北九州市立本城陸上競技場
北九州市立本城陸上競技場(きたきゅうしゅうしりつほんじょうりくじょうきょうぎじょう)は、福岡県北九州市八幡西区御開四丁目の北九州市本城公園内にある陸上競技場。球技場としても使用される。施設は北九州市が所有し、スポーツパークパートナーズ本城共同事業体(日本体育施設株式会社、株式会社安川ビルサービス)が指定管理者として運営管理を行っている。
北九州市立本城陸上競技場 黒崎播磨陸上競技場 in HONJO | |
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施設情報 | |
所在地 | 福岡県北九州市八幡西区御開四丁目16-1 |
位置 | 北緯33度53分25.42秒 東経130度43分54.64秒 / 北緯33.8903944度 東経130.7318444度 |
開場 | 1989年4月1日 |
所有者 | 北九州市 |
運用者 | スポーツパークパートナーズ本城 |
グラウンド | 天然芝 ティフトン419+W.O.S. |
照明 | あり[1] |
使用チーム、大会 | |
第45回国民体育大会(1990年) 九州実業団対抗毎日駅伝大会(2016年~) | |
収容人員 | |
10,000人[1] | |
アクセス | |
#アクセスを参照。 |
なお、2023年8月1日から、ネーミングライツ(施設命名権)により、黒崎播磨陸上競技場 in HONJO(くろさきはりまりくじょうきょうぎじょう イン ほんじょう)という愛称が使用されている[2]。
概要
編集日本陸上競技連盟第2種公認の陸上競技場で1989年4月1日に開場。1990年に開催された第45回国民体育大会(とびうめ国体)でラグビー会場として使用された。
観客席は楕円形のフィールドを取り囲むようにRC造3階建のメインスタンド[1] と築堤状のスタンドが設けられている。完成当初はメインスタンドのみが屋根のない椅子席で残りはサイドスタンド・バックスタンドとも芝生席だった[3]。
2008年から改修工事に着手。400mトラックが9レーンに拡張されるとともに、それまでのアスファルト+トップコートからポリウレタン系全天候型舗装になった[4]。また、2009年からバックスタンドおよび両ゴール裏の座席をベンチシートに変更し、メインスタンド中央部の座席を背もたれつき椅子席にした上で同部分に屋根を設置する工事を行った。改修工事は2010年初頭に完了。収容人員は10,000人となった[1]。
2014年および2015年に天然芝フィールドがJリーグベストピッチ賞を受賞した[5]。
開催された主なイベント・大会
編集陸上競技
編集- 北九州陸上カーニバル
- 日本陸上競技選手権リレー競技大会(2018年、2019年)
- 九州実業団対抗毎日駅伝大会(発着点、2016年〜2023年)
サッカー
編集- 日本フットボールリーグ公式戦(ニューウェーブ北九州)(2008年、2009年)
- Jリーグ(ディビジョン2→J2リーグ)公式戦(ギラヴァンツ北九州(2010年~2016年)、アビスパ福岡(2002年及び2004年))
- 天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会(~2016年)
- 第32回全国地域サッカーリーグ決勝大会 1次ラウンド グループA(2008年)
その他
編集- 第45回国民体育大会ラグビー競技(1990年)
- ワールドラグビー女子セブンズシリーズ(2017年)
アクセス
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d “本城陸上競技場”. 北九州市本城公園. スポーツパークパートナーズ本城. 2016年5月20日閲覧。
- ^ 『8月1日から、本城陸上競技場で愛称の使用を開始します 『黒崎播磨陸上競技場 in HONJO』』(pdf)(プレスリリース)北九州市、2023年7月28日 。2023年11月6日閲覧。
- ^ “北九州市立 本城陸上競技場 第1種公認(長谷川体育施設)”. 2014年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年12月1日閲覧。の写真で改修前のスタンドの状況がわかる。
- ^ “長谷体通信 vol.90 北九州市本城陸上競技場をレヂンエースSTで全面改修”. 長谷川体育施設 (2008年12月4日). 2016年5月22日閲覧。
- ^ 『『北九州市立本城陸上競技場』が2015Jリーグベストピッチ賞を受賞のお知らせ』(プレスリリース)ギラヴァンツ北九州、2015年12月8日 。2017年10月24日閲覧。
- ^ a b c “アクセス”. 公式サイト. 2016年5月20日閲覧。
- ^ a b “第2駐車場満車のお知らせ”. ギラヴァンツ北九州 (2014年9月6日). 2017年10月24日閲覧。