千波 丈太郎(せんば じょうたろう、1937年3月25日[1][2] - )は、日本俳優。本名:小野 貞夫

せんば じょうたろう
千波 丈太郎
本名 小野 貞夫
別名義 鹿島 貞夫
生年月日 (1937-03-25) 1937年3月25日(85歳)
出生地 日本の旗 日本 大阪府[1]
職業 俳優
活動期間 1960年 -
主な作品
映画
『ぐれん隊純情派』
悪名無敵
テレビドラマ
大忠臣蔵
仮面ライダーV3
峠の群像
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大阪府出身[1][2]清風高等学校拓殖大学[2] 政経学部経済学科卒業。日活[2]大映を経て[2]、田中プロモーションに所属していた[2]

身長170cm。

来歴・人物編集

大学を卒業した後、オーディションを経て1959年に第7期ニューフェースとして新東宝に入社し[1]1960年に映画『大虐殺』でデビュー。同年、日活に移籍して“鹿島貞夫”名義で数本の映画に出演した後、1962年大映と専属契約を結ぶ。悪役俳優として頭角を現し、粗暴なヤクザからニヒルな殺し屋までの数々を演じたことから、大映作品に欠かせない顔となる。

大映倒産後の1970年代からはテレビに活路を見出し、東映を中心に各社のアクションドラマにも多数出演。演じたキャラクターでは『仮面ライダーV3』の敵幹部・ドクトルGが特に知られるが、この役は子供番組への出演経験がなかったことから、依頼を受けたという[3]。「仮面ラ〜イダV3」という独自の言い回しは、より印象に残る演技をするため、歌舞伎の見得切りを参考に考え出したものだという[注 1]。そのほか、ドクトルGの容姿についても初期稿にあった眼鏡や細長いの形が千波の意向で改められており[3]、彼の役作りが深く反映されたキャラクターになった。その甲斐あってか、当時の悪役としては珍しく単独のサイン会も開かれるほどの人気を博したという。サソリをモチーフにしたドクトルGが蟹の怪人であるカニレーザーに変身することは千波も疑問に感じた[4]

演劇プロデュース集団の千波プロ企画を主宰し、自らも舞台に立つ一方で後進の育成に尽力しており、仮面ライダーシリーズへのオマージュ的な芝居からいじめ問題をテーマにした作品まで、さまざまな創作演劇の上演に取り組んでいる(仮面ライダー2号 / 一文字隼人を演じた佐々木剛も、千波プロ上演作品の常連である)。

俳優になる以前は武道家を志していた[1] ため、柔道三段[2]、剣道三段[2]、合気道四段、空手二段という猛者でもある。

出演編集

映画編集

 など

テレビドラマ編集

 など

オリジナルビデオ編集

  • OL博徒 緋牡丹のお龍2(1994年、SHSプロジェクト)
  • 世紀末博狼伝サガ 麻雀裏地獄(1998年、ケイエスエス
  • 真・雀鬼8 確立五万分の一の死闘(2001年、竹書房
  • M:M-7 ミッション・ミス・セブン(2002年、徳間ジャパン)※特別出演

 など

舞台編集

  • 千波プロ企画・プロデュース公演 銀座ロマンPARII「柳青める日」(2005年3月) - 原案
  • 劇集団鴉組第13公演「侠客」二幕(2006年5月) - 森山徳次郎 役
  • 博品館劇場公演「銀座ACBへようこそ」(2009年3月)
  • 終戦65周年 平和祈念特別公演「永遠の一秒」(2010年9月)

その他編集

ディスコグラフィー編集

  • やくざ街0番地(ミノルフォンレコード) ※デビュー曲
  • 孤独と星のブルース(ミノルフォンレコード)
  • 男涙のブルース(大映レコード)
  • 悪が素敵に笑ってる(大映レコード)
  • 番傘子守唄(ビクターマリオン
  • 愛の追跡(エンドレスレコード)
  • 懺悔(キングレコード
  • とまり木の唄(キングレコード) ※芸能生活30周年記念曲

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ ドクトルGの台詞で「ライダー」と言う場面は、すべて「ラ〜イダ」に置き換えられており、「少年ライダー隊」の部分まで「少年ラ〜イダ隊」となっているほど徹底している。

出典編集

  1. ^ a b c d e 岩佐陽一 編、取材・構成 - 井上雄史「RESPECT 千波丈太郎」 『仮面ライダーV3大全』双葉社、2001年、76 - 79頁。ISBN 4-575-29235-4 
  2. ^ a b c d e f g h 日本タレント名鑑'82』VIPタイムズ社、1981年、111頁。全国書誌番号:83045303 
  3. ^ a b 仮面ライダー怪人大全集 1986, p. 217, 「仮面ライダーSTAFF CAST SPONSORインタビュー CAST編」
  4. ^ 仮面ライダーV3大全 2001, pp. 76-79, 「RESPECT 千波丈太郎 デストロン日本支部初代大幹部・ドクトルG役/俳優 JHOTARO SENBA INTERVIEW」」

参考文献編集

関連項目編集

外部リンク編集