愛知県道29号標識

八熊通(やぐまどおり)は、愛知県名古屋市中川区富田町榎津にある榎光橋西交差点から名古屋市昭和区檀渓通四丁目にある檀渓通4交差点に至る、名古屋市内の通りの一つである。愛知県道29号弥富名古屋線のうち、名古屋市内の区間(新川以東)を指す。「八熊通」の名は、1984年昭和59年)に名古屋市が市内の道路の愛称を公募し制定した[1]

藤成通5交差点(愛知県名古屋市昭和区藤成通)

名古屋市の主要な東西の通りの一つで、沿線には中川区役所、中川運河、名古屋の副都心である金山東邦ガス本社、名古屋市立大学病院などがある。

全線に渡って片側2車線で、中央分離帯がある。起点から終点までほぼまっすぐな道となっている。

中川区の八熊通沿いには八熊(1~3丁目)、および八熊通(4~6丁目)という地名があるが、ここはかつて八熊村という村であり、この村の名前は、地区内にある「劔神社」と「野神社」の頭文字を取ったものである。

区間 編集

  • 起点:名古屋市中川区富田町榎津(榎光橋西交差点)
  • 終点:名古屋市昭和区檀溪通四丁目(檀渓通4交差点)

交差する道路 編集

沿線 編集

別名 編集

  • 篠原橋通(名古屋市中川区)
  • 八熊通(名古屋市中川区、熱田区、昭和区)
  • 滝子通(名古屋市昭和区)
  • 藤成通(名古屋市昭和区)

沿革 編集

  • 1976年昭和51年)2月28日 - 八熊線の運河西線から新前田橋間が完成する[2]

町名としての八熊通 編集

日本 > 愛知県 > 名古屋市 > 中川区 > 八熊通
八熊通
  日本
都道府県   愛知県
市町村   名古屋市
中川区
人口
2022年(令和4年)12月1日現在)[WEB 1]
 • 合計 463人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
454-0035[WEB 2]
市外局番 052 (名古屋MA)[WEB 3]
ナンバープレート 名古屋

八熊通(やぐまどおり)[WEB 4]は、愛知県名古屋市中川区にある町名。4丁目~6丁目が設置されている。

地理 編集

名古屋市中川区の北東部に位置し、道路としての八熊通に沿っており、町域は東西に細長い。北は二女子町五女子町・五女子荒江町に、東は幡野町熱田区野立町に、南は中川区牛立町八神町に、西は富川町に接する。

歴史 編集

沿革 編集

  • 1939年(昭和14年) - 中川区八熊町・野立町の各一部より中川区八熊通が成立。
  • 1978年(昭和53年) - 八熊通及び周辺町丁の各一部から中川区南八熊町が成立。
  • 1981年(昭和56年) - 八熊通及び周辺町丁の各一部から八熊1~3丁目、五女子1~2丁目が成立。

世帯数と人口 編集

2022年令和4年)12月1日現在の世帯数と人口は、以下の通りである[WEB 1]

町名 世帯数 人口
八熊通 236世帯 463人

学区 編集

市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 5]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 6]

町名 番・番地等 小学校 中学校 高等学校
八熊通 全域 名古屋市立八幡小学校 名古屋市立八幡中学校 尾張学区

施設 編集

その他 編集

日本郵便 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 『広報なごや』1985年(昭和60年)1月号 p11. 名古屋市鶴舞中央図書館
  2. ^ 名古屋市会事務局 1995, p. 39.

WEB 編集

  1. ^ a b 町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2022年12月20日). 2023年1月3日閲覧。
  2. ^ a b 愛知県 名古屋市中川区 八熊通の郵便番号 - 日本郵便”. 日本郵便. 2023年1月3日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2023年1月3日閲覧。
  4. ^ 中川区の町名一覧”. 名古屋市 (2015年10月21日). 2023年1月3日閲覧。
  5. ^ 市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2022年11月26日). 2023年1月3日閲覧。
  6. ^ 平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2023年1月3日閲覧。
  7. ^ 郵便番号簿PDF(2022年度版)表紙等付属資料 - 日本郵便. 2023年01月03日閲覧 (PDF)

参考文献 編集

  • 名古屋市会事務局 編『総合名古屋市年表 昭和編 6』名古屋市会事務局、1995年3月22日。 

関連項目 編集