メインメニューを開く

劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ

マクロスシリーズ > マクロスΔ > 劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ

劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』(げきじょうばんマクロスデルタ げきじょうのワルキューレ)は、サテライト制作による日本アニメーション映画2018年2月9日よりTOHOシネマズ系映画館ほかにて公開された[1]

劇場版マクロスΔ
激情のワルキューレ
監督 河森正治
脚本 根元歳三
河森正治
原作 河森正治
スタジオぬえ
出演者 内田雄馬
鈴木みのり
瀬戸麻沙美
小清水亜美
安野希世乃
東山奈央
西田望見
音楽 鈴木さえ子
TOMISIROフランス語版
窪田ミナ
制作会社 サテライト
製作会社 ビックウエスト
劇場版マクロスデルタ製作委員会
配給 ビックウエスト
公開 日本の旗 2018年2月9日
上映時間 120分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

キャッチコピーは「いつか この声が果てる その日まで[2]」。

目次

概要編集

2016年10月のテレビアニメ『マクロスΔ』放送終了から約1年半の期間を経て公開された、劇場版作品である。タイトルの「ワルキューレ」とは作中に登場する女性5人組の「戦術音楽ユニット」であり、その歌と声を担当する5人の声優・歌手が現実においても音楽活動を行っている。

2017年8月5日にワルキューレが野外音楽フェスティバル「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」に出演した当日に映画製作がサプライズ発表され[3]、同年10月9日の発表イベントで正式タイトルと公開日が発表された[4]

マクロスシリーズ」の前作『マクロスF』では最終話のテレビ放送直後に『劇場版 マクロスF』の製作が発表されたが、『マクロスΔ』の場合は放送終了後に映画化が検討されるもなかなか決まらずにいた[5]。ワルキューレのメンバーも2017年1月の2ndライブ(横浜アリーナ2DAYS[6])が最後の活動になるかもしれないという想いでいたが[7][8]河森正治監督はそのライブを観て感激し、打ち上げの挨拶で「ここまでがんばったワルキューレをここで終わらせてはいけない。許されるならデルタを続けたい」と述べ[9]、周りのスタッフともども「絶対に劇場版をやる」という方向に進んだという[5]

映画の内容はテレビ版のシナリオを再構築し、ストーリーの一部変更や新作シーン・再撮影を追加したものである[4](河森は再構成ならぬ「改・構成」と表現する[5])。これまでのシリーズと同様、テレビ版から劇場版になる際に変わる部分が多い[10]。劇場版のポイントとして、ワルキューレの新曲や戦闘シーンの補強が挙げられる[4]。ワルキューレの2ndライブで受けた印象から、「情熱やテンションの高さ」を劇場版のモチーフにしている[5]

2018年5月11日からは、TOHOシネマズの各劇場にて河森監督監修によるMX4D版が上映された[11]

ストーリー編集

21世紀、異星人ゼントラーディとの戦争を経て和平を結び「新統合政府」を樹立した地球人類は、種の存続を目的に、「フォールド」と呼ばれる超時空航行・通信技術を用いて宇宙移民を開始し、半世紀あまりのあいだにさまざまな異星の人類種と出会いながら、その版図を銀河系全域へと拡大しつつあった。しかしあるとき、突如自我を失い暴徒と化す病「ヴァールシンドローム」が人類種のあいだで蔓延しはじめる。星間複合企業体「ケイオス」はこれに対抗すべく、ヴァールを沈静化する「生体フォールド波」を発する歌声をもつ戦術音楽ユニット「ワルキューレ」と、それを護衛する可変戦闘機(バルキリー)部隊「Δ(デルタ)小隊」を結成した。

西暦2067年、銀河系辺境域の「ブリージンガル球状星団」にて、ワルキューレとΔ小隊は惑星イオニデスで発生したヴァールの鎮圧中、所属不明の可変戦闘機部隊(アンノウン)と遭遇する。戦いのなか、ワルキューレ以外の生体フォールド波を探知したΔ小隊の新人パイロット、ハヤテ・インメルマンは、同僚のミラージュ・ファリーナ・ジーナスの制止も聞かず、発信源の貨物船へと潜入する。ハヤテはそこで、自分の歌によってヴァールを沈静化する少女、フレイア・ヴィオンと出会う。

