古澤巌
日本のヴァイオリニスト、作曲家、コンサートマスター
古澤 巌(ふるさわ いわお、1959年7月11日 - )は、日本のヴァイオリニスト、作曲家、俳優。
古澤 巖 | |
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生誕 | 1959年7月11日(65歳) |
出身地 | 日本・神奈川県茅ヶ崎市 |
学歴 | モーツァルテウム音楽院 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | ヴァイオリニスト・作曲家・俳優 |
担当楽器 | ヴァイオリン |
レーベル | HATS UNLIMITED |
公式サイト | 公式ウェブサイト(HATS) |
人物・来歴
編集神奈川県茅ヶ崎市生まれ(父は佐賀県嬉野市生まれの長崎県佐世保市育ち[1])。桐朋学園大学で江藤俊哉、カーティス音楽院でアーロン・ローザンド、ナタン・ミルシテインに、ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院でシャーンドル・ヴェーグ、イヴリー・ギトリスらに師事。
1988年から4年間、東京都交響楽団のソロ・コンサートマスターを務めた。
1993年、日本たばこ産業(JT)のピース・ライト・ボックスのテレビ・コマーシャルに出演。ジャズ・ヴァイオリンのステファン・グラッペリ、葉加瀬太郎、ギター・デュオのアサド兄弟、東儀秀樹と共演するなど、クラシック音楽のジャンルにこだわらない活動をしている。また、音楽活動と並行してNHK大河ドラマに役者として出演するなど、俳優業も行っている。
学生時代はサッカーを、現在は合気道を行うなどスポーツも得意。
長きにわたり、ヴァイオリン演奏の際にはチェロ用の弓を使用していた。これは、ある演奏に行った際、ヴァイオリン用の弓を忘れてしまい、チェロ奏者に予備の弓を借りたところしっくりきたのがきっかけ[2]。本人曰く「短めの弓が自分の体のサイズに合っている」。近年は、ヴァイオリン用のバロック弓を使用している。
コンクール歴
編集- 1978年 第47回日本音楽コンクール第2位
- 1979年 第48回日本音楽コンクール第1位
- ミケランジェロ・アバド国際ヴァイオリン・コンクール第1位
- ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール第5位
テレビ出演
編集脚注
編集出典
編集- ^ “バイオリニスト 古澤巌さん 泣きながらの猛練習、それでも母のために弾いた”. 子育て世代がつながる東京すくすく. 東京新聞 (2018年4月22日). 2022年3月23日閲覧。
- ^ “それぞれの個性がスパークル!日本ヴァイオリン界3人のパイオニアが夢の競演!”. 題名のない音楽会 ミテシル日記. テレビ朝日 (2014年12月14日). 2014年12月25日閲覧。
関連項目
編集- TBS『いのちの響』
- テレビ朝日『やじうまプラス』 - テーマ曲の「Fine day!」を作曲
- あしかがフラワーパーク駅 - 上記の「Fine day!」の本人による音源が発車メロディとして採用された。
外部リンク
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