北関東・南東北豪雨

北関東・南東北豪雨(きたかんとう・みなみかんとうごうう)は、1998年8月27日に、栃木県福島県との県境付近などで発生した豪雨[1][2]

この年の8月末は全国的な悪天候が続いいていたが、8月27日には、福島県・栃木県・静岡県では、台風4号などの影響もあって記録的な大雨となり、特に栃木県では余笹川やその支流が氾濫を起こし死傷者を出すなど、北部を中心に被害が集中した。8月26日から31日にかけての期間総雨量が那須町で1254mmとなるなど、場所によっては年間降水量の3分の2に匹敵する雨量を観測した。一連の豪雨災害について、栃木県では「那須豪雨」あるいは「那須水害」などと呼ぶことがある[3][4][5]。さらに関東地方を中心に、1時間降水量が100mm近くとなる短時間強雨が観測され、浸水などの被害が多発した。栃木県那須町では、27日の降雨量が607mmを記録した。

主な被害編集

  • 死者・行方不明者24人
  • 負傷者55人
  • 全半壊157棟
  • 浸水家屋14,997棟

脚注編集

  1. ^ 北関東・南東北豪雨(1998年8月27日) | 災害カレンダー” (日本語). Yahoo!天気・災害. 2021年3月6日閲覧。
  2. ^ 地盤工学会北関東・南東北豪雨災害緊急調査団 (1999-05). “1998年8月北関東・南東北豪雨災害調査報告--土砂災害の実態調査”. 土と基礎 : 地盤工学会誌 / 地盤工学会「土と基礎」編集委員会 編 5: 59-63. https://iss.ndl.go.jp/books/R000000004-I4709338-00. 
  3. ^ 洪水アーカイブ”. npo-tmic.org. 2021年3月6日閲覧。
  4. ^ 災害の事例|那須塩原市”. www.city.nasushiobara.lg.jp. 2021年3月6日閲覧。
  5. ^ 「那須水害」から20年 「あの日思い、歩む」追悼式に250人 那須塩原|県内主要,社会,地域の話題|下野新聞「SOON」ニュース|下野新聞 SOON(スーン)” (日本語). 下野新聞 SOON. 2021年3月6日閲覧。