛氏を公認 野党共闘になっても「次は降りない」”. 東京スポーツ. (2023年7月14日). https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/269605 2023年7月15日閲覧。 
  9. ^ “れいわ・八幡愛氏 衆院選で大阪13区に国替え「東大阪市に活動の拠点を移す決断」”. 東京スポーツ. (2023年10月30日). https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/281245 2023年11月1日閲覧。 
  10. ^ a b c d e f g 八幡愛”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2021衆議院選挙. 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
  11. ^ a b c d e f g h i j k 選挙区 大阪”. 候補者アンケート - 参院選2022. NHK. 2022年6月27日閲覧。
  12. ^ a b 八幡愛 れいわ 大阪”. 第26回参院選. 毎日新聞社. 2022年6月28日閲覧。
  13. ^ a b れ新 近畿 八幡愛”. 第49回衆院選. 毎日新聞社. 2022年6月7日閲覧。
  14. ^ ロシアが全面侵攻開始、ウクライナは自国を防衛=クレバ外相”. ロイター (2022年2月24日). 2022年2月28日閲覧。
  15. ^ 川田篤志、柚木まり (2022年6月8日). “防衛費や子ども関連費倍増も 財源検討は参院選後に先送り 政府が「骨太方針」閣議決定”. 東京新聞. https://www.tokyo-np.co.jp/article/182147 2022年6月27日閲覧。 
  16. ^ 原田晋也、皆川剛 (2021年6月23日). “森友問題「赤木ファイル」黒塗りでも読み解けたこと、残った謎 安倍昭恵氏の削除は初日に指示”. 東京新聞. https://www.tokyo-np.co.jp/article/112153 2021年9月21日閲覧。 
  17. ^ 2022年4月の記事”. 部落解放同盟全国連合会. 2023年5月4日閲覧。
  18. ^ https://twitter.com/aiainstein/status/1667300249789157376

関連項目 編集

外部リンク 編集