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古畑任三郎編集

警視庁刑事部捜査一課の刑事で、階級は警部補

  • 生年月日 - 1949年1月6日
  • 本籍 - 長野県東筑摩郡本城村大字
  • 現住所 - 東京都世田谷区府中市分倍河原へ転居。
  • パスポート番号 - TG3226198(2004年1月3日放送「すべて閣下の仕業」においてのパスポート映像より)。

階級は万年警部補。第2シーズン以降番組タイトルから「警部補」が無くなったが、昇進した訳ではない。一度、警察犬訓練所の飼育係に異動したが、「おみくじ殺人事件」で復帰する。

彼の推理法は、鋭い観察眼と直感力でわずかな手がかりや発言の矛盾を即座に見抜き、容疑者と睨んだ人物にいつまでも付きまとい、巧みな話術で執拗に質問をかけ追求するという方法であり、事件解決の時には基本的に1対1になる。

血を見ると目眩を起こし、拳銃を持たない(使い方を知らない。小説版では「警察学校での拳銃の射撃実習の際、病欠だった」という設定になっている)など、刑事コロンボとの共通点も多いが、黒いスーツで小奇麗な出で立ち、独身などの正反対の一面もある。所持している警察手帳は、テレビ局から貰った高津小道具店の舞台用小道具の偽物という設定で、「かさばる」と嫌がって不携帯の時さえある(古畑のセリフによれば本物の警察手帳は「失くした」とのことである)。

移動は主にセリーヌの黄金色の自転車でする(ムービープロップではなく、ブリヂストンサイクルが1984年にブランドライセンスを買い、30台限定で製作販売したうちの一台で、実在する。価格は30万円)。運転免許は持っていない。

小石川ちなみ(第1回の犯人)の愛犬であった「万五郎」という名の犬を飼っていたが、後に安斎に預けた。また、小清水潔弁護士が殺した被害者の飼い猫「ドモンジョ」を引き取った(この猫は、しばらく後の話でも再登場している)。ただし犬は嘘をつかないので嫌いだとのこと。

津川雅彦が同級生役をしていたり、小林隆が同級生役をしていたり年齢にバラつきがある。

性格編集

古畑本人のセリフによると、乙女座のA型の特徴とされる「頭が切れる割に情に流されやすく、意外にミーハーである。性格は神経質でかなりねばり強い」と一致するという(ただし、古畑は乙女座でもA型でもない)。また、「人間に解けない事件はない」など、自分の推理力には絶対的な自信を持っている。「人間は嘘をつく」「嘘をつくことには理由がある」の恩師の言葉から、嘘をついた人間に積極的に接しており、上記の捜査方法と考えると犯人、あるいは犯罪と関わっているのではと嘘をついた理由を徹底的に探っていく(古畑中学生)。
推理をすることを何よりも好む。「人が解けない謎を解くのが好き」と語り、風邪でダウンしていても事件が起きていることが分かると、とたんに元気になった。少年時代から新聞の誤植を見つけては投書していたという(第3回)。捜査を楽しんでいるようですらあるが、あくまで犯罪を憎む信念をもって行動しており、ゲーム感覚で行っている犯人に対しては、真っ向から批判した。また、スペシャルで自分の罪を無実の人間に被せ、なおかつその根源たる不正が「この国で日本が立派な国であると主張するため」と訴える黛に対し、「そのために無実の人が犠牲になろうとしているのです」と反論した。また、ファイナル第1回で自分の犯行を見破られ、逮捕が免れなくなった天馬が古畑から言われた「私はこれほどまでに完璧な殺人計画を知りません」という言葉を自ら撤回した際に、古畑は改めて先の言葉を言ってから「ですが、犯人は捕まります」と自らが信じる正義を語っている。
負けず嫌いで今泉や犯人の趣味に付き合うも、言い訳をして負けを認めたがらない(今泉と将棋を指した際、王手を掛けられたところで駒をぐちゃぐちゃに混ぜたことで、今泉が「何すんですか!」と叫んだ)。このようにいたずら好きな一面もあるがこれは中学生の時から変わっていない。
マイペースすぎる性格のため、今泉とはまた違った意味で周囲を振り回すこともしばしばある。
中学校時代に、向島の学校に転校するまでは、他人とあまり関わろうとせず、他の生徒がドッジボールに興じる中、一人だけ離れたところで読書をしていたが、同級生になった向島が学校の花壇を荒らした犯人(真犯人は、向島が肥料と間違えて花壇に蒔いた「ツリガネソウの種」を好物とするカラス)として疑われた騒動を解決した事をきっかけに、他の生徒とも会話をするようになった。
どんな時でも人生はやり直すことが出来るという考えを持っており、その言葉で人生に絶望した犯人を諭すこともある(第1回、第32回、第42回)。古畑のこの考えは、殺人事件で殺された被害者達の無念を思う気持ちから来ているらしく、第32回では安斎に対して「たとえ全てを失ったとしても、死んでしまった人間のために生き続けることが生きている人間の義務」と発言し、彼に自殺を思い留まらせた。
女性の犯人には優しく、第13回では、野田の妻・ひかるが、夫を事故に見せかけて殺害しようとしたのを古畑は知っていたものの、古畑の温情によって見逃している(「消えた古畑任三郎」で今泉はこの事で古畑が犯罪組織と繋がりがあると疑っていた)。また、犯人が男性の場合でも、その人が尊敬に値する人物であれば、たとえそれが殺人者であろうとも実に紳士的にふるまう。逆に、相手が少しでも気に入らない犯人の場合は、完膚なきまでにこらしめるのも特徴のひとつである。特に第17回では、「観覧車のせいで時計台が見えなくなった」という理由で爆弾を仕掛けた林功夫を平手で殴った。古畑が犯人に対して手を上げるという、唯一の例であった。この事件は今泉の命が関わっており、古畑も珍しく周囲の協力を得て林の前で一芝居打った。林は犯人と断定されても最後まで嘘を突き通そうとし、今泉も巻き添えにしようとした事で古畑が感情的になったと思われる。林は叩かれた事により驚き、黙り込んでしまった。古畑も相当強く叩いたのか後で叩いた左手を痛がっていた。また、知ったかぶった言動で犯人を弄ぶように追い込むことが多く、特に精神的に追い込まれている犯人にはこういった方法で相手を追い込んでいる。なおこのことで総集編にて、第22回犯人・若林仁に「精神的サディスト」と称され相当ショックだった様子。
自分の先輩で警視を務める小暮音次郎から、拳銃を携帯せず、さらに撃ち方を知らないことを突っ込まれた際には、「主に頭脳労働を担当している」と語っている。最終的に、犯人である小暮のアリバイの矛盾を古畑が暴いたときには、小暮から「納得いったよ。君に拳銃は必要ない」と評され、古畑はそれに対して「最高の褒め言葉です」と返して敬礼をした(但し、小暮が、自身の孫娘を殺されたにも関わらず裁判で無罪になった生原治を報復で射殺したことを「私が法律に代わって生原を裁いた」と弁明しようとした際、古畑は「我々には『人を裁く権利』はありません。私達にできるのは『事実を導き出すこと』だけです」と反論していた)。

