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八戸鉱山

八戸鉱山(はちのへ こうざん)は、青森県八戸市にある露天掘り鉱山である。石灰石を採掘しており、現在でも操業中である。八戸鉱山株式会社が経営している。地元では、八戸キャニオン[1]と呼ばれている。展望台も設置されていて自由に眺めることができる[2]

採掘編集

人工ではあるものの日本一標高が低い(陸地上の)地点が存在する。その深さは海抜約-170m、つまり海面下である。かつては海抜0mに目印があったが、採掘が進んで消えてしまっている[3]

総延長が10kmにも及ぶ地下輸送管が八戸港埠頭まで延び、採掘された石灰石をベルトコンベアで輸送している。石灰資源の一部は八戸セメントに送られている。 

鉱山はすり鉢状に掘り進められたが、これ以上深く掘削するには横側に掘り進める必要がでてきたため、西側に200mほど拡張する予定である。

基本データ編集

  • 鉱区の幅:南北に約2km、東西に約1.2km
  • 深度:海抜-170m 地表(川面)から190m
  • 石灰石埋蔵量:10億トン

歴史編集

  • 1970年昭和45年) 八戸埠頭へ石灰を運ぶためのトンネルの建設が始まる
  • 1973年(昭和48年) 八戸鉱山から八戸埠頭までの地下輸送管が完成する

法人概要編集

八戸鉱山株式会社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地   日本
031-0815
青森県八戸市大字松館字長坂9-1
設立 1970年8月25日
業種 鉱業
事業内容 石灰石の採掘・販売
資本金 1億円
売上高 66億67百万円(2013年3月期)
純資産 52億40百万円(2013年3月現在)
総資産 125億54百万円(2013年3月現在)
従業員数 99名(2018年度)
主要株主 日鉄鉱業株式会社70%
住友大阪セメント株式会社30%
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日鉄鉱業の子会社である八戸鉱山株式会社が所有、経営している。旧商号は住金鉱業株式会社。かつては新日鉄住金の傘下にあったが、2013年に新日鐵住金が保有する全株式(持株比率70%)を日鉄鉱業に譲渡し、同社の子会社となった[4]。それにともない、2014年4月1日に社名を八戸鉱山株式会社に変更した。

アクセス編集

脚注・出典編集

  1. ^ キャニオン(Canyon)は英語で「峡谷」の意味。
  2. ^ 八戸キャニオン八戸観光Navi(2018年5月10日閲覧)
  3. ^ 【セメントのある風景】(1)八戸キャニオン 海面下の石灰石、日本で唯一採掘日刊工業新聞』2018年4月27日(1面)2018年5月10日閲覧
  4. ^ 住金鉱業株式会社の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ. 日鉄鉱業. 2013年8月2日.

関連項目編集

外部リンク編集