医療センター駅

兵庫県神戸市中央区にある神戸新交通の駅

医療センター駅(いりょうセンターえき)は、兵庫県神戸市中央区港島南町一丁目(ポーアイ2期地区)に位置する神戸新交通ポートアイランド線(ポートライナー)のである[1]駅番号P07

医療センター駅*
西出入口
いりょうセンター
Iryo Center
(市民病院前 Shimin Byoin Mae)
P06 市民広場 (0.8 km)
(0.8 km) 計算科学センター P08
地図
所在地 神戸市中央区港島南町一丁目[1]
北緯34度39分30.99秒 東経135度12分58.92秒 / 北緯34.6586083度 東経135.2163667度 / 34.6586083; 135.2163667 (医療センター駅*)座標: 北緯34度39分30.99秒 東経135度12分58.92秒 / 北緯34.6586083度 東経135.2163667度 / 34.6586083; 135.2163667 (医療センター駅*)
駅番号  P07 
所属事業者 神戸新交通
所属路線 ポートアイランド線(ポートライナー)
キロ程 4.6 km(三宮起点)
駅構造 高架駅[1]
ホーム 島式1面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
7,503人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 2006年平成18年)2月2日[1]
* 2011年に先端医療センター前駅から改称[1]
テンプレートを表示

医療センター駅
配線図

市民広場駅

2 1


uSTRg uSTRf
uPSTR(L) uPSTR(R)
uPSTR(L) uPSTR(R)
uSTRg uSTRf

計算科学センター駅

神戸市立医療センター中央市民病院の最寄り駅であることから「市民病院前」の副駅名が設定されている[2]

歴史

編集
  • 2006年平成18年)2月2日:ポートアイランド線の延伸事業に伴い、先端医療センター前駅(せんたんいりょうセンターまええき)として開業する[1](建設時の仮称は「ポートアイランド2期北駅」であった[3])。
  • 2011年(平成23年)7月1日:駅名を医療センター駅に改称する[1][4]。同時に「市民病院前」の副駅名が付けられる[2]

駅構造

編集

島式ホーム1面2線を持つ高架駅である[1]分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。一部時間帯で駅員が配置されている[1]

駅舎は、2階がコンコース、3階がプラットホーム[1]。駅西側に先端医療センターがあり、駅構内から病院内への視線を遮断するため、西側は格子状の構造になっている。改札内にはエレベーターエスカレーター、多目的トイレAEDコインロッカーなどがある。改札前では、エキナカ事業として期間限定でワゴン販売が行われている。周辺の先端医療センター等の施設とはペデストリアンデッキによって結ばれており、駅北側にはムービングウォークが設置されている[1]

当駅の駅スタンプは、三宮駅のインフォメーション(定期券売り場)に保管されている。なお、駅名改称とともにスタンプも新しくなった。

のりば

編集
番線 路線 行先
1 ポートライナー 神戸空港方面
2 三宮北埠頭方面(市民広場駅のりかえ)

ダイヤ

編集

日中時間帯は1時間あたり平日は9本、土休日は6本発車する。朝ラッシュ時は約2 - 5分間隔で発車する。

利用状況

編集

2019年度の1日あたりの平均乗車人員は7,503人で、神戸新交通の駅では第5位、ポートアイランド線では第3位。

開業以降の年度別1日平均乗車人員の推移は下記の通りである[5]

年度 1日平均
乗車人員
2005年(平成17年) 1,845
2006年(平成18年) 1,712
2007年(平成19年) 2,090
2008年(平成20年) 2,593
2009年(平成21年) 3,170
2010年(平成22年) 3,510
2011年(平成23年) 5,342
2012年(平成24年) 6,014
2013年(平成25年) 6,296
2014年(平成26年) 6,688
2015年(平成27年) 6,822
2016年(平成28年) 7,055
2017年(平成29年) 7,468
2018年(平成30年) 7,548
2019年(令和元年) 7,503

駅周辺

編集

当駅周辺は隣の計算化学センター駅周辺とともに神戸医療産業都市に指定されており、数多くの医療関連施設が進出している。

  • 神戸インキュベーションオフィス (KIO)
  • 港湾職業能力開発短期大学校神戸校
  • ムービングウォーク[1]
    当駅と中央市民病院間までの4基が稼働している。
    当初は、当地と市民広場駅までの約800mに10本設置されていた。1997年(平成9年)に24億円をかけて設置され、その総延長は世界最長であった。当駅開業にともない利用者が減ったことにより2008年(平成20年)より土日・祝日のみの運行となり、2010年(平成22年)4月に停止。2011年(平成23年)7月には現在稼働している4基以外は撤去され、歩道が整備されている。
  • 中央緑地
  • エスペランサ神戸フットサルパーク
  • 神戸大学 統合研究拠点
  • 兵庫県立大学 情報科学キャンパス
  • 甲南大学 フロンティアサイエンス学部

バス路線

編集
医療センター駅前バス停(駅南側)
中央市民病院バス停(駅北側)
  • 神姫バス
    • 三宮(そごう前)行き
    • イケア神戸経由/KIO行き/MOL行き
    • ふれあいセンター経由/ハーバーランド経由/神戸駅南口行き
港島南町3丁目バス停(駅西側)
  • 神姫バス
    • 神戸駅南口行き
    • 中央市民病院方面行き

隣の駅

編集
神戸新交通
ポートアイランド線(ポートライナー)
市民広場駅 (P06) - 医療センター駅 (P07) - 計算科学センター駅 (P08)

脚注

編集
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 『兵庫の鉄道全駅 私鉄・公営鉄道』神戸新聞総合出版センター、2012年12月10日、244頁。ISBN 9784343006745 
  2. ^ a b 7月1日(金)より駅名が変わります』(PDF)(プレスリリース)神戸新交通株式会社、2011年5月18日。オリジナルの2011年6月13日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20110613085419/http://www.knt-liner.co.jp/contents/PDF/110518.pdf2011年7月1日閲覧 
  3. ^ ポートアイランド線延伸線の開業及び運賃等の申請・届出について”. 神戸新交通 (2005年10月). 2006年1月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2006年1月12日閲覧。
  4. ^ “神戸・ポートライナー、きょうから駅名が変更”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 27(大阪地方版/兵庫). (2011年7月1日) 
  5. ^ 神戸市統計書 - 神戸市

関連項目

編集

外部リンク

編集