南 鼎三(みなみ ていぞう、1881年5月18日[1] - 1943年9月2日[2])は、日本の政治家衆議院議員(2期)。

経歴 編集

大阪府出身[2]1907年、関西商工学校(現・関西大倉中学校・高等学校)土木科卒。大阪府土木工手、大阪府、東京市京都市の各土木技手となる[2]。のちに南工務所を開き、土木請負業に従事する[2]。大阪府会議員、同参事会員、借地借家、金銭債務臨時各調停委員を務める[2]

1920年第14回衆議院議員総選挙において大阪10区(小選挙区制)から立候補して初当選[3]1924年第15回衆議院議員総選挙で落選[4]1928年第16回衆議院議員総選挙大阪6区(当時)から立候補して落選[5]1937年第20回衆議院議員総選挙では立憲政友会公認で立候補して再選した[6]1942年第21回衆議院議員総選挙には立候補せず引退した。翌1943年死去。

脚注 編集

  1. ^ 衆議院『第七十二回帝国議会衆議院議員名簿』〈衆議院公報附録〉、1937年、5頁。
  2. ^ a b c d e 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』627頁。
  3. ^ 『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』67頁。
  4. ^ 『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』75頁。
  5. ^ 『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』84頁。
  6. ^ 『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』119頁。

参考文献 編集

  • 日本国政調査会編『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』国政出版室、1977年。
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。