冠動脈血栓症

冠動脈で起きる血栓症

冠動脈血栓症(かんどうみゃくけっせんしょう、: coronary artery thrombosis)は、冠動脈で起きる血栓症である。この病気は凝固から生じる狹窄症である [1]。この状態は虚血性心疾患の一種とみなされる。

冠動脈血栓症
概要
診療科 循環器学
分類および外部参照情報
ICD-10 I24.0
ICD-9-CM 414.8
MeSH D003328

この病気から心筋梗塞になることがある[2]。梗塞が灌流の損失による壊死に関係する用語であるのに対して、血栓が閉塞に関係する用語なので、技術的に不正確だが、これらの用語は同義語として使われることがある。心臓には吻合があり、血栓の位置によっては梗塞が症候が現れないこともある。

冠動脈血栓は複雑に薬剤溶出性ステントに関連することがある[3]

参考文献 編集

  1. ^ Thrombosis/Coronary Thrombosis”. 2010年3月30日閲覧。
  2. ^ Atherosclerosis
  3. ^ Lüscher TF, Steffel J, Eberli FR, et al. (February 2007). “Drug-eluting stent and coronary thrombosis: biological mechanisms and clinical implications”. Circulation 115 (8): 1051–8. doi:10.1161/CIRCULATIONAHA.106.675934. PMID 17325255. 

関連項目 編集