家族・友人編集

女性関係
結婚はしていない(第42回)。小石川ちなみとは、事件後かなり親しい関係だったが、第20回で事件現場に到着した古畑は、小石川ちなみの結婚式の帰りであることを話しているため、彼女は別の男性と結婚したことが分かる。第42回で大野かえでにも、告白めいた言葉をかけられたが、すぐに彼女は死亡したため、やはり恋愛に発展することはなかった。中学生時代は同級生の戸部明日香と互いに好意を持っていたが、古畑が事件を解決した後、転校してしまい恋愛関係に発展することはなかった。
「古畑任三郎 VS SMAP」でSMAPのマネージャーを務めていた旧姓前田(戸田恵子)と家族ぐるみの付き合いがあるらしい。
友人
友人は少ないらしい(第10回)。
家族
四人兄弟(兄二人と弟一人)の三男で、一番上の兄は九州大学付属病院に勤務しており、弟の名は金四郎という。ただし、前者は台詞で語られたのみで、後者も劇中に登場したのは偽者であり、いずれも本人は登場していない。父親はタヒチへの旅行中、頭上から落ちてきたヤシの実に当たり客死した(第40回)。ただし、これは古畑が当時「容疑者の音弥をかばう人間」と見なしていた天馬から証言を引き出す為の誘導尋問をした際の発言であり、真実は不明。中学生時代には村唯一のキャバレーに勤める母親[1]と二人暮らしで兄弟はおらず、父親は母の弁によるとアメリカへ帰ったとのことだが古畑自身信じていない。

趣味嗜好編集

好物
好物は魚肉ソーセージ、酢豚(思いっきり酸っぱいもの)、スイーツ(ケーキ、パフェ)、ハンバーガー(コンビニチェーン店「MINORIYA」と、モスバーガーのもの。ただし、MINORIYAのものについては、ピクルスが真ん中に一枚、それを取り囲むようにして周りに四枚、計五枚を花びらのようにどこから食べてもピクルスに当たるようにしなければいけない)。あたりめが大好き(第27回)。第3回では喫煙している描写がある。
趣味
ゴールデンハーフのファンクラブ会員であり、中でも特にルナのファン。少女コミック(「カリマンタンの城」作: 小石川ちなみ)の愛読者。サザエさんは最初の歌だけが好き。中学生時代はシャーロック・ホームズが大好きであったようで、かなり精通している。
テレビ番組
テレビはよく見ているようで、『LOVE LOVE あいしてる』などのような若者向けの番組が大好きである。SMAPのメンバーが過去に出演していたテレビ番組(『夢がMORI MORI』・『満員御礼!学園キッズ』・『青春家族』・『時間ですよ平成元年』・『赤ずきんチャチャ』など)のことをよく知っており、「拝見していましたよ」と語りかけてSMAP本人たちをも感心させた(第26回)。
ラジオ番組「中浦たか子のミッドナイトジャパン」に出演経験もあり(第11回)、テレビのクイズ番組「クイズ王」にも出演したが、全ての問題で問題を最後まで聞かずフライング、最後の問題では今泉の不適切なヒントもあって的外れな答えで不正解を出し、相手に一言もしゃべらせないまま準決勝で敗退(第19回)。
「鬼警部ブルガリ三四郎」という刑事ドラマの監修をしたことがあり、「ラブポリス」という刑事ドラマに関しても監修を頼まれることがあった(第42回)。オカルト関連には全く興味がない。

