南仙台駅

日本の宮城県仙台市太白区にある東日本旅客鉄道の駅

南仙台駅(みなみせんだいえき)は、宮城県仙台市太白区中田五丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線である。

南仙台駅*
JR Tōhoku Line Minami-Sendai Station building.jpg
駅舎(2022年4月)
みなみせんだい
Minami-Sendai
名取 (2.7 km)
(2.2 km) 太子堂
所在地 仙台市太白区中田五丁目2-1
北緯38度11分50.64秒 東経140度53分0.40秒 / 北緯38.1974000度 東経140.8834444度 / 38.1974000; 140.8834444座標: 北緯38度11分50.64秒 東経140度53分0.40秒 / 北緯38.1974000度 東経140.8834444度 / 38.1974000; 140.8834444
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 東北本線
常磐線仙台空港アクセス線
キロ程 344.1 km(東京起点)
電報略号 ナセ
ナタ(改称前)
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
8,350人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1924年大正13年)9月10日
備考 業務委託駅
みどりの窓口
仙 仙台市内
* 1963年に陸前中田駅から改称。
テンプレートを表示

常磐線仙台空港鉄道仙台空港線に乗り入れる列車の利用も可能である。

歴史編集

南仙台駅は、1924年(大正13年)に「陸前中田駅」という駅名で開業した[1]。この時、駅の所在地は名取郡中田村だった。開業当時は1日当たり約200人の駅利用者があり[1]、また、駅周辺で収穫された仙台白菜の出荷にも利用されていた[2]

中田村は1941年(昭和16年)に仙台市に編入され、陸前中田駅は仙台市内の駅となった[3]。この後、1963年(昭和38年)に陸前中田駅は南仙台駅に改称された[4]。1978年(昭和53年)になると、1日当たりの平均利用者数は2305人まで増えた。このうち、約7割が定期券利用者だった[4]

年表編集

  • 1924年大正13年)9月10日陸前中田駅(りくぜんなかだえき)として開業[5]
  • 1963年昭和38年)5月25日南仙台駅に改称[5]
  • 1978年(昭和53年)5月1日:貨物の取り扱いを廃止[5]
  • 1981年(昭和56年)10月:改札外に東西自由通路が完成する。
  • 1984年(昭和59年)2月1日荷物扱い廃止[5]
  • 1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[5]
  • 2003年平成15年)
  • 2005年(平成17年)4月9日:電子連動化工事に伴い仙台駅に進入する列車が限られることとなり、常磐線の列車は当駅で折り返す措置がとられた。
  • 2006年(平成18年)9月18日:長町駅高架化に伴う工事の影響で、東北本線・常磐線の列車は当駅で折り返す措置がとられた。
  • 2007年(平成19年)3月18日:仙台空港アクセス線開通に伴い、発車案内 (LED) が各ホームに設置された。また、管理駅がそれまでの長町駅から名取駅に変更された。
  • 2009年(平成21年)12月4日:指定席券売機が1台設置された。これに伴い、これまで3台あった自動券売機が2台になった。
  • 2011年(平成23年)
    • 9月26日9月22日台風15号による浸水で岩沼駅構内の信号制御設備が火災を起こしたため、運休となっていた東北本線が朝夕の特別ダイヤで運転を再開。一部列車が当駅折り返しに変更となる措置がとられた。
    • 9月27日:常磐線、東北本線がほぼ通常ダイヤで運転を再開したが、復旧作業が並行して行われたため、岩沼駅折り返しの一部列車は引き続き当駅折り返しとする措置がとられた。
    • 11月1日:岩沼駅の信号設備復旧工事が終了し、ダイヤも台風前の通常ダイヤに戻り、岩沼駅のホーム運用も通常通りとなったため、当駅折り返し措置だった列車も全て岩沼駅折り返しに戻った。
  • 2016年(平成28年)3月26日:ダイヤ改正により快速「仙台シティラビット」の停車が開始(ただし、仙台空港アクセス線からの快速は引き続き当駅通過)[7]
  • 2017年(平成29年)

