医療漫画(いりょうまんが)は、日本における漫画作品のジャンルの1つ。医師看護師をはじめとした医療従事者を主人公としていたり、病院診療所などの医療現場を舞台とするなど、主に医療をテーマにした漫画作品を指す[1][2]。 最近では病気をめぐる主観的で複雑な個々の経験を表現したコミックがふえており、それを「グラフィック・メディスン」と呼んでいる。日本でも2018年に一般社団法人日本グラフィック・メディスン協会が設立されている。[3] 疾患を扱った作品がここに該当するとおもわれる。正常、もしくは病気の状態での体の細胞、細菌を擬人化して解説した分野も登場した。

概要編集

手塚治虫の『きりひと讃歌』や『ブラック・ジャック』に始まり、以来安定した人気を誇るジャンルとなっている。テーマとしては主人公が難病の治療に立ち向かうヒーロードラマ的なもの、医療界や病院経営の歪みや問題点などを描く社会的なもの、または一般的な現場の医療関係者を描く日常的なもの、さらにこれらの複数分野にまたがるものなど多岐にわたっている。医師が主人公の場合は外科医であることが多い。その他、人を対象とした医療だけでなく、獣医師動物病院にスポットを当てた漫画作品においても、「医療漫画」と謳っているものがある[1]。2000年ごろより医療(体験)漫画という主人公が疾患を体験し、診断され、治療を選択し受け、その後までの過程を体験をもとにえがき、専門の医師に監修を依頼した新しい分野の医療体験漫画が急速に増えつつある。このような作品の場合、病院外(家庭、社会)が舞台になることもある。

作品編集

1970年代編集

1980年代編集

1990年代編集

2000年代編集

2010年代編集

2020年代編集

疾患を扱った作品編集

細菌、細胞を擬人化した作品編集

脚注編集

  1. ^ a b 京都マンガミュージアム「医療マンガの解剖学」
  2. ^ 『読売新聞』(2007年12月29日)[要ページ番号]
  3. ^ 『朝日新聞』2019年11月26日、夕刊p3 「闘病を主観的に」新潮流(いまどきマンガ塾).