特技編集

得意料理
得意料理はミートローフ、焼き茄子、茶碗蒸し(フランスパンを浸して食べる癖がある)。
スポーツ
特技は、独特のフォームで投球するボウリング。野球でピッチャーをした際も、その構え(完全にボークであった)で投げている(1球だけとはいえ、イチローからストライクを奪った。2球目は場外ホームランを食らった)。この時は「高校時代は野球部に所属しエースで4番」であったと語っている。学生時代はバスケ部や野球部、応援団などに所属。英語は軽くはしゃべれるが、海外ではミスを連発し、自分が注文したものとは全く別のものが運ばれてきたこともしばしばである。なお、数学の成績は最低だったとしている(二本松晋から聞かれた際に答えている)。
歌唱力
越路吹雪の「サン・トワ・マミー」や「ラストダンスは私に」などは数少ない歌のレパートリーのひとつであるが、歌唱能力はいまいちで、中浦たか子から「下手」と言われた。

部下達との関係編集

今泉に対しては、からかったりこき使ったりと散々な扱いをしているが、実際には今泉のことは大切な友人と認識しており、第14回では弁護士・小清水を犯人と見破り、そのうえで「友人の人生がかかっている」と発言し、法廷の場で今泉の無実を証明してみせた(古畑は確証がない限り本人に向かって犯人とは言わないが、このときだけは証拠がないのに「私はあなたが殺したんだと思ってる」と発言した)。スピンオフ作品である「巡査・今泉慎太郎」では、今泉へのバースデープレゼントとして、オリジナルソング(番組テーマ曲の替え歌)を作詞していたことが明らかになっている。しかし第3シーズンでは「消えた古畑任三郎」で今泉の過失で死にかけたためか今泉の扱いがかなり悪くなっている。
西園寺に対してはその能力を認め、第32回では安斎の下へ連れて行ったりもしている。また、古畑が犯人と対決する際には居合わせていることも何度かあった。
向島に対しては中々名前を覚えなかったが、第2シーズン最終話(総集編扱いの第25回を除く)である第24回で名前を覚えた。その後、第36回と第39回では古畑達と一緒に旅行に行ったりもしている。第41回では、向島の退職後も古畑は彼のことを気にしていたと西園寺が発言している。また、この回の最後で古畑はイチローのために自首した向島に温情をかけて見逃している(イチローが唯一ついた嘘が異母兄である向島を守ることであったため、彼への敬意を表し、向島のアリバイ工作を罪に問わなかった)。また、「古畑中学生」では中学の時に1か月間同じクラスで彼の助手を務めていたことが判明。
第39回では花田が今泉達のことを古畑の「お友達」と言ったことに対し「2人は友達ではない」という趣旨の発言をしている(第14回では、向井ひな子を殺害した犯人として逮捕された今泉と面会した際、「警察署内では『古畑と今泉は大の仲良し』と思われているらしいが、私はその事が一番腹が立つ」と話していた)。第40回では「祟りだ!」を連発する今泉に辟易していた。

その他編集

業界用語
よく業界用語を言い間違え、そのことを何度も指摘されるというのが定例の流れになっている。第1回ではコミックを漫画、第24回ではフラワーアレンジメントのことを生け花、第27回では検案のことを検死、第39回では勲章のことを「メダル」と何度も言い間違えている。
容疑者などから難しい用語を聞くと、「アクチノバシラス・アクチノミセテムコミタンス」と、歯周病菌の名前を言って対抗することがある(ただし、それは古い学名で、現在はアグリゲイティバクター・アクチノミセテムコミタンスが正しい)。
容疑者への対応
容疑者に質問を行う際、よく「いや、形式的なものです」と前置きする。また、何か考えるとき、親指と人差し指を立てた片手を、額にあてるのが癖。容疑者に苦悩の胸中を打ち明けられたとき(被害者の死を知らされた、あるいは古畑に屈服したあと)に、「お察しします」というのも口癖である。
その他
コンビニエンスストアが好きらしく、財布の中にはレシートが隙間なく詰まっている。
SMAPの事件を解決してから、そのことをやたらと人に自慢するようになる。
警察犬訓練所に異動していた際には自分が訓練した犬にかつての犯人の名前(「おたかさん」「ばんずいいん」「しゅんぽうどう」「ふたば ほうよう」等)を付けていた。ただし犬は嘘をつかないので実は嫌っている。
事件を解決した夜は、部下や関係者達を自宅に呼んで鍋パーティーを開く(今泉は呼ばれていないらしい)。
有名な古畑任三郎のテーマは実は「今泉君を讃える歌」として歌詞つき版が存在しており、作詞は古畑が行ったことになっている。
名探偵コナン』単行本23巻の「青山剛昌の名探偵図鑑」において、犯人にとって最も相手にしたくない名探偵と称されている。

今泉慎太郎編集

古畑の部下で、階級は巡査

「巡査・今泉慎太郎」第10回の時点で34歳。本編第41回の時点で45歳。法学部卒。自律神経失調症で二度(1995・1996年)一時休職。古畑にこき使われる、イタズラの標的にされるといったように古畑にいいように使われている。第1シーズン第10話で痔の手術をしている。後述のように第2シーズン以降は軽薄かつ慌て者で間の抜けた一面が強調されており、西園寺に「あれほど役に立たない人がいると思いませんでした」、小清水潔(明石家さんま)には「単細胞なやっちゃなあ」と、言われている。しかし、彼の無意味な行動が事件解決のヒントをもたらすことも多々あり、古畑にはある意味で認められている。

