六呂師高原スキー場
六呂師高原スキーパーク(ろくろしこうげんスキーパーク)は、福井県大野市にある六呂師高原に存在するスキー場である。所有者である県からの指定管理で大野市が運営している。
六呂師高原スキー場 | |
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所在地 | 福井県大野市南六呂師169-136 |
コース面積 | 4.4ha |
最長滑走距離 | 300m |
索道数 | 2 本 |
ウェブサイト | 大野市公式HP|福井県 |
目次
概要編集
六呂師高原スキー場跡地を六呂師高原スキーパーク(ろくろしこうげんスキーパーク)として規模を縮小し、2016-2017シーズンより営業再開された[1]。前スキー場の経営破綻以降、再整備を求める大野市や地元住民の声を受け、跡地を所有する県が再整備を進めた。大野市も休業中の温浴施設「うらら館」の営業を再開した[2]。 今後は夏場も滑れるとして人工芝ゲレンデとして整備される予定である[3]。また民間事業による旧ホテルの再整備も計画されている。
ゲレンデ編集
簡易リフト2基(100m、200m)、コース長300mの非常にコンパクトなゲレンデである。スキー専用ゲレンデで、ビギナーやファミリー層向けであると思われる。そりゲレンデも隣接されている。
施設編集
- 妻平ヒュッテ(休憩室約120席分、トイレ等)
- 駐車場(約300台、無料)
- トロン温浴施設「うらら館」
六呂師高原スキー場(前身)編集
六呂師高原スキー場(ろくろしこうげんスキーじょう)は、福井県大野市にある六呂師高原に存在したスキー場である。六呂師高原協業組合により経営されていたが、2012年12月に自己破産申請により事業停止、閉鎖された。
歴史編集
1924年ごろ地元青年会により整備される。その後、六呂師高原協業組合の前身である株式会社六呂師高原観光開発によって1972年に創業、県内ではファミリーゲレンデとして親しまれてきた。 1983年、協業組合として再発足し、地下1階、地上2階建てのホテル(106人収容)をオープンさせた。1998年にはトロン温浴施設「うらら館」の営業を開始した。 1996年のピーク時には来場者数が約13万人に人に上っていたが、後発のスキー場との競争激化やリフト、ホテル設備の老朽化の影響などで、2007年以降の来場者数は年間2万人を割り込んでおり、2012年オープン直前に事業継続を断念した。
コース編集
大きな一枚バーンのゲレンデと、その上部の三角形の急斜面が特徴。ナイター営業もされていた。スノーボードパークがあり、ハーフパイプが設置されていた時期もあった。 ピーク時は最長距離1,800m、リフト3基だったが、クローズ直前は最長距離1300m、ペアリフト1基となっていた。
- 妻平コース
- パノラマコース
- 北斜面コース
- 三角山コース
リフト編集
- 第5ペアリフト(ペアリフト)
- 長者リフト (シングルリフト)
- 第3リフト (シングルリフト)
施設編集
- 妻平ヒュッテ
- 六呂師ハイランドホテル
- トロン温浴施設「うらら館」
- 駐車場
閉鎖後編集
ゲレンデ内の第5ペアリフトと長者リフト、リフト券売所は撤去されている。 2015年9月、大野市はトロン温浴施設「うらら館」の営業を再開する方針を示した。[4]
アクセス編集
脚注編集
- ^ “福井)大野の六呂師高原スキーパークが開業”. 2017年9月14日閲覧。
- ^ “「うらら館」寝風呂新設 大野、11日に4年ぶり営業再開”. 2017年9月14日閲覧。
- ^ “夏場も滑れるゲレンデ9月完成へ”. 2017年9月14日閲覧。
- ^ “大野・南六呂師の温浴施設再開へ うらら館、債務問題解決受け”. 2015年10月1日閲覧。