古澤 勝吾(ふるさわ しょうご、1996年9月5日 - )は、滋賀県長浜市(旧木之本町)出身[1]の元プロ野球選手内野手、右投右打)。YouTuber。姓の表記が文献などによっては「古沢」の場合もある。

古澤 勝吾
2018年5月5日 ウエスタンリーグ
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 滋賀県長浜市
生年月日 (1996-09-05) 1996年9月5日(27歳)
身長
体重
178 cm
78 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 内野手
プロ入り 2014年 ドラフト3位
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
古澤 勝吾
YouTube
チャンネル
活動期間 2021年8月3日 -
ジャンル スポーツグルメファッション
登録者数 1110人
総再生回数 6,877回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2021年9月6日時点。
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経歴 編集

プロ入り前 編集

木之本小学校2年生の時に「木之本球友クラブ」で野球を始め、当時は投手三塁手だった[2]木之本中学校では「湖北ボーイズ」に所属し、3年生の時に全国大会に出場した[3]

九国大付属高校では1年生の秋に遊撃手のレギュラーになり、2年生の時から3番を務めた[3]。3年生の時の夏の甲子園・福岡大会5回戦の福岡工大城東戦でサイクルヒットを記録した[3]。チームは福岡大会で優勝、全国大会に出場したが1回戦で東海大四(現・東海大札幌)に1-6で敗れた[4]。自身は3番・遊撃手で先発出場、4打数1安打だった[5]。高校通算27本塁打[6]

2014年10月23日に行われたプロ野球ドラフト会議福岡ソフトバンクホークスに3巡目で指名され[6]、年俸600万円で契約合意し[7]入団した[8]背番号59。高校の同級生である清水優心[4]も、同ドラフトで北海道日本ハムファイターズに2位で指名され入団した[9]

プロ入り後 編集

2015年は二軍公式戦に二塁手・三塁手・遊撃手として58試合に出場し、154打数31安打19打点、1本塁打、打率.201の成績だった[10]

2016年、一軍公式戦の出場は無く、二軍公式戦において64試合に出場し、打率.220、9打点の成績を残す[11]。シーズンオフの11月25日から台湾で開催された2016アジアウインターベースボールリーグのNPBウエスタン選抜メンバーに選ばれ[12]、大会では18試合に出場し、51打数14安打14打点、1本塁打3盗塁、打率.275の成績だった[13]

2017年、前年に引き続き一軍公式戦の出場は無く、二軍公式戦では41試合に出場。打率.120、5打点と成績が低迷した[14]

2018年も一軍公式戦出場はなく、11月30日に自由契約公示され、同年11月20日に育成選手として再契約された[15]。背番号は124

2019年は三軍が主戦場となり、二軍では打率.117という成績に終わるも、引き続き育成選手として再契約。

2020年は打撃の調子が上向き、二軍公式戦61試合に出場して打率.276。特に後半に調子をあげ、9月の月間打率は.440、10月も3割を打っていた。しかし、支配下登録に戻ることなく、11月4日に球団より戦力外通告を言い渡された[16]

現役引退後 編集

現役引退後の2021年より、ソフトバンクの野球振興部に所属して「ホークスジュニアアカデミー」のコーチを務める[17]

2023年からは球団のアマチュアスカウトに就任し、東海地方滋賀県福井県を担当する[18]

選手としての特徴・人物 編集

50mを6秒0で走る俊足と遠投110mの強肩を誇る内野手[19]。俊敏なフットワークを生かした守備範囲の広さと球際の強さが武器[19]。打撃面ではパンチ力を秘める[20]