美術クラブのオークションでローンを組んでまで買った125万の仏像を(実際にはかなり出来の悪い代物とはいえ)その日のうちに古畑に壊された。今泉自身も時に古畑への不満を口にすることはあったものの、長年直属の部下として古畑と共に捜査の前線にいたことで、古畑に対しては心から尊敬・敬愛しており、第3シーズンになると古畑の信頼と寵愛を一心に受ける西園寺に嫉妬の感情を露わにすることも多かった。

額が広く、作中登場するあだ名は「ピカさん」、「デコさん」、「デコ」(警察内)、「でこっぱち」、「タコ」(古畑が命名)、「ハゲ」、「タコ坊主」(小清水弁護士が命名)。痔や自律神経失調症で入院したこともある。警視総監を目指している(しかし、ノンキャリアであるため実現する可能性はゼロである)が、同期はみな警部へ昇進している中、1人巡査の身にある自身を恥ずかしく思っているらしく、第41回では転職も考えていることを口にした。

小説版には登場しない(それらしき人物が1度だけ登場する(「おめでとう、アリ先生」)が、今泉慎太郎であるとは語られていない)。脚本家の三谷幸喜が後書きで述べたところによると、視点を犯人側に移した結果、今泉が登場する必要が無くなったからとのことである。三谷幸喜にすら「史上最低のワトソン」と言われ、DVDの登場人物の解説でもこの名称が使われることがあった。

性格・行動編集

発言や行動はかなり間が抜けており、第17回において爆弾の解体をやらされた際「(リード線が)仲良く並んでます」などと発言し暮睦警部を憤慨させ、解体の第一段階が終わった段階で安心しきって友人と携帯電話で電池が切れるまで長話をし、最後の2色のリードを切る部分の指示は色旗で行わざるを得なくした[2]。また、古畑とは対照的にオカルト関連を信じやすく、第40回では音弥や古畑のいたずらがあったとはいえ祟りをすっかり信じ込み、何かにつけ「祟りだ」「次に死ぬのは俺だ」「祟るなら古畑を祟れ」などと絶叫し周囲をあきれさせた。
第14回では、大学の同期である小清水潔によって、彼の元恋人である向井ひな子を殺害した犯人に仕立てあげられ、警察署内での「古畑と今泉は大の仲良し」という噂を理由に捜査を外された古畑からも見放すような態度を取られていたが、最終的には古畑が真犯人を暴いたことで釈放された。
トラブルや犯罪に巻き込まれやすく、第17回でおみくじ入りのお菓子を食べた時には「大凶」を引き、また、遊園地の警備員が殺害された事件の捜査中に勝手に観覧車に乗った結果、爆破予告をきっかけに観覧車が停止し、更には偶々乗ったゴンドラに仕掛けられた爆弾の解体をさせられる羽目になった。
不注意によって古畑を殺しかけたことがあり(第25回)、そのことから話が進んでいくにつれて古畑からの扱いは冷たくなっていく。
古畑が有名人を疑っている場合は、それを全く信じず(第9回・第11回・第26回・第41回)、古畑がイチローを疑っていると分かった時は、元同僚である向島に自首を促した。
第31回では、直感で犯人と動機を当てている。また、第42回では西園寺と共に犯人の動機等を当てている。
鼻にティッシュを詰めると耳が遠くなる(「巡査・今泉慎太郎」第11回)。
洒落たことを言った時、得意そうな顔をする癖がある(第41回)。

家族・友人編集

テレビゲームが好きな1914年生まれの祖母と2人暮らし。ビデオデッキは所有していない。家に本棚はおろか書物さえあらず、部屋は散らかっている。第40回で、1週間ほど前に引っ越したことが明らかにされたが、その家もテレビの上に電子レンジが置かれているらしく、やはり汚い。「おしゃまんべ」という名のネコを飼っている。
今泉が思いを寄せた女性は大抵事件に巻き込まれて死んでしまう(第14回の向井ひな子、第30回の日下部薫子)が、双方とも問題のある行為を行っているので、見方によっては「悪女に引っかかりやすい、女運の悪い男」とも受け取れる。ただし、1人だけ例外がいる(後述)。
弁護士の小清水潔とは大学の同級生だったが、彼により犯人に仕立て上げられ、あやうく有罪になるところだった(第14回)。
第23回に登場した国際線のスチュワーデス(客室乗務員)であるジョアンナという黒人女性と中々に親密(抱き合って写真を撮る仲)で、日本に呼んで祖母に紹介する気でいるらしい。今泉のセリフによれば「ひょっとしたら、ひょっとするかも」とのことである。しかし、前述の通り第3シリーズの第30回では別の女性に思いを寄せていた。

