円山大飯店
台北市のホテル・台湾神宮の跡地に建設されており
円山大飯店(えんざん/まるやま-だいはんてん)は台湾台北市に位置する中国建築が特徴のホテル。剣潭公園に隣接し、台湾神宮の跡地に建設されており、台北のランドマークになっている。
円山大飯店 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 圓山大飯店 |
拼音: | Yuánshān Dàfàndiàn |
注音符号: | ㄩㄢˊ ㄕㄢ ㄉㄚˋ ㄈㄢˋ ㄉㄧㄢˋ |
発音: | ユェンシャン ダーファンディエン |
台湾語白話字: | Îⁿsoaⁿ tōa pn̄g tiàm |
台湾語発音: | Înn-suann-á tuā-pn̄g-tiàm |
英文: | The Grand Hotel Taipei |
略史編集
特色編集
円山大飯店は日本統治時代に剣潭山に建立されていた台湾神宮の跡地を利用して建設された。建設に際しては龍の彫刻を多用し、龍宮との異称を有す。また龍以外にも石獅、梅花をふんだんに用い、中国建築の特徴を前面に出した装飾となっている。
またこのホテルでは地下道の存在も有名である。過去において円山大飯店が政治色が強いホテルであったため、蔣介石総統時代、長さ180mの地下道が建設された。1963年の改築の際には東西2本の地下道が設けられ、滑り台も設置された。地下道はホテルから剣潭公園と北安公園に連絡している。現在は、予約制で一般に公開されている。
開業当初は世界に冠たる中華民国一のホテルという方針で日本語はおろか英語によるサービスすらしようとしなかったが、現在は経済発展によるビジネス主義への転向と国内外の政情の変化により英語、日本語によるサービスを受けることが出来る。
かつて「ギネスブック」において、1,645平方メートル (47m×35m) の広さのロビーは「最も広いホテル・ロビー」として認定されていたことがある[2]。
その他編集
ホテルと台北捷運圓山駅・剣潭駅をそれぞれ往復する無料のシャトルバスが、圓山駅行きはおよそ20 - 30分、剣潭駅行きはおよそ40 - 60分間隔で運行されている。
関連項目編集
脚注編集
外部リンク編集
- 円山大飯店公式サイト(中国語)(英語)(日本語)(朝鮮語)
- 高雄円山大飯店公式サイト
- 557039975 円山大飯店 - オープンストリートマップ
座標: 北緯25度4分42.8秒 東経121度31分34.6秒 / 北緯25.078556度 東経121.526278度