ワルキューレに入るために故郷を飛び出してきたフレイアはその素質を認められ、本拠地の惑星ラグナにて訓練に励むものの、本来の実力を発揮できずにいた。ハヤテは元気づけるためにフレイアをバルキリーに乗せて飛び、ワルキューレメンバーもフレイアのために歓迎会を開いて、ワルキューレ結成以来の苦労を語る。

そして、ワルキューレは惑星アル・シャハルにてフレイアのデビューライブを開催する。しかしその途中、例のアンノウンが襲来し、さらに謎の歌声が響くとともにヴァール化した新統合軍と駐留ゼントラーディ部隊が市街地で暴れはじめる。ワルキューレとΔ小隊の活躍でヴァールは沈静化するが、アンノウンはその正体がフレイアの故郷「ウィンダミア王国」の精鋭部隊「空中騎士団」であることを明かし、王国の実権を握る宰相ロイド・ブレームが新統合政府に対して宣戦を布告する。自分たちウィンダミア人こそがかつて銀河を支配し、人類種を創造した星間文明種族「プロトカルチャー」の正統なる後継者だと信じるロイドは、国王ハインツ・ネーリッヒ・ウィンダミアが歌う「風の歌」によってヴァールを操り、球状星団内の各惑星に眠るプロトカルチャー遺跡を復活させてフォールド波増幅発信フィールドを完成させようとしていた。

故郷が戦争をはじめたことで動揺を隠せずにいるフレイアを励ますため、ワルキューレらケイオスの面々は誕生日を祝うサプライズパーティーを開く。短命種族であるウィンダミア人にとって節目となる日をこのようなかたちで迎えられたことにフレイアは感涙し、さらにハヤテから故郷を思い起こさせる人工雪をプレゼントされ、大きく思いを深める。そのかたわらで、Δ小隊のエース、メッサー・イーレフェルトは、ワルキューレのリーダー、カナメ・バッカニアに、かつて自身がヴァール化しかけた際、その歌声によって救われていたことを明かし、小隊から去ることを告げる。メッサーは以前よりヴァール化とそこからの回復を繰り返しており、その肉体はすでに限界を迎えていた。

ウィンダミアの狙いを探るため、ケイオスはウイルスを仕込んだワルキューレの映像を銀河ネットワークに配信して通信障害を引き起こし、その隙にワルキューレとΔ小隊が前回の戦闘で強力な生体フォールド波が観測されたアル・シャハルの遺跡へと突入する。ワルキューレが歌で遺跡に干渉しようとしていることを察知したロイドがハインツに「風の歌」を歌わせると、両者の歌が激しく共鳴し、各惑星の遺跡上にプロトカルチャーの巨大システムが出現する。その共鳴の影響で、ハインツはウィンダミア人の老化現象である皮膚の結晶化が急激に進行し、フレイアの手にも結晶化が生じる。歌が止んだことでワルキューレとΔ小隊は空中騎士団の猛攻を受け、絶体絶命の危機におちいる。そこへメッサーが駆けつけ、カナメの歌声とともに、これまでの戦いで自身と互角に渡りあった空中騎士団のエース、キース・エアロ・ウィンダミアと激闘を交わす。その果てに勝利するものの肉体の限界を超えたメッサーは、カナメの腕に抱かれながら最期を迎える。ウィンダミア側のさらなる攻撃によりハヤテとミラージュは撃墜されて行方不明となり、ワルキューレは捕虜にされる。

ロイドはワルキューレのエース、美雲・ギンヌメールの正体が、新統合軍によって盗み出されたウィンダミアにおける伝説の存在「星の歌い手」の細胞から造られたクローンであることをワルキューレメンバーに告げ、さらにみずからが流したプロパガンダ映像を信じてワルキューレを非難する人々の姿を見せ、ウィンダミアへの協力を促す。これに対しフレイアたちは、自分たちの歌を必要とする者がいる限り歌いつづけると言い切る。