特技・好物編集

多趣味で、刑事の仕事を開始する前はアマチュア・オーケストラでクラリネット(才能無し)を吹いていたり(にも関わらず吹奏楽団が公園で練習している際に「うるさいなぁ!プンチャカプンチャカ!」と野次を飛ばしていた)、ハスラーやダーツをやっていた。落語研究会や将棋研究会に所属していたこともある。将棋に関しては古畑よりも強い。
他にもフラワーアレンジメント(才能無し)、手品もでき、ことわざやボウリング、編物、陶器についてなど、様々な知識を有しているが、刑事としての仕事に活かされていない。頻繁に福引で海外旅行を引き当てる才能を持ち、悪運も強いが旅行に出かけた先々で事件に巻き込まれている。愛車はダイハツ・アプローズ。第3回での古畑のセリフから、以前は喫煙していたが、現在は止めていることが分かる。
好物はピーマンの肉詰め。好きな映画はグリース。好きな歌手はABBA。好きな歌はダンシング・クイーン。ゴールデンハーフのファンクラブ会員であり、中でも特にエバのファンで追っかけをやっていた。

対人関係編集

古畑との関係
人使いが荒く傲慢な古畑との関係には苦労しているらしく、一度は警察を辞めようかと考えたり(第9回)、古畑を殺そうと考えたりもした(「巡査・今泉慎太郎」第5回)。事件後、科学捜査研究所の桑原の所で、愚痴をこぼすのが日常である。
第15回の事件では、外で立ちっぱなしになっていたせいで風邪を引いたとのことで、「俺の立場はどうなるんだよ」と発言した(「巡査・今泉慎太郎」第2回)。また、現場検証などで体力が必要な検証を行う際(トリック立証のタイム測定のために走らされることが多い)は、いつも今泉が起用されている。第11回では走りすぎで病院送りになった。
古畑に無視されたり、のけ者扱いされるとすぐにすねて、第32回では古畑を慕うあまり安斎の山荘まで押しかけてきた。また、古畑の相棒は自分だと自負しており、第2シーズンでは芳賀、第3シーズンでは西園寺に異常なほどの対抗意識を持っていた。しかし、第3シーズンでは今泉が古畑と犯人との対決時に居合わせたことがほとんどない。
古畑とのコンビは、2人をよく知らない警察の人間には、「仲良しの名コンビ」と認識されているらしく、今泉が容疑者となった事件では古畑が捜査から外された(第14回)。古畑の現場復帰に際し、自律神経失調症で休職していた今泉が部下として復帰することになった(第27回)のも、西園寺が「古畑さんといえば今泉さん抜きには語れない」「古畑さんに欠かせない人」だと思っていたためである。実際、今泉の言動が事件解決のヒントになることが非常に多く、古畑が今泉を手離さない理由となっている。
古畑に対しては基本的に丁寧語で接しているが、陰で古畑を呼び捨てにしたり、第41回では殺人事件の被害者が車の中でマッチがあるのにそれを使わずに煙草を吸った方法がわからない古畑や西園寺に向かって「君たち馬鹿じゃないの?」と言い放ってから、車備え付けのシガレットライターの存在を教えた。
古畑からは邪険に扱われ、今泉本人も不満を露にすることが多いが、基本的に古畑との関係は良好で、2人はプライベートでも頻繁に行動を共にし、一緒に海外旅行へ出かけたり、習い事に通ったりしている。また、今泉が痔になった際には毎日病院に見舞いに行った。

西園寺守編集

第3シーズンから登場(初登場は第26回)した刑事で、古畑の部下。部長に昇進した芳賀の命令で古畑の部下に赴任した。

古畑も一目置く有能な人物で、犯行現場の状況分析・被害者の身元特定・容疑者(候補)の経歴調査など事件解決に必要なデータ収集を一手に引き受け、古畑をサポートする。推理には自信があるが、勇み足なところがある(第35回)。小柄な人間にしか出来ない事を、容疑者も出来ると誤認して古畑から注意を受けた事がある(第26回)。背の低さからしばしば「小男(こおとこ)」と呼ばれるが、家族の中では一番身長が高いとのこと。

性格
基本的には作品中では数少ない「普通」の感覚を持ち合わせた人物だが、大浴場でも海水パンツ着用で入浴をしたり、今泉と卓球やテニスをした際には「失礼します」と言ってからスマッシュを打つなど、少しずれた面もある。
礼儀正しいが、黒岩博士に身長のことを言われて大声で怒鳴ったことがあり、自分の身長に関してはコンプレックスを持っている(第27回)ようだが、古畑が監修した刑事ドラマ「鬼警部ブルガリ三四郎」の登場人物である鶴田刑事のモデルが今泉だと分かると「小柄で優秀な部下というのはキャラクターとしては最高なのに」と、いつもとは逆に背が低いことを自らアピールし、自分をモデルにした登場人物がいないことに不満を洩らした(第42回)。
その他
寺の息子であり、第33回で読経般若心経)を披露した。姉が3人いる。古畑に対する自分のポジションは自覚している(第42回)。あだ名はチビ太(今泉が命名)。あたりめ(「鯣」の忌み詞)は好物(第27回)。一方で厳しい一面もあり、祟りや心霊現象などは信じていないため、「この事件は祟りが原因だ」と主張する今泉に対して「今泉! 世の中に祟りなんかないんだ!」と呼び捨てにして怒鳴りつけた(第40回)。尊敬する人物はナポレオン。若い頃はバックパッカーとして世界を放浪していたこともあるという。愛車は「最も危険なゲーム」時点ではシルバーのトヨタ・マークIIグランデ2000、「今、甦る死」時点では日産マーチ14S(こちらもシルバー)に乗り換えている、第30回においてはコンタクトレンズの煮沸器をよく忘れると言っているためコンタクトレンズ使用者。