駅構造編集

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。東側に駅舎がある。

JR東日本東北総合サービスが受託する業務委託駅で、仙台駅が当駅を管理する。みどりの窓口指定席券売機自動券売機(多機能券売機含む)、Suica対応の自動改札機自動精算機が設置されている。なお、改札係員が不在の時間帯は、用件は有人改札にあるインターホンを使用する。

JRの特定都区市内制度における「仙台市内」の駅であり、東北本線においては最も南になる。

のりば編集

番線 路線 方向 行先
1 東北本線 上り 白石福島方面[8]
常磐線 亘理原ノ町いわき方面[8]
仙台空港アクセス線 仙台空港方面
2 東北本線 下り 仙台方面[8]
3
  • 3番線は両方向からの列車待避や折り返し運転に対応。

利用状況編集

JR東日本によると、2021年度(令和3年度)の1日平均乗車人員は8,350人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 7,601 [利用客数 2]
2001年(平成13年) 7,557 [利用客数 3]
2002年(平成14年) 7,606 [利用客数 4]
2003年(平成15年) 7,774 [利用客数 5]
2004年(平成16年) 7,911 [利用客数 6]
2005年(平成17年) 8,048 [利用客数 7]
2006年(平成18年) 8,165 [利用客数 8]
2007年(平成19年) 8,543 [利用客数 9]
2008年(平成20年) 8,700 [利用客数 10]
2009年(平成21年) 8,652 [利用客数 11]
2010年(平成22年) 8,521 [利用客数 12]
2011年(平成23年) 8,656 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 9,105 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 9,416 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 9,443 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 9,703 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 9,884 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 9,934 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 9,998 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 10,017 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 8,058 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 8,350 [利用客数 1]
1日平均乗車人員(単位:人/日)

駅周辺編集

 
東口駅前広場

南仙台とは駅周辺の中田および西中田を合わせて呼ぶ通称であり、正式な地名ではない。

東口側(中田)
西口側(西中田)

バス路線編集

東口および西口にロータリーがあり、仙台市営バス宮城交通名取市民バス「なとりん号」(桜交通委託)が乗り入れている。

南仙台駅東口
  • 1番のりば
    • 10・15:四郎丸行(仙台市営)
  • 2番のりば
南仙台駅西口
  • 1番のりば
  • 2番のりば
    • 長町南駅・長町駅・長町四丁目方面(宮城交通)
  • 高舘・農業園芸研究所入口方面(名取市民バス)

隣の駅編集

東日本旅客鉄道(JR東日本)
東北本線・常磐線・仙台空港アクセス線(常磐線は岩沼駅 - 仙台駅間、仙台空港アクセス線は名取駅 - 仙台駅間東北本線)
快速
通過
普通
名取駅 - 南仙台駅 - 太子堂駅

脚注編集

[脚注の使い方]

記事本文編集

  1. ^ a b 『仙台市史』特別編9(地域史)517頁。
  2. ^ 『仙台市史』特別編9(地域史)515頁。
  3. ^ 『仙台市史』特別編9(地域史)519頁。
  4. ^ a b 『仙台市史』特別編9(地域史)522頁。
  5. ^ a b c d e 石野哲(編) 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、406頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  6. ^ “2003年10月26日(日)仙台エリアSuica(スイカ)デビュー!” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2003年8月21日), オリジナルの2020年5月26日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20200526144246/https://www.jreast.co.jp/press/2003_1/20030806.pdf 2020年5月26日閲覧。 
  7. ^ 2016年3月ダイヤ改正について JR東日本
  8. ^ a b c 駅構内図(南仙台駅)”. 東日本旅客鉄道. 2020年1月31日閲覧。

利用状況編集

  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月6日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月10日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月10日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月10日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月10日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月10日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月10日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月10日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月10日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月10日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月10日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月10日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月10日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月10日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月10日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月10日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月10日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月10日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月10日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月11日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月11日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月23日閲覧。

参考文献編集

  • 仙台市史編さん委員会 『仙台市史』特別編9(地域史) 仙台市、2014年。

関連項目編集

外部リンク編集