北四国(きたしこく)とは、四国4県のうち香川県愛媛県をあわせた地域を指す名称。

北四国
2県の合計
日本の旗 日本
面積 7,553[[km2]]
推計人口 2,316,820
(2018年4月1日)
人口密度 306.7人/km2
(2018年4月1日)

概要編集

北四国に対し、徳島県高知県南四国と呼ぶ。但し地理的には、徳島県と愛媛県は緯度的には重なっており、むしろ徳島県がやや北に位置している。おおむね瀬戸内海に面した北四国に対し、南四国は太平洋に面している割合が高い。北四国の2県は瀬戸内工業地域の一部であり、太平洋ベルトの一部でもある。

1975年(昭和50年)までは、夏の高校野球の予選として北四国大会が行われるなど、一般にもなじんだ呼び名だったが、現在では各県ごとの予選(夏の場合)となっている。また、四国各地を結ぶ「四国横断自動車道」の開通など交通の便が改善されたこともあり、現在では「北四国」の名称ばかりか、四国を南北2つにブロック分けすることも少なくなっている。むしろ近年は、徳島県と香川県で「東四国」と呼ばれることの方が多くなっている。

なお、北四国と南四国の境界は四国山地と誤解されることがあるが、四国山地は高知県と愛媛県・徳島県とを隔てている。また、徳島県と香川県は比較的標高の低い讃岐山脈で隔てられている。

因みに気象庁における予報用語では香川県・愛媛県東予中予地方に徳島県北部を加えた地域を「四国の瀬戸内海側」と定義していて、概ね北四国のエリアと一致する。

北四国における交通路はJR予讃線JR高徳線高松自動車道松山自動車道国道11号などがある。

中国地方との結びつき編集

この地域は、瀬戸内海を挟んだ中国地方との経済や人的な結びつきが強く、特に香川県は岡山県と、愛媛県は広島県とのかかわりが伝統的に深い(但し、愛媛県の南予地域は豊後水道を挟んだ大分県との結びつきも強い)。

たとえば方言が似ていたり、対岸の放送が受信できる(岡山県と香川県は同一の放送対象地域となっている)など、文化面でも結びつきがみられる。また、本州四国連絡橋の開通によって交通の利便性が向上した。一方で四国内の交通も、高速道路の延伸や鉄道の高速化などがされている。

名称として編集

在地(特に香川県)の団体を中心に、企業や任意団体の名前として「北四国」が用いられる例がある。