向島音吉(東国原音吉)編集

  • 読み - むこうじま おときち(ひがしくにばる おときち)
  • 演 - 小林隆(中学時代:タモト清嵐

古畑を「最高の刑事」と敬愛する巡査。旧姓は東国原(ひがしくにばる)だが、『古畑中学生』で描かれた中学生時代では向島姓になっている。埼玉県秩父市出身。 高校時代に控え投手ながら甲子園の出場経験がある。 腹違いの弟に、メジャーリーガーのイチローがいるという設定になっている。

初登場は第2回である。物腰は穏やかで常に丁寧語で話すが、地味で影が薄く古畑が現場に到着すると、よく声をかけてもらえるものの、名前をなかなか覚えてもらえず、毎回のように「君名前なんだっけ?」「向島です」「覚えとく」という会話が繰り返される。また、今泉や桑原からも時折名前を忘れられることがある。第24回でやっと覚えてもらえたものの、東国原姓になっても向島君と呼ばれ続けた。第26回では東国原の姓に戻っていることを明かした。

役職は今泉・西園寺と同じ巡査であるが、今泉・西園寺がスーツ姿で前線での捜査に参加するのに対して、制服姿で主に屋外の警備を担当する。また、第36回では、古畑がファーストクラスに、今泉・西園寺がビジネスクラスに乗っているのに対し、向島はエコノミークラスに乗っている。

本人も雰囲気が地味で影が薄いことを気にしているらしく、今泉や桑原に相談しに来たこともある(「今泉慎太郎」第7回)。第40回で警察を退職することを明かし、第41回では民間ホテルの保安課所属の警備員として再就職する。

第41回までは今泉に対しても敬語を使っていたが、『古畑中学生』では古畑と同級生で、友人であるとの設定がなされた。

古畑との関係
名前をなかなか覚えてもらえないが、現場では顔馴染みである。古畑のことを尊敬しており、古畑のことを「最高の刑事」だと認めている。
実は中学時代、向島のクラスに転校してきた古畑の世話係を任されたことで彼と友人になっており、古畑から贈られたコナン・ドイルの『バスカヴィル家の犬』の文庫本を今でも大切に持っている。しかし、劇中での古畑とのやり取りから察すると、古畑は完全にそのことを忘れている模様。自宅には警官になった後、古畑と撮った写真が飾られている。
家族・友人
向島財閥の婿養子で、元チーマーの妻は内田有紀に酷似している。第3シーズンで一度離婚して旧姓の東国原(ひがしくにばる)になり、後になんとか復縁して向島姓に戻るも、まもなく再び離婚して結局、東国原姓となる。その後妻とは正式に別れ、偶然にも前の妻と同じ姓を持つ、プエルトリカンのアニタ・向島という女性と再婚した模様。メジャーリーガーのイチロー(第41回の犯人)は異母兄弟(実在のイチローとは別人であることを強調するためこの設定になった)。子供が一人いる。中学生の時も向島姓であった。また、上述の通り、中学生時代の古畑の助手だったこともあったようで、この頃寺の孫娘である戸部明日香に想いを寄せていたことがある(ただし当の本人は古畑に想いを寄せていた)。
第41回での事件
ある日、仲のよい暴力団員に請われて暴力団同士の草野球に助っ人として参加する。満塁ホームランを打つ活躍を見せて試合に勝利するも、彼らと喜び合っていた姿を悪質なライター郡山繁にカメラで撮られ、強請りを受けることになる。自分よりも弟・イチローの名誉を守るために、警察を退職し、退職金もはたいて金を支払い続けていたが、郡山の要求はエスカレートする一方。遂に郡山殺害を決意しナイフやストリキニーネのカプセル(科研にいた友人からくすねた)を用意するが、結局イチローが郡山殺しを決行。弟への愛情と、元警官としての良心の板ばさみで苦悩することになる。イチローの身代わりで自首するも、古畑には通用しなかった。アリバイ偽装による殺人の幇助や毒物劇物等取締法違反などの罪は、古畑によって見逃がされた模様(犯人であるイチローがアリバイのでっち上げを拒否した為)。最終回である第42回には登場しなかった。

