八次駅
日本の広島県三次市にある西日本旅客鉄道の駅
八次駅(やつぎえき)は、広島県三次市南畑敷町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)芸備線の駅である。駅名は旧村名から取られた。
八次駅 | |
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![]() 駅舎(2008年7月9日) | |
やつぎ Yatsugi | |
◄神杉 (3.3km) (2.3km) 三次► | |
所在地 | 広島県三次市南畑敷町137 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 |
P 芸備線 (Z 福塩線直通含む) |
キロ程 |
88.0km(備中神代起点) 新見から94.4km |
電報略号 | ヤキ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
105人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1922年(大正11年)6月7日 |
備考 | 無人駅 |
線路名称上は芸備線単独駅であるが、運転系統上福塩線の列車も乗り入れる。
歴史編集
- 1922年(大正11年)6月7日 - 芸備鉄道が三次駅(現・西三次駅)から塩町駅(現・神杉駅)まで延伸した際に開業。
- 1933年(昭和8年)6月1日 - 芸備鉄道一部区間買収により国有化。庄原線の所属となる。
- 1936年(昭和11年)10月10日 - 庄原線が三神線に編入され、当駅もその所属となる。
- 1937年(昭和12年)7月1日 - 三神線が芸備線の一部となり、当駅もその所属となる。
- 1971年(昭和46年)12月20日 - 無人駅化(簡易委託駅化)。[1]
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)に継承。
- 2008年(平成20年)3月31日 - この日を最後に乗車券委託発券終了。
駅構造編集
三次方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を持ち、列車同士の行き違いが出来ない地上駅(停留所)である。かつては島式1面2線のホームであった。 便所はかつては改札内外から利用でき、男女共用の汲み取り式があったが、閉鎖されていて使用出来ないので注意が必要である。ちなみに建物は残っている。 三次鉄道部管理の無人駅で駅舎はなく、ホームの脇にコンパクトな待合所があるのみ。かつて、駅前の商店で乗車券を販売していたが、2008年春に委託発券は打ち切られた。
利用状況編集
1日平均の乗車人員は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
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1981年(昭和56年) | 61 | |
2002年(平成14年) | 50 | [2] |
2003年(平成15年) | ||
2004年(平成16年) | ||
2005年(平成17年) | ||
2006年(平成18年) | ||
2007年(平成19年) | ||
2008年(平成20年) | ||
2009年(平成21年) | ||
2010年(平成22年) | ||
2011年(平成23年) | 143 | [3] |
2012年(平成24年) | 117 | [3] |
2013年(平成25年) | 109 | [3] |
2014年(平成26年) | 106 | [3] |
2015年(平成27年) | 117 | [3] |
2016年(平成28年) | 117 | [3] |
2017年(平成29年) | 105 | [3] |
駅周辺編集
- 八次郵便局
- 南畑敷簡易郵便局
- 三次市立八次小学校
- 三次市立八次中学校
- 広島県立三次高等学校
- マツダ三次自動車試験場
- 広島県立みよし公園
- みよしハーブ園
- 熊野神社
- 馬洗川
- 船佐・山内逆断層帯
- 国道183号線
- 国道184号線
- 八次駅周辺地図(マピオン)
隣の駅編集
脚注編集
- ^ 日本国有鉄道公示S46.12.20公492
- ^ 「飲食・小売の出店を科学する出店戦略情報局」のアーカイブデータ
- ^ a b c d e f g 国土数値情報 駅別乗降客数データ
- ^ “JR西日本全域路線図 (PDF)”. JRおでかけネット. 2016年4月21日閲覧。 (PDF)
- ^ “広島エリア路線図 (PDF)”. JRおでかけネット. 2016年4月21日閲覧。 (PDF)
- ^ 本項ではJR西日本公式サイトの全域路線図[4]に従い路線記号・ラインカラーを表記しているが、2016年3月ダイヤ改正時点において、福塩線については実際の案内においては公式サイトの広島エリア路線図[5]で用いられるピンク(■)で案内されている。また、芸備線・福塩線とも路線記号アルファベットのないラインカラーシンボルが使用されている。