共同無線タクシー
日興自動車所属車両
同社は現在東京無線に移籍
寿交通所属車両
単独無線会社移行後もロゴを変更した上で共同無線カラーを使用

共同無線タクシー協同組合 (きょうどうむせんタクシーきょうどうくみあい) とは、かつて存在した東京23区武蔵野市三鷹市を営業区域とするタクシー事業者による無線協同営業組合である。

概略編集

本部所在地は豊島区上池袋

車両のカラーは黄色で、シンボルマークは青地の●に白抜きで“共”の文字をイメージし、中に日の丸が入る[注 1]

2015年7月に自社単独営業を選択した寿交通を除く9社が日の丸自動車グループと業務提携。同年10月1日午前7時にすべての業務を終了し日の丸グループへ統合された。統合後の車両は日の丸グループカラーに変更した上で、左右前ドア上部には日の丸自動車のロゴ、下部に加盟社名が英字表記される。

沿革編集

  • 1968年 - 東旅ハイヤータクシー事業協同組合として設立。
  • 1972年 - 無線営業開始。
  • 1984年 - 開成交通が東京無線協同組合に移籍のため脱退。
  • 1986年 - 共同無線タクシー協同組合に改称。
  • 1997年 - 柏自動車が大和自動車交通に買収され脱退(大和タクシー→現:大和自動車王子)。
  • 1998年 - 平安交通が東部無線から移籍。
  • 2005年 - ビゲスト[注 2]が脱退し独自営業へ移行[注 3]。東洋交通が日本交通と業務提携のため脱退。キャピタルモータースが出資するキャピタルオートが黒・濃紺のハイグレードタクシーのみで加盟。さらに他の加盟各社が黒・濃紺のハイグレード車の導入開始。
  • 2007年 - 配車受付業務を24時間体制に変更[注 4]
  • 2010年 - 日興自動車・日興自動車交通が脱退。数日間独自営業[注 5]を経て東京無線に移籍。中央自動車が日の丸自動車グループと業務提携のため脱退[注 6]。キャピタルモータース・キャピタルオート・日生交通が日本交通と業務提携のため脱退。東京交通自動車が帝都自動車交通と業務提携のため脱退。平安交通が脱退し独自営業[注 7]に移行。
  • 2014年 - セントラルタクシー千歳台営業所が三喜タクシーとして分社化。
  • 2015年7月 - 寿交通を除く9事業者が日の丸自動車グループと業務提携契約を締結[1]。同年10月1日午前7時に共同無線としての配車業務を終了。寿交通のみ独自の単独無線会社に移行[2]。残存9事業者は日の丸自動車グループへ統合。
  • 2018年 - セントラルタクシーがタクシー事業から撤退[3]

加盟会社及び営業所編集

 
日の丸グループ統合後の大栄交通所属車両
 
日の丸グループ統合後のダイヤ交通所属の黒塗り車両
社名 車体表記[注 8] 所在地 備考
池袋交通 IKEBUKURO KOTSU 板橋区幸町  
大井交通 OI KOTSU 品川区南大井[注 9]
幸裕自動車 KOYU JIDOSHA 荒川区西尾久
大栄交通東京本社 DAIEI KOTSU 板橋区東坂下
泰進交通 TAISHIN KOTSU 墨田区堤通
ダイヤ交通 DAIYA KOTSU 足立区保木間
鳩タクシー HATO TAXI 世田谷区世田谷
三喜タクシー MIKI TAXI 世田谷区千歳台 旧:セントラルタクシー千歳台営業所

その他編集

2001年にリリースされたEvery Little Thingの楽曲「fragile」のPVには、当時加盟していたビゲストのタクシーが、さがみ交通(東京無線加盟)所属車とともに登場している。

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 日の丸自動車グループに参加した各社はボディーカラーを日の丸自動車のカラーに変更したため黄色ベースに青・赤ラインの共同無線カラーは寿交通が継承しているが、●共ロゴ・行灯は独自のMM無線に変更した。
  2. ^ 2000年3月1日にキューピータクシーから現社名へ変更。ビゲストとはBigとGuestの合成語で、「Biguest=大切なお客様」という意味を込めている。
  3. ^ 車両は紺色に塗り替えて非無線で営業。
  4. ^ それまでは午前2時 - 6時まで業務を休止。
  5. ^ 共同無線のマークを消し、行灯を日興に書き換えて営業。
  6. ^ 数日間共同無線のマークから中央の赤丸のみ残しての簡易塗り替えで営業。
  7. ^ ボンネットからトランクにかけて帯を塗り替えた上で行灯を平安交通に書き換えて営業。2012年に帝都自動車交通と業務提携、2019年に脱退。
  8. ^ 日の丸グループ統合後の表記。
  9. ^ 建て替えのため大田区大森西へ移転中[4]

出典編集

外部リンク編集