占冠ヘリポート

北海道勇払郡占冠村トマムにかつてあった公共用ヘリポート

占冠ヘリポート(しむかっぷヘリポート)は、北海道勇払郡占冠村トマムに所在するヘリポートである。

占冠ヘリポート
Shimukappu heliport
占冠へリポートの航空写真(2000年)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
IATA: ? - ICAO: ?
概要
国・地域 日本の旗 日本
所在地 北海道勇払郡占冠村字中トマム2231-17
種類 指定離陸場(道防災航空室)
所有者 占冠村
運営者 北清ヘリシス
運用時間 午前7時から午後5時(日没まで)
開港 1990年12月15日
閉鎖 2017年4月1日(公共用ヘリポートとして)
敷地面積 1.3 ha
標高 545.8 m
座標 北緯43度03分21秒 東経142度37分04秒 / 北緯43.05583度 東経142.61778度 / 43.05583; 142.61778座標: 北緯43度03分21秒 東経142度37分04秒 / 北緯43.05583度 東経142.61778度 / 43.05583; 142.61778
地図
ヘリポートの位置
ヘリポートの位置
占冠へリポート
ヘリポートの位置
ヘリポートの位置
占冠へリポート
ヘリポートの位置
滑走路
方向 長さ×幅 (m) 表面
10/26 25×20 アスファルト
ヘリパッド
番号 長さ (m) 表面
2パース - アスファルト
統計
発着回数 年間約10便(1998年度から2004年度平均)
リスト
空港の一覧
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概要 編集

1991年(平成2年)12月15日に公共用ヘリポートとして開場した。2004年度の発着回数は3回[1]となっており事実上の休止状態となっていたが、2017年3月をもって公共用ヘリポートとしては供用廃止となった[2]

これにより、地域の緊急医療輸送、農薬散布、送電線整備等のヘリコプター発着運用は公共用途の廃止に伴い停止されている。

なお、施設は北清ヘリシス株式会社が保有しており、ヘリポートとしての機能は維持されている。チャーターによる同社のトマム周辺の遊覧飛行が同へリポートからまれに行われている。

利用状況 編集

1980年代後半から開発されたリゾート地「アルファリゾート・トマム」の至近にある。リゾート運営会社のホテルアルファが、新千歳空港丘珠空港帯広空港との間でヘリコプター旅客便を運航する計画があったが、実際の利用は官公庁・使用事業が中心であったとされる[要出典]。 なお、北海道防災航空室の指定離陸場となっており、有事の際は災害救援活動の拠点となる[3]

脚注 編集

  1. ^ 北海道庁HP新幹線・交通企画局交通企画課掲載資料
  2. ^ 官報 第6969号(2017年3月2日付、国土交通省告示第142号)
  3. ^ 北海道防災航空室の指定離陸場リスト資料6-2(3)参照

関連項目 編集