幼少期は父親と二人三脚で練習に励んだ[19]。練習はスパルタ式であり、自身が学校から帰宅すると父親が仕事から戻るまで走り込み、帰宅後は投球練習、ティー打撃と毎日夜21時過ぎまで過酷なメニューをこなした[19]。古澤は当時を振り返り、「試合で結果を残せない日は大変だった。試合会場から『走って帰れ!』と言われて泣きながらランニングをしていた。記憶する限りだと10キロ以上はあったと思うけど途中、友達の車に乗せてもらって命拾いした。(父は)厳しいだけでなく、結果を出せば褒めてくれる。アメとムチがあったから付いて来られたと思う。高校入学後も遠いのにわざわざ滋賀から試合を見に来てくれて。何とか恩返ししたい」と語っている[19]

詳細情報 編集

年度別打撃成績 編集

  • 一軍公式戦出場なし

背番号 編集

  • 59 (2015年 - 2018年)
  • 124 (2019年 - 2020年)

登場曲 編集

  • 「Share Happiness」BREATHE(2015年)
  • 富士の国長渕剛(2016年)
  • AGEHAGENERATIONS(2017年 - 2019年)
  • 「Que Viva la Vida」Wisin(2018年 - 2019年)
  • 「What I Motha Fuckin' name?」CITY-ACE (2020年)
  • 「Stronger」AK-69 (2020年)

[21]

代表歴 編集

脚注 編集

  1. ^ 気持ちで絶対負けない 滋賀夕刊 2014年12月22日掲載
  2. ^ 2014ドラフト特集第6弾 週刊ベースボールONLINE ベースボール・マガジン社
  3. ^ a b c 九国大付コールド8強 古沢サイクル 日刊スポーツ 2014年7月20日紙面から
  4. ^ a b 東海大四・西嶋 超スローボールで12K 日刊スポーツ 2014年8月14日掲載
  5. ^ 第96回高校野球選手権 8月14日第2試合結果 スポニチ Sponichi Annex
  6. ^ a b 【ドラフト】1位は松本投手!計13人を指名! 福岡ソフトバンクホークス・オフィシャルサイト
  7. ^ 古沢 本田になる!夢も発言もデッカく「自分に重圧かける」 Sponichi Annex 2014年11月24日掲載
  8. ^ 新人入団会見で松本投手、栗原選手らが活躍誓う 福岡ソフトバンクホークス・オフィシャルサイト
  9. ^ 札幌市時計台で2014年新入団発表を開催 北海道日本ハムファイターズ球団ホームページ 2014年11月21日配信
  10. ^ 2015年度 福岡ソフトバンクホークス 個人守備成績(ウエスタン・リーグ)個人打撃成績(ウエスタン・リーグ) NPB.jp 日本野球機構
  11. ^ 2016年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2017年12月10日閲覧。
  12. ^ 2016アジアウインターベースボールリーグ(AWB) NPBメンバー表 NPB.jp 日本野球機構
  13. ^ 球員個人紀錄 古澤 勝吾 59 亞洲冬季棒球聯盟全球資訊網
  14. ^ 2017年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2017年12月10日閲覧。
  15. ^ ソフトバンク戦力外の小沢、古沢、黒瀬が育成再契約”. 日刊スポーツ (2018年11月20日). 2018年4月6日閲覧。
  16. ^ "来季契約について". 公式サイト. 福岡ソフトバンクホークス. 4 November 2020. 2020年11月4日閲覧
  17. ^ 古澤 勝吾”. NPO法人ホークスジュニアアカデミー HJA. 2023年1月22日閲覧。
  18. ^ 【ソフトバンク】OB古沢勝吾氏がアマチュアスカウト就任 14年3位入団、20年オフ自由契約”. 日刊スポーツ (2022年1月18日). 2023年1月22日閲覧。
  19. ^ a b c d e Vol.27 古澤勝吾[九州国際大付高・内野手 プレッシャーを楽しむ「三番・遊撃」の精神力 | 野球コラム]”. 週刊ベースボールONLINE. 2021年9月5日閲覧。
  20. ^ 清水優心&古澤勝吾 九国大付高から野手2選手指名! | 野球コラム”. 週刊ベースボールONLINE. 2021年9月5日閲覧。
  21. ^ チーム情報 球場使用曲一覧”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2020年11月15日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集