ケイオスはワルキューレを奪還すべく、ウィンダミア主力艦隊への奇襲作戦「オペレーション・ラグナロク」を始動する。一方、敵艦に潜入していたハヤテとミラージュも、それぞれ鹵獲(ろかく)されていたメッサーの機体と、待機中の機体に搭乗して出撃するが、ウィンダミア艦隊はラグナに出現した、異常なフォールド波を発する巨大神殿のもとへ向けてフォールドを行う。ロイドに操られ「星の歌い手」となった美雲の歌声によってプロトカルチャーシステムが起動し、全銀河の人類種の意識をひとつに統合させ、銀河そのものともいうべき巨大なネットワークを形成する。自我が薄れゆくなか、ハヤテを思うフレイアの歌声をきっかけに、ハヤテたちやワルキューレメンバーは意識を取り戻し、美雲も仲間たちの歌声に応じて呪縛を打ち破る。しかし、逆上するロイドの感情に呼応して、プロトカルチャーシステムが暴走をはじめる。フレイアたちは空へと飛び出して意識を奪われかけたハヤテたちに歌を届け、ワルキューレとΔ小隊の命をかけた姿に心を動かされたキースは、空中騎士団を率いてその援護に回る。ハヤテとミラージュは巨大神殿内部に突入し、美雲の救出と中枢部の破壊に成功する。そしてキースは腹心の友であったロイドを討ち、最期の瞬間に心を通わせながら、ともに爆炎のなかに姿を消す。ウィンダミアは新統合政府に和平交渉の申し出を行い、戦争終結への道筋が立てられる。

その後、ケイオスの面々は「クラゲ送り」と呼ばれるラグナの風習に従ってメッサーの魂を海へと還し、ワルキューレは夜明け空に浮かび上がってゆくクラゲの群れのもとで「命の歌」を捧げる。