その他の登場人物編集

芳賀啓二(はが けいじ)
演 - 白井晃
第2シーズンでは、古畑の部下として登場した。非常に気が利く上、賢い一面も魅せるなど、その腕は古畑も認めている。初登場だった小清水潔の事件(第14回)では、今泉と懇意にしていると署内で評判だった古畑が担当を外されたことから、代わって捜査を担当した(事件を解決したのは古畑である)。当初は自律神経失調症で自宅療養中の今泉に代わって古畑と組む予定だった。この事件では今泉を誤認逮捕したが、血痕が付着した今泉のコートや、今泉が逃走を図ったことなどの状況から、部下を引き連れて力ずくで取り押さえた。優れた捜査能力・推理力の持ち主だとされるが、後に登場する西園寺ほどそれが披露された場面がないことから定かではない。今泉とは「古畑の部下」ポジションを巡って時にライバル心を燃やしあったりする。
古畑とは一緒に古畑の実家の長野に行って両親に挨拶をしてきたり、一緒に芳賀宅の風呂に入り、古畑の頭を洗ったりした仲で、その際のとても現像してもらえないような写真を持ち歩いていた。桑原とは、以前同じ店で働いていたことがあるという[3]
階級は第2シリーズでは巡査だったが、それから3年後の第3シーズンでは「部長」と呼ばれていた。
桑原万太郎(くわばら まんたろう)
演 - 伊藤俊人
科学捜査研究所の技官。事件が終わった後、今泉は時折桑原のもとを訪れ、古畑に対する愚痴をぶちまける。初登場は第12回で、古畑に対する憎しみを露にした今泉に、冗談とはいえ毒物を与えようとしたなど、若干マッドサイエンティストの気があった。その後第2シーズンで古畑と対面した時は物腰も柔らかい口調になっている。今泉の古畑の愚痴を邪険にせず、なぐさめや優しい言葉をかけるなど基本的に温和な人物。
年齢は今泉と学年は一緒だが早生まれなので1歳下。そのためか警察では今泉が先輩ではあるがタメ口で話す(初登場では今泉は桑原に敬語で話していた)。
ゴールデンハーフのファンクラブ会員であり、中でも特にユミのファンで追っかけをやっていた。落語研究会の出身という設定は、演じている伊藤俊人本人も実際に大学時代は落語研究会に所属していたことに縁がある。当時の高座名は南亭忽太(なんていこった)。
ライオネルと言う名の「メキシコで見つけた」「綺麗なサーモンピンク色の」「目つきの悪い」「蚊」を飼っており、逃げ出した際は近所の動物園のシマウマが根こそぎやられたとのこと。なお、この「ライオネル」の母親の名前はドロシーで、桑原家でペットとして飼われているらしい(「今泉慎太郎」第5回)。刺されたら死ぬとは桑原の談。
演じている伊藤が亡くなったため、3rdシーズン終了後は登場しない。
花田(はなだ)・花田兄(はなだあに)
演 - 八嶋智人
第27回から登場。以降レギュラーとなる。あらゆる職業を転々とする男で、ファミレス店員(第27回)、コーヒーショップ店員(第31回)、バー店員(第33回)、タクシー運転手(第38回)、日本大使館の派遣員(第39回)として働いたことがある。航空機パーサーとして登場(第36回、「巡査・今泉慎太郎」第12回)する花田は双子の兄。『古畑任三郎 FINAL』には登場しなかった。
鋭い勘(だけが頼り)で的確に犯人を指摘するが、それに全く根拠は無い。つまり犯人を最初から知っている視聴者と同じ目線を持っているため、視聴者の代理、説明役としてドラマ内に存在していると言える。第39回だけは、過去の事件のような推理は披露せず、黛竹千代閣下に仕えているという立場から、閣下の関与を完全否定し、古畑の推理を戒めていた。しかし、途中からは古畑に協力し、事件解決に貢献した。
蟹丸義太夫(かにまる ぎだゆう)
演 - 峰岸徹
捜査第一課特殊犯捜査係長・警部。第4回ではファックスを頼りに部下に的確な指示をし、第7回では事故(実際は計画殺人)の記者発表で登場し(記者発表が好きなようで、メイクをして会見に臨んでいた)、第25回では古畑の消息に関する証言をしている。が、第4回でも、最終的に責任を追及された際に部下であるはずの古畑に助言を求めるなど、基本的には「頼りない上司」的存在。
神宮音彦(じんぐう おとひこ)
演 - 山口崇
福岡天神大学の教授。第9回にのみ登場。科学者としての立場から超能力を全否定し、超能力者を自称する黒田清とテレビ番組で対決する。小説版では古畑に代わって、黒田の犯行を暴くという重要な役割を担う。(小説版では、古畑はスタジオに居合わせてすらおらず、神宮教授に電話でアドバイスをするのみ)
暮睦(くれむつ)
演 - 大谷亮介
爆発物処理班班長の警部。第17回のみに登場。観覧車に仕掛けられた爆弾をこともあろうに今泉に処理させようと苦渋の決断をした。どちらかと言うと「頭より体」と言った感じの体育会系で、古畑とは異なるタイプ。古畑とは署内ボウリング大会決勝戦で対決、負けている。
海老沢俊晴(えびざわ としはる)
演 - 近藤芳正
第19回、第42回に登場。テレビ局のプロデューサーで担当番組はクイズ王、ポタージュなど。
松阪(まつざか)
演 - 野仲功
舞台監督。第26回、第28回、第33回に登場。本人は、自分の係わる仕事で必ず殺人事件が起こることに不満を抱いている。

犯人(ゲスト)編集

第1シーズンの犯人編集

第1回「死者からの伝言」
後に無罪判決。
第2回「動く死体」
ストーリー上では最初の犯人。
第3回「笑える死体」
第4回「殺しのファックス」
ストーリー上では「死者からの伝言」の前。
第5回「汚れた王将」
小説版未収録。
第6回「ピアノ・レッスン」
第7回「殺人リハーサル」
小説版未収録。
第8回「殺人特急」
ドラマ『振り返れば奴がいる』の登場人物。
第9回「殺人公開放送」
小説版での名前は「黒田聖(きよし)」。
第10回「矛盾だらけの死体」
小説版での名字は「迫坪」。今泉が謎解きの際にその場にいた珍しい例。
第11回「さよなら、DJ」
映画『ラヂオの時間』にも登場。
第12回「最後のあいさつ」
小説版では名前が木暮、階級が警視。ドラマでは名前はなく、「小暮警視」と表記。

