八心大市比古神社(やごころおおいちひこじんじゃ)は、富山県黒部市にある神社である。明治時代までは「三島大明神」と呼ばれており、明治時代に現社名となったが、現在でも三島神社と呼ばれている。

八心大市比古神社
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所在地 富山県黒部市三日市1036-1
位置 北緯36度52分20.2秒
東経137度26分35.4秒
主祭神 大山祇神
少彦名神
軻遇突智神
社格 式内社(小)・県社
別名 三島神社
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大山祇神少彦名神軻遇突智神を主祭神とし、合祀神として天照皇大神を祀る。

歴史編集

創建については諸説あり、孝謙天皇の御代に勧請されたとも、東方の嘉例沢村(現 黒部市嘉例沢)の山頂から御幣が飛んできて三日市に留まり、それを土地の人々が祀ったところ、3体の神像が出現したので「三島大明神」と称して信仰したとも伝わる。延喜式神名帳では小社に列格している。

「三島大明神」という名の由来については、鎌倉時代佐野源左衛門が伊豆の三嶋神社を崇敬し、三嶋神社の桜の枝を取り寄せて当社境内の木に接木したことによるという伝承もある。当社の神紋は「桜井桜」と呼ばれる桜の紋である。

元は現在地より北、約500mの地に鎮座していたが、天正8年(1580年)に現在地に遷座した。明治6年(1873年)に県社に列格し、大正14年(1925年6月24日、三日市周辺にある神社を合祀した。昭和17年(1942年)、木曽帝室御料材払下げの檜を使用した現在の社殿が完成した。

施設編集

 
三島の大ケヤキ

境内は黒部市指定史跡となっている。飛地境内(かつては広大な境内を有していたが、分断された)にある「桜井の化藤」「三島の大ケヤキ」は市指定の天然記念物である。

神使とされており、元禄2年(1689年)に奉納された鶏の絵馬が残されている。