登場人物編集

当記事では各人物の基本設定、およびテレビ版『マクロスΔ』との相違点について記す。

ハヤテ・インメルマン
- 内田雄馬
Δ小隊5番機のパイロット。劇場版では物語冒頭からΔ小隊に所属しており、フレイアとは貨物船で出会うことになっている。フレイアと共鳴することによる暴走や、父親に関するエピソードは省略されている。最終決戦ではVF-31J改ではなく、VF-31Fリル・ドラケン装備型に搭乗する。コクピットにてメッサーの写真を見つけ、メッサーの分まで飛び続けると覚悟を決める。「星の歌」に一時意識を奪われるも、フレイアの命懸けの歌に触れて復活、キースら空中騎士団の援護を受け、巨大神殿中枢部の破壊に成功する。
フレイア・ヴィオン
声 - 鈴木みのり
ワルキューレの新人メンバー。劇場版では貨物船でヴァールに襲われていたところでハヤテと出会う。テレビ版ではオーディションを受ける会場(惑星)を間違えるが、劇場版では故郷の村が旧暦だったためオーディションの日付を間違える。アル・シャハルの遺跡にて美雲、ハインツと共鳴した際に右手にウィンダミア人の老化現象である結晶化が生じる。最終決戦では「星の歌」で意識を失ったハヤテのために命懸けで歌い、その意識を取り戻す。戦後、右手の結晶化がやや回復するシーンがある。
ミラージュ・ファリーナ・ジーナス
声 - 瀬戸麻沙美
Δ小隊4番機のパイロット。劇場版では物語冒頭からハヤテとペアを組み「爆弾コンビ」と呼ばれている。テレビ版であったフレイアとの三角関係描写は控えめとなっているが、ハヤテを異性として意識しているようなシーンはある。愛機であるVF-31Cを途中で失うが、最終決戦では敵から奪い、パーソナルカラーの赤紫に変更したドラケンIIIに搭乗する。また、名門ジーナス家に生まれたことによるプレッシャーを乗り越え戦う覚悟を決め、巨大神殿から美雲を奪還することに成功する。
美雲・ギンヌメール
声 - 小清水亜美 / - JUNNA
ワルキューレのエースボーカル。その正体はウィンダミアのプロトカルチャー遺跡から採取された「星の歌い手」の細胞から生み出されたクローン。みずからの出生の秘密が明かされても「歌は兵器でも道具でもない」と言い切る精神的成長を見せる。特典のピクチャードラマでは年齢相応の嗜好が明らかにされる。
カナメ・バッカニア
声 - 安野希世乃
ワルキューレのリーダー。劇場版ではメッサーとの関係性をより丁寧に描写されている。また、美雲の歌を初めて聞いた際に負けを認めていたテレビ版とは違い、初めから美雲に対しても「負けたくない」という思いを抱いている。最終決戦ではハヤテとミラージュの闘いぶりにメッサーの飛ぶ姿を重ねる。
レイナ・プラウラー
声 - 東山奈央
ワルキューレの電子戦担当。劇場版ではカナメ、マキナとともにフレイアの新人歓迎会を開催する。最終決戦では美雲に対し仲間だと叫び、美雲の意識を取り戻す大きな一因となる。
マキナ・中島
声 - 西田望見
ワルキューレのメカニック担当。劇場版では「ひいおじいちゃん(曽祖父)がVF-0を整備した[注 1]」と語る。また、テレビ版とは終盤の怪我の経緯が異なり、手当てもウィンダミアから受けることになる。
アラド・メルダース
声 - 森川智之
Δ小隊隊長。劇場版では最終決戦にVF-31Sにアーマードパックを装備して参加、ときにはワルキューレの盾となる。戦争を終わらせてΔ小隊のメンバーを自由に飛ばせると誓い、最後まで戦う。
メッサー・イーレフェルト
声 - 内山昂輝
Δ小隊2番機のパイロット。キースとの1対1のドッグファイトでは、テレビ版で致命傷となった直撃弾をかわして勝負を優勢に終える。しかし、ヴァール化と回復を繰り返したことで内臓を損傷しており、空中戦のあとカナメの腕のなかで息絶える。その後、コクピットにΔ小隊とワルキューレ、新統合軍時代の仲間と撮影した写真を忍ばせていたことが判明する。
チャック・マスタング
声 - 川田紳司
Δ小隊3番機のパイロット。Δ小隊では唯一のラグナ人。劇場版では兄弟のうち妹のマリアンヌが登場しない。最終決戦ではアラドと同じくVF-31Eにアーマードパックを装備して参加し、家族と家族の住むラグナを守るために最後まで戦う。
アーネスト・ジョンソン
声 - 石塚運昇
マクロス・エリシオン艦長。最終決戦の際、操られたマクロス・グラシオンに対しクロスカウンターを叩き込む。
ロイド・ブレーム
声 - 石川界人
ウィンダミア王国の宰相。劇場版ではグラミア国王が亡くなっているため、ハインツの宰相として初めからウィンダミアの全権を握っている。ワルキューレを捕虜とした際、ウィンダミア側に引き入れようとする。最終決戦ではテレビ版と同じく全銀河の意識の統一により、ウィンダミアに永遠の平和をもたらそうとするが失敗、キースとともに爆炎のなかに消える。
キース・エアロ・ウィンダミア
声 - 木村良平
ウィンダミアの空中騎士団のエース。劇場版ではメッサーとの空中戦で右目を失う。ワルキューレを捕虜とした際、カナメに対しメッサーの闘いぶりを称えるシーンがある。最終決戦ではワルキューレの歌声とΔ小隊の姿をまえになすべきことをみずから悟り、ワルキューレの援護を空中騎士団に呼びかけ、ハヤテとミラージュを送り出したあと、ロイドを討ち、ともに爆炎のなかに消える。
ボーグ・コンファールト
声 - KENN
空中騎士団のパイロット。好戦的な性格。7年前の戦争で家族を失っており、地球人を激しく憎悪しているが、心の底ではワルキューレに少なからず魅了されており、最終決戦ではレイナとマキナをシグル=バレンスの攻撃から守り抜く。
ヘルマン・クロース
声 - 遠藤大智
空中騎士団の最年長パイロット。ウィンダミア人としては高齢で、結晶化が大きく進行している。
カシム・エーベルハルト
声 - 拝真之介
空中騎士団のパイロット。劇場版では32歳で、すでに息子は成人していると語る。テレビ版と違い、途中で死亡せず最後まで生き残る。
テオ・ユッシラ / ザオ・ユッシラ
声 - 峰岸佳
空中騎士団の双子のパイロット。息の合った操縦技術でΔ小隊を苦しめる。
ハインツ・ネーリッヒ・ウィンダミア
声 - 寺崎裕香 / 歌 - メロディー・チューバック
ウィンダミアの幼き国王。劇場版では1年前に先王が崩御し、即位したとされている。劇中では12歳で即位したと説明されるが、関連資料ではテレビ版と同じく9歳とされている[13][14]。アル・シャハルの遺跡にて美雲とフレイアと共鳴したことによって大きく結晶化が進み、前線から退く。最終決戦決着後はウィンダミアにいながらもキースとロイドの最期を感じ取り、ウィンダミアを治めていく覚悟を決める。フレイアと同じく、体の結晶化が回復するシーンがある。
ベス・マスカット
声 - 沢井美優
マクロス・エリシオンのブリッジオペレーター。
ミズキ・ユーリ
声 - 金魚わかな
マクロス・エリシオンのブリッジオペレーター。
ニナ・オブライエン
声 - 辻美優
マクロス・エリシオンのブリッジオペレーター。
クレア・パドル
声 - 日笠陽子
ワルキューレの元メンバー。ワルキューレの激しい任務に耐えきれず途中で脱退した過去が語られる。なお、同期のリディ・ル・グローンもテレビ版と同様に登場するが、こちらはクレジットに役名が表記されていない。

