共産党がなければ新しい中国はない

曹火星が1943年に作詞した曲

共産党がなければ新しい中国はない共産党がなければ新中国はない(きょうさんとうがなければあたらしいちゅうごくはない: 没有共产党就没有新中国)とは、曹火星(Cáo Huǒxīng)が1943年に作詞した曲である。名前の通り、中国共産党をたたえる革命歌である。

沿革 編集

 
「共産党がなければ新しい中国はない」発祥の地

日中戦争時、蔣介石は「国民党なくして中国はあり得ない」と「中国の命運」という本を出版した。中国共産党はすぐに「中国の命運についてのコメント」を発表し、「共産党がなければ中国は存在しなかった」と主張を返した。1943年8月、中国共産党機関誌「解放日報」上で、この文が掲載された。1943年、19歳の曹火星は、延安の「解放日報」の社説を読み共感し、楽曲「もし今日に共産党がなければ、中国はない」を作成した。

毛沢東は、1950年のある日、娘の李根が「共産党がなければ中国は存在しない」と歌うのを聞き、この発言は非科学的で不正確であると述べた。中国には数千年の歴史があり、最初に中国があり、次に共産党が産まれたと主張した。したがって、「中国」の前に「新しい」という言葉を追加する必要があると言い、この楽曲に「新しい」という言葉が付け加えられた。

関連項目 編集

外部リンク 編集