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冨倉 徳次郎(とみくら とくじろう 1900年 - 1986年)は、日本国文学者、博士。駒澤大学名誉教授。専門は中世文学

東京生まれ第二高等学校理科から東京帝国大学理学部を経て、大正15年3月に京都帝国大学文学部国文科を卒業。京都女子専門学校教授を命ぜられるが、軍隊に服する。

京大時代は講師として立命館中学に赴任。生徒の一人に中原中也がいた。あるとき、中也が答案の代わりに詩を書いて提出したことがきっかけで彼との交友が始まった。友人富永太郎を中也に引き合わせたことでも知られる[1][2]

1952年、駒澤大学に着任し教授。のち国文学科主任、大学院国文専攻主任をつとめる[3][4]。1959年『平家物語の基礎的研究~平曲史との関連に於いて見た平家物語の成立過程の考察』で博士号(文学、駒澤大学)を取得[5]京都女子大学二松学舎大学大正大学などでも教鞭をとった。

著書に『平家物語全注釈』『とはずがたり』『平家物語研究』などがある。

出典編集

  1. ^ 「中也が学んだ立命館中学 大正期の自由教育」展.2017.6~立命館大学
  2. ^ 三木紀人、方丈記と中原中也 中世文学 2013 年 58 巻 p. 9-22, doi:10.24604/chusei.58_9
  3. ^ 渡辺三男、「冨倉先生を送る」 駒澤國文 14, 13-14, 1977-03, NAID 110007002415
  4. ^ 元教授冨倉徳次郎編『日本古典全書平家物語』~駒澤大学
  5. ^ 『平家物語の基礎的研究:平曲史との関連に於いて見た平家物語の成立過程の考察』で博士号~駒澤大学学術機関リポジトリ, NAID 500000320062