前田 悟志(まえだ さとし、1976年11月16日 - 2023年3月8日)は、長崎県佐世保市生まれの日本写真家である。家猫を専門とする。「ネコグラファー」(商標登録済み(登録5801021))[注釈 1]の愛称で知られ、年間200匹もの家猫を飼い主の家に訪問し撮影する。。


享年46歳。社会医療法人財団 白十字会 佐世保中央病院にで、令和5年3月8月3時14分、循環血液量減少ショックと診断される。

来歴 編集

2000年に有限会社アイフリーク(現・アイフリークモバイル)を永田万里子[注釈 2]とともに設立し取締役を務め、ウォルト・ディズニー・ジャパンデコメールサイトのプロデューサーを務めた。[注釈 3]アイフリーク退職後はフリーラスとして企業のSNS企画、運営代行を行った(加ト吉Twitter・現テーブルマーク)なと、当時流行した「ゆる公式サイト」など多数


■アイフーク退職後の来歴

SNSに自宅の猫の写真をアップし注目を集める。最初のクライアントはアメリカのテレビ局のNBC。Twitterで公開されていた自宅の猫写真をNBC側からの著作買取型の提案を了承し、著作権、著作者人格権を譲渡した。

ねこのその後Benesse刊「ねこのきもち」にてカメラマンとしてデビューした。

人物 編集

  • ファンの間では「まえさとさん」「マエサト氏」と呼ばれているが、正式には「まえさとさん」。
  • 加賀前田家」の分家出身である(SNSにて家系図をアップしたことがある。)。
  • 深夜帯のアニメが好きと公言している。
  • 写真展への差し入れで1番嬉しいものは「レッドブル」と答えている。
  • にゃんこマガジン連載記事 ではしばしば反感を買うような刺激的なタイトルを付けている。本人曰く「一種の炎上商法。炎上させてでも読んで欲しい記事だから。」と答えている。
  • スコティッシュフォールドの先天的な病気「遺伝性骨形成異常症」に対しての検知が深く、無理なブリード、発症後の放棄に対して警鐘を鳴らしている。これはプロの猫写真家としては異例のことであり、ネコグラファー株式会社のオフィスにはブリーダー・同業者よりカミソリ入りの手紙が届くほどである。それでもこの周知活動は続けていくと語っている。[注釈 4]
  • 各SNSなどで野良猫の写真とともに「猫の居場所」を明記することにより、当該場所への猫の放棄・虐待・連れ去りなどが行われている現状を打開するため猫写真家 末吉弦太氏発案の「#僕らの居場所はいわにゃいで」というハッシュタグの周知活動に賛同し、共に活動を行っている。
  • 猫漫画「猫絵十兵衛 御伽草紙」作者の永尾まる氏とは親交が深く、お互いサイン本を送り合う仲である。

著作 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 「自分で自分のことを写真家と名乗るのは恥ずかしい。」という信念から「ネコを撮るフォトグラファー」ネコグラファーと自らを呼称する。
  2. ^ トップインタビュー(第22回 「株式会社アイフリーク 代表取締役社長 永田万里子氏」)|エグゼクティブ・経営幹部・管理職の転職、人材紹介のキャリアウォーズ
  3. ^ 前田悟志 − にゃんこマガジン
  4. ^ そんなに…スコ飼いたいですか? − にゃんこマガジン
  1. ^ 航海士にゃんこ カンパチ船長 まさと船長, 前田悟志 本 通販 Amazon”. Amazon.co.jp. 2016年12月31日閲覧。