南花台
南花台(なんかだい)は、大阪府河内長野市の地名、ニュータウン(新興住宅地)。1丁目から8丁目までが設置されている。
南花台 なんかだい | |
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国 |
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地方 | 近畿地方 |
都道府県 | 大阪府 |
自治体 | 河内長野市 |
郵便番号 | 586-0077 |
面積 |
0.98km² |
世帯数 |
3,567世帯 |
総人口 |
8,339人 (住民基本台帳、2014年12月) |
人口密度 |
8,509.18人/km² |
概要・歴史編集
藤田組が同市小塩町に小塩台団地として計画され、その後公団住宅として1970年から1988年にかけて開発された。開発面積は103.7ha。計画戸数3,489世帯、計画人口9,418人が居住する。
開発面積は、同市では後に開発された南海美加の台に次いで2番目の規模で、世帯数と人口は同市では最大規模のニュータウンであるが、2010年代からは3丁目(UR集合住宅団地)の世帯数減少[1][2]と少子化を抱えていて、2013年には当地区にあった小学校は2校から1校に統合された。
- 年表
- 1970年 - 造成を開始。
- 1982年
- 河内長野市立南花台東小学校が開校する。
- 1丁目から6丁目まで住居表示を制定する[3]。
- 当時スーパーマーケットを運営していたトリオト商事が、中心部(3丁目)に「トリオト南花台店」をオープン。
- 1983年
- 河内長野市立南花台中学校が開校する。
- 河内長野市消防署南出張所を開設する。
- 1988年
- 1989年
- 7丁目と8丁目の住居表示を制定する[3]。
- 平屋建ての「トリオト南花台店」を2階建てに改築したうえで、「トリオト南花台ショッピングセンター」として再オープン。
- 1990年 - 河内長野市立南花台西小学校が開校する。
- 2005年 - コノミヤがトリオト商事を買収したことから、「トリオト南花台ショッピングセンター」を閉店・改装。「コノミヤ南花台店」として開店する[4]。
- 2013年
- 南花台東小学校と南花台西小学校を統合したうえで、南花台西小学校を閉校。南花台東小学校の施設・敷地を活用したうえで、河内長野市立南花台小学校を開校する[5]。
- 関西大学KSDP団地再編プロジェクトの「団地再編COMPETITION 2013」において、3丁目の「UR南花台団地」がコンペの対象敷地に選定される[6]。
地理編集
施設編集
3丁目に商業施設とUR都市機構南花台団地、市道南花台1号線沿いに個人商店があるほかは、戸建て住宅が立ち並ぶ。
- 河内長野市立南花台小学校(2丁目)
- コノミヤ南花台店(3丁目)
- 河内長野南花台郵便局(3丁目)
- 三井住友銀行ATMサービス西日本支店 南花台出張所(3丁目)
- 南花台ふれあいプラザ(4丁目)
- 河内長野市立南花台中学校(6丁目)
- 河内長野市消防署南出張所(8丁目)
- 河内長野市立南花台公民館(8丁目)
交通編集
鉄道・バス編集
当地区への最寄り駅は南海高野線三日市町駅となるが、8丁目などの一部を除いて徒歩圏でないため、大半の住民は路線バスや自家用車で同駅または河内長野駅を利用する。 路線バスは、朝夕のラッシュ時は三日市町駅前発着、昼間は三日市町駅前経由の河内長野駅前発着となる。
- 南海バス 南花台・南ヶ丘線
- 14系統 河内長野駅前 - 南ヶ丘
- 32系統 三日市町駅前 - 南ヶ丘(深夜バス運転)
- 特32系統 三日市町駅前 - 南花台四丁目
- 南海バス 南花台・大矢船西町線
- 33系統 三日市町駅前 - 大矢船西町
- 南海バス 岩湧線
- 36系統 河内長野駅前 - 神納
- 南海バス 加塩・南花台循環
- 37・38系統 三日市町駅前 - 南花台4丁目 - 三日市町駅前
道路編集
当地区を真ん中を縦断するように市道南花台1号線が通り、北端は三日市地域、南端は大矢船地区と繋がっている。また、北側には国道371号のバイパスが通り、南花台交差点と南花台南交差点で市道南花台1号線と立体交差で接続している。
- 国道371号(バイパス)
- 市道南花台1号線
関連項目編集
脚注・出典編集
- ^ 平成25年度河内長野市統計書によると、3丁目の前年度比世帯数は-2.55%である。
- ^ ただし、南花台全体の前年度比世帯数は1.86%(平成25年度)の増加となっている。
- ^ a b 町名一覧表 - 河内長野市
- ^ 企業情報 沿革 - スーパーマーケットコノミヤ
- ^ 南花台地区の小学校の統合について - 河内長野市
- ^ 団地再編COMPETITION 2013 - 関西大学 KSDP団地再編プロジェクト