北鎮市(ほくちん-し)は中華人民共和国遼寧省錦州市に位置する県級市

中華人民共和国 遼寧省 北鎮市
北鎮廟
北鎮廟
北鎮廟
旧称:広寧県・北寧市
錦州市中の北鎮市の位置
錦州市中の北鎮市の位置
錦州市中の北鎮市の位置
簡体字 北镇
繁体字 北鎮
拼音 Bĕizhèn
カタカナ転写 ペイチェン
国家 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
遼寧
地級市 錦州市
行政級別 県級市
面積
総面積 1,782 km²
人口
総人口(2004) 53 万人
経済
電話番号 0416
郵便番号 121300
行政区画代碼 210782
公式ウェブサイト http://www.bzs.gov.cn/

地理 編集

北鎮市は錦州市東部、医巫閭山の東麓の東経21°33′から122°12′、北緯の41°19′から41°48′にかけれ位置する。南北53.9km、東西約53.1km。

民族 編集

満族、漢族、回族など9民族が在住し、満族は32.7万人で全市総人口の62.4%を占める。

歴史 編集

遼代に設置された山東県を前身とする。1189年大定29年)に金朝により広寧県と改称された。元代になると廃止されたが、明朝が成立すると広寧衛が設置され、1664年康熙3年)、清朝により広寧県(ambula niktongga hiyan)と改編された。中華民国が成立すると1914年民国3年)に広東省 (中華民国)に同名の広寧県が存在したことより北鎮県と改称された。

1989年北鎮満族自治県1995年北寧市とされた。2004年1月7日に市名改称が提案され、2006年3月17日に北鎮市と改称された。

行政区画 編集

5街道弁事処、11、3を管轄する。

  • 街道弁事所:北鎮街道、富屯街道、広寧街道、溝幇子街道、沙子河街道
  • 鎮:大市鎮、羅羅堡鎮、常興店鎮、正安鎮、閭陽鎮、中安鎮、廖屯鎮、趙屯鎮、青堆子鎮、高山子鎮、呉家鎮
  • 郷:鮑家郷、大屯郷、柳家郷

高山子鎮趙家村は、張学良の生母で張作霖夫人趙春桂の実家があり、旧称は趙家廟村である。

交通 編集

外部リンク 編集

中国地名の変遷
建置 遼代
使用状況 北鎮市
北宋/山東県
南宋/広寧県
廃止
広寧衛
広寧県
中華民国広寧県
北鎮県(1914年)
満洲国北鎮県
現代北鎮県
北鎮満族自治県(1989年)
北寧市(1995年)
北鎮市(2006年)