北海道札幌啓成高等学校

日本の北海道の高等学校

目次

概要編集

北海道内の理数科設置校の中心として事務局校の機能を担い、北海道大学との連携による体験研修や、理数科2年次において自主的に設定したテーマによる「課題研究」を実施するなど、先駆的な取り組みを積極的に行っている。2002年には、宇宙開発事業団(のち宇宙航空研究開発機構に統合)のSTS-107教育プログラム(タンパク質結晶実験)において、全国149校の中から上位6校の宇宙実験チームに選ばれた。

これまで文部科学省所管の独立行政法人科学技術振興機構のサイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)に採択され、北海道教育委員会の学力向上推進事業(高等学校学力アッププロジェクト)において全道で2校のScienceプロジェクト推進校に指定されてきたが、2010年度からは文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されている(2015年度より再指定、2017年度より科学技術人材育成重点枠にも指定される)。課外活動では、2017年度に女子テニス部、体操部、陸上競技部、空手道部、囲碁将棋部、新聞局、放送局が全国大会出場を果たし、特に新聞局は直近7年間で全国高校新聞コンクールにて優秀賞=ベスト16相当連続3回、奨励賞=ベスト32相当3回の実績がある。体操部、ハンドボール部、科学部、美術部、吹奏楽局なども活躍を見せている。

沿革編集


校地・校舎編集

北海道開拓の村北海道博物館、北海道百年記念塔を含む野幌森林公園に隣接している。校地面積は7万m²超で、一般的な都市部の公立高校の約1.5倍の広さがある。2003年に竣工した新校舎はバリアフリー設計で、3階建てでありながらエレベーターを設置し、吹き抜けの玄関ホールを外靴のまま通過して校舎内に入る「一足式」を採用している。理数科設置校にふさわしく、窓側以外の3壁面に大型黒板(一部は上下スライド式)を設置している数理教室の他、理科は物理・化学・生物・地学の4特別教室を備え、薬品庫や飼育室を含めた高度な実験設備・機器等が整備されている。センターコート(中庭)には噴水があり、生徒にとっての憩いの場となっている。また、すべての普通教室にLAN接続のPCが設置されている。

交通編集

進学実績編集

北海道札幌南高等学校から分かれる形で10間口の普通科高校として開校した経緯から、1期生より国公立大学への合格者を輩出した。1980年頃には北海道大学に30名程度、国公立大学合格者数も100名前後に達し、中堅校としての地位を築いたかに見えたが、1982年の学区改変と1984年北海道大麻高等学校開校による江別市からの就学制限(5%枠)、1985年からの制服化や校風の変化による人気低下などにより、1990年代後半には国公立大学合格者数が20名台にまで低迷した。

しかしながら、2000年の学区改変による学区内での位置づけの変化、2003年の新校舎完成による人気上昇により、入学者の学力層が年々向上、さらに普通科3類型化(従来の「文型」「理型」に加えて国公立大学文系学部を意識した「文理型」を設置=それが現在の「文型」に)と理数科教育の充実により入学後のさらなる学力向上が図られ(2010年からSSH、2015年からSSH再指定で普通科も探究活動本格化)、国公立大学合格者数は2002年の17(現役14)名で底打ちとなり、2003年は43(現役28)名、2007年は63(現役55)名、2011年は92(現役79)名と飛躍的に伸び、2017年は112(現役94)名で、現役合格は過去最高を更新している。

部活編集

著名な出身者編集

関連項目編集

外部リンク編集