南京富士通南大軟件技術

南京富士通南大軟件技術有限公司: Nanjing Fujitsu Nanda Software Technology Co., Ltd.)は、中国江蘇省南京市に本社を置く企業。ソフトウェア開発をはじめ、ITシステムインフラの設計、構築、導入、サポートを行っている。略称はFNSTである。

南京富士通南大軟件技術有限公司
Nanjing Fujitsu Nanda Software Technology Co., Ltd.
種類 合資会社
略称 FNST
本社所在地 中華人民共和国の旗 中国
210029
江蘇省南京市雨花台区文竹路6号
設立 1999年
業種 情報・通信業
事業内容 ソフトウェア開発・ITサービス他
代表者 肥田 啓光(社長)
資本金 123万ドル
従業員数 約900名(2022年7月)
決算期 12月末日
主要株主 富士通株式会社(78.9%)、南京大学(21.1%)(2010年4月末現在)
外部リンク https://www.fujitsu.com/cn/jp/microsite/fnst/index.html
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概要 編集

1999年に日本の富士通南京大学が共同で設立。主として富士通グループからの委託開発・保守をビジネスの基幹としているが、他企業・研究団体・大学等からの直接受注開発も行っている。また、「PGRelief」、「プロジェクト管理システム(SPIF)」等の自社製品開発にも力を入れている。当初より品質管理に重点をおき、2006年にカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が規定するCMMI(能力成熟モデル統合)において最高水準となるレベル5に認定される。

沿革 編集

  • 2001年 江蘇省南京市のソフト協会常務理事
  • 2002年 国家重点ソフト企業認定
  • 2003年 江蘇省高新技術企業認定
  • 2006年 CMMI(能力成熟モデル統合)レベル5認定取得
  • 2007年 神奈川県横浜市に日本支社を設立
  • 2008年 ISO27001(情報セキュリティマネジメント)認定取得
  • 2009年 ISO14001(環境マネジメント)認定取得
  • 2009年 江蘇省江陰市に江陰支社を設立
  • 2010年 南京本社 第1期ビル完成
  • 2011年 「中国ソフトウェア輸出優秀企業」認定取得
  • 2013年 南京本社 第2期ビル完成
  • 2014年 ISO9001(品質マネジメント)認証取得
  • 2017年 ISO26262(自動車用機能安全規格)、ISO20000(ITサービス)認証取得
  • 2018年 「中国サービスアウトソーシング百強企業」認定取得
  • 2019年 徐州支社開設
  • 2021年 ISO5230(OpenChain)認証取得
  • 2021年 江陰富士通南大軟件技術有限公司を設立(元江陰支社)

主なサービス 編集

アプリケーション開発、ミドルウェア開発、OS・基盤開発、組込み開発、ITシステム保守サービス、各種ビジネスコンサルティングサービス

人材教育 編集

社内で日本語教育を実施しており、JLPT(日本語能力試験)の上位(N1・N2)資格者が全社員の約半数を占めている。更に、日本語学校Progress Japanese Academy(PJA)と協力して、コロナウイルス防疫で渡航が難しくなる2020年の前まで継続して社員を日本研修に送り出し、社員の日本語の上達に取り組んできた。

現場派遣制度 編集

エンドユーザーの要求により応えるため、2005年から現場派遣制度を開始。必要に応じ技術者を日本へ派遣している。

主な社員 編集

南京を中心に中国各地の有名校から、高い技術力を持つ人材が集まっている。

日本支社 編集

所在地:神奈川県川崎市中原区上小田中4-1-1 富士通川崎工場内(メール番号 本-1402)

外部リンク 編集