登場メカ編集

劇場版の変更点を中心に記す。

VF-31 ジークフリード
Δ小隊に配備されている最新鋭可変戦闘機
VF-31F ジークフリード リル・ドラケン装備型
メッサーのVF-31Fを鹵獲したウィンダミア軍が、性能評価のためドラケンIIIの無人小型支援機「リル・ドラケン」2機をブースターとして取り付けた仕様。いずれの機体も銀河標準規格で作られているため、ハード・ソフト両面とも問題なくマッチングする。両翼部のリル・ドラケンを回転させ推力方向を変えることで、立体的な空戦機動が可能になる。ウィンダミア艦で整備中のところを、艦内に忍び込んだハヤテが奪い、最終決戦の乗機とする。
VF-31S アーマードジークフリード
攻撃力・防御力を増加させるオプションパックを装着した仕様。機体各部の装甲、大型ミサイルコンテナ、両腕のガトリング砲、背部の2連レーザー砲などを装備しつつも、VF-25S アーマードメサイアと同じく、全装備状態でも3段変形が可能である。最終決戦ではΔ小隊のアラド隊長機(31S)やチャック機(31E)だけでなく、量産型のVF-31Aカイロス部隊にもアーマード装備が投入されている。
Sv-262 ドラケンIII
ウィンダミア軍の主力可変戦闘機。
Sv-262Ba ドラケンIII ミラージュ機
ハヤテに同行していたミラージュがウィンダミア艦から奪った機体。もともと機体色を欺瞞する光学ステルス性能を持っているが、ミラージュが識別コードを入力したことで、彼女のパーソナルカラーである赤紫色に変化する。
マクロス・エリシオン
ケイオス・ラグナ支部の母艦。劇場版では最終決戦に参加するため、ケイオス所属の同型艦2隻が登場する。
マクロス・グラシオン
船体色はグリーン系。乗員がマインドコントロールされ、僚艦エリシオンを攻撃する。
マクロス・メガシオン
船体色はブラウン系。ウィンダミアの旗艦シグル=バレンスからビーム攻撃を受けて轟沈する。

スタッフ編集

  • 原作 - 河森正治スタジオぬえ
  • 監督・絵コンテ・バルキリーデザイン - 河森正治
  • 脚本 - 根元歳三、河森正治
  • キャラクター原案 - 実田千聖CAPCOM
  • キャラクターデザイン - まじろ、進藤優
  • 作画監督 - 伊藤郁子、大橋幸子、長田好弘、皆川一徳、伊藤亜矢子、吉川美貴
  • 演出 - ヤマトナオミチ
  • 世界観デザイン - ロマン・トマ
  • メカニックデザイン - ブリュネ・スタニスラス
  • 美術設定 - ニエム・ヴィンセント
  • デザインワークス - 大橋幸子、吉川美貴
  • 色彩設定 - 林可奈子
  • 美術監修 - 松本浩樹(アトリエPlatz)
  • 美術監督 - 渡辺幸浩(アトリエPlatz)
  • 撮影監督 - 岩崎敦(T2studio)
  • CGディレクター - 森野浩典
  • CGライブディレクター - 辻成一(ジェットスタジオ)
  • 編集 - 坪根健太郎(REAL-T)、松本秀治
  • 音響監督 - 三間雅文
  • 音響効果 - 倉橋静男
  • 音楽 - 鈴木さえ子TOMISIROフランス語版窪田ミナ
  • 音楽制作 - フライングドッグ
  • 音響制作- テクノサウンド
  • アニメーション制作 - サテライト
  • 製作 - ビックウエスト 劇場版マクロスデルタ製作委員会

