単音

言語学において、書き表される文字がどのような音声を表しているかを示す語

単音(たんおん、phone)または音価(おんか)とは、言語学において、書き表される文字がどのような音声を表しているかを示す語である。たとえば「室町時代の「え」の音価は [je] であった」のように言う。音素とは対比して用いられる。

発音の仕方音響的な特徴から同定される音声単位国際音声記号を [ ] で囲んで表すことが多い。

音韻論上の単位である音素が他の音素との対照によって定義される抽象的な概念であるのに対して、単音は実際の発音(とくに同一音素の異音)に対応することを目的とする。(例:がっこう /gaQkoo/ [gakːoː]、かがみ /kagami/ [kaŋami])ただし、実際にどの程度まで細かく分類し、異なる記号を割り当てるかは、個々の分析の目的による。

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