反社会復帰

反社会復帰(はんしゃかいふっき)とは、精神障害者などの障害者が、障害の悪化を防ぐためなどの理由で社会に復帰することを拒むこと、または拒む思想である。働かない権利とセットになって語られることが多い。

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概要編集

障害などによって離職した者、職に就けなかった者、受刑者に対して行政が中心となり社会復帰支援事業が行われているが、障害程度や社会環境、後遺症などによって復帰できるかどうかが左右され、中にはどうしても社会復帰が出来ない群があり、また受け入れ体制にも問題がある。無理に社会復帰させようとすると障害が悪化し、場合によっては悪化した障害を苦にして自殺を図ることにつながることも考えられる。そこであえて社会復帰を目指さないことによってこれ以上障害を悪化させることをせず、現状の生活の水準を保とうとする自己防衛行為、またはそのような自己決定権思想である[1]

どこにも居場所がない障害者編集

さらに現代の日本では障害者にとってどこにも居場所がない。刑務所のなかのほうが幸せだと出所を控えた本人は語っている[2]

参考文献編集

脚注編集

  1. ^ 天上天下「病」者反撃!―地を這う「精神病」者運動「病」者の本出版委員会 社会評論社 1995年 ISBN 978-4784501397 36~38頁
  2. ^ 精神障害者をどう裁くか 岩波明 光文社 2009年 ISBN 9784334035013 213頁。この部分は元衆議院議員、元東京都都議会議員山本譲司の著書を参考にして書かれている

関連項目編集

外部リンク編集