関連商品編集

CD編集

発売日 タイトル 規格品番
2018年2月14日 ワルキューレは裏切らない VTCL-35269

映像ソフト編集

劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ
2018年8月28日、バンダイナムコアーツよりDVD版(BCBA-4911)、BD版(BCXA-1376)が発売された。収録時間150分(本編120分+特典映像30分)。
特装限定版には2018年9月23日公演のライブイベント「ワルキューレ『扇情のプレミアムライブイベント』 at 豊洲PIT」のチケット優先先行抽選申込券が封入された。

脚注編集

[ヘルプ]

注釈編集

  1. ^ 映画パンフレットのプロフィールには『マクロス ゼロ』に登場する中島雷造が曽祖父であると記してある[12]

出典編集

  1. ^ 劇場情報”. マクロスポータルサイト. 2018年2月6日閲覧。
  2. ^ “「劇場版マクロスΔ」キービジュアルにワルキューレが集結 前売券は12月16日発売”. アニメ!アニメ!. (2017年12月3日). https://animeanime.jp/article/2017/12/03/36158.html 2018年2月6日閲覧。 
  3. ^ “「マクロスΔ」劇場版製作が決定!”. アニメ!アニメ!. (2017年8月6日). https://animeanime.jp/article/2017/08/06/34885.html 2018年2月6日閲覧。 
  4. ^ a b c “『劇場版マクロスΔ』発表イベント、河森総監督が気になる映画の内容についてコメント! ワルキューレのライブの模様も公式レポートで大紹介”. アニメ!アニメ!. (2017年10月10日). https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1507599740&image_share=1 2018年2月6日閲覧。 
  5. ^ a b c d 「河森正治インタビュー」『ダ・ヴィンチ2018年3月号』、KADOKAWA、2018年2月、65頁。
  6. ^ “ワルキューレ、超時空ヴィーナスの集大成を見せた横浜アリーナ2DAYS”. BARKS (JAPAN MUSIC NETWORK). (2017年1月31日). https://www.barks.jp/news/?id=1000137699 2018年2月7日閲覧。 
  7. ^ “声優・鈴木みのりのルーツ――アニメ好き、声優を目指したキッカケとは/インタビュー前編”. アニメイトタイムズ (アニメイトLAB). (2018年1月25日). https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1516775318 2018年2月6日閲覧。 
  8. ^ “「劇場版でもヤックデカルチャー!」内田雄馬さん、東山奈央さんらが登壇した『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』の舞台挨拶をレポート”. アニメイトタイムズ (アニメイトLAB). (2018年2月11日). https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1518294734 2018年2月13日閲覧。 
  9. ^ “【インタビュー】ワルキューレ3rdライブは、いかにして作られたか? 福田正夫プロデューサーに聞く!”. アキバ総研. (2018年10月26日). https://akiba-souken.com/article/36749/ 2018年11月3日閲覧。 
  10. ^ “ワルキューレ&河森正治総監督、ラゾーナ川崎に降臨! 「瞬間完全燃焼!『劇場版マクロスΔ』発表イベント!」レポート”. アキバ総研 (価格.com). (2017年10月13日). https://akiba-souken.com/article/31779/ 2018年2月6日閲覧。 
  11. ^ 『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』MX4D上映記念! マキナの香りは河森監督監修済み!? MX4D専門家にインタビュー”. アニメイトタイムズ (2018年5月14日). 2018年6月23日閲覧。
  12. ^ 「劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ」パンフレット、バンダイビジュアル、2018年、13頁。
  13. ^ 『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』パンフレット、バンダイビジュアル、2018年、24頁。
  14. ^ BD/DVD『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ 特装限定版』ブックレット、バンダイナムコ アーツ、2018年、13頁。

外部リンク編集