第2シーズンの犯人編集

第22回サブタイトル横のカッコ内は放映時に新聞のラテ欄に表記されていたもの

第14回「しゃべりすぎた男」
第1回の犯人、小石川ちなみを弁護していた。今泉とは大学の同期。
第15回「笑わない女」
第16回「ゲームの達人」
最初の連続殺人犯。
第17回「赤か、青か」
身勝手な理由で大量破壊を企てたサイコパス 。古畑が唯一手を上げた人物。
第18回「偽善の報酬」
殺害シーンに凶器が登場しない。
第19回「VSクイズ王」
第20回「動機の鑑定」
唯一、本名不詳の犯人。冒頭の事件では永井薫(角野卓造)も共犯。拳銃による殺人では、リボルバーが使われた唯一無二の例。
第21回「魔術師の選択」
第22回「間違われた男」(間違えられた男)
二度犯行を行うも、最初の事件は、古畑は捜査していない。最初の殺人は、唯一猟銃が使われた事件。
第23回「ニューヨークでの出来事」
米国の裁判では無罪確定。

第3シーズンの犯人編集

サブタイトル横のカッコ内は放映時に新聞のラテ欄に表記されていたもの。

第28回「若旦那の犯罪」
謎解きの際に第三者がいた稀な例。またその人物の言葉から下の名前が「信雄(のぶかつ)」であることが分かる。
第29回「その男、多忙につき」(忙しすぎる殺人者)
第30回「灰色の村」(古畑、風邪をひく)
話の中心は鵜飼(岡八郎)ら村人が計画した。村人全員による偽装工作。
第31回「古畑、歯医者へ行く」(アリバイの死角)
唯一無二の男装した女性の犯人(女装した男性の犯人は存在しない)。
第32回「再会」(古い友人に会う)
未遂。他殺に見せ掛けて自殺しようとしていた。古畑に金森の歯科医院を紹介した。
第33回「絶対音感殺人事件」
序盤にて古畑が音楽嫌いだったことが判明。
第34回「哀しき完全犯罪」
第35回「頭でっかちの殺人」(完全すぎた殺人)
唯一爆弾を使って殺害した。
第36回「追いつめられて」(雲の中の死)
事故。古畑が唯一捜査に参加しない事件。
第37回「最も危険なゲーム・前編」(最後の事件)、第38回「最も危険なゲーム・後編」(最後の事件)
シリーズ唯一の前後編エピソード。話の中心は殺人が元で起きた鉄道会社への脅迫事件。
SAZの犯行メンバーは他に、浅香忠夫(斉藤洋介)、山本一郎(山崎一)、大和田五郎(水道橋博士)、江田(杉崎浩一)の4人。日下を除いて事件後に逮捕されたかは不明。

スペシャルの犯人編集

第13回「笑うカンガルー」
第24回「しばしのお別れ」
第26回「古畑任三郎 vs SMAP」
  • SMAP(架空)(アイドルグループ) - SMAP
木村拓哉が2度目の犯人役を演じる。SMAPのマネージャーだった前田(戸田恵子)は2013年現在、古畑と家族ぐるみの付き合いがある[4]
第27回「黒岩博士の恐怖」
最初の事件では春木(栗田貫一)も共犯。
第39回「すべて閣下の仕業」
今泉と西園寺が全編登場しない珍しい回。シリーズで唯一犯人が自殺する回。
第00回「古畑中学生 〜生涯最初の事件〜」
蒲郡(甲本雅裕)と和尚(石田太郎)との共犯。殺人ではなく埋蔵金強奪の罪。

ファイナルの犯人編集

第40回「今、甦る死」
事件により、専務 → 副社長 → 社長と出世。事故に偽装された殺人(猟銃の暴発)で絶命。
別件で逮捕。
第41回「フェアな殺人者」
向島と異母兄弟。
第42回「ラスト・ダンス」
犯人、被害者の二役(大野もみじ・大野かえで)。

総集編の犯人編集

第25回「消えた古畑任三郎」
事故(過失)。

被害者編集

第1シーズンの被害者編集

第1回「死者からの伝言」
地下の金庫室に閉じ込められ、窒息死。
第2回「動く死体」
もみ合ううちに突き飛ばされ、机の角に後頭部を強打することによる打撲死(過失致死)。
第3回「笑える死体」
  • 田代慎吾(シェフ・笹山の恋人) - 羽場裕一
不法侵入した泥棒に対する正当防衛という形を偽装した上で、バットで撲殺。
第4回「殺しのファックス」
紐による絞殺(話の中心は偽装された誘拐事件)。
第5回「汚れた王将」
  • 大石(将棋棋士・対局の立会人) - 小林昭二
灰皿で撲殺。
第6回「ピアノ・レッスン」
スタンガンの電圧流で死亡(ショック死)。
第7回「殺人リハーサル」
殺陣の段取り違いと思わせて、模造刀を真剣と取り違えたことに見せかけて斬殺。
第8回「殺人特急」
睡眠薬入りポタージュを飲まされ、20ccの塩化カリウムを踝の静脈に注入して自然死に見せかけた薬殺。
第9回「殺人公開放送」
  • 中島(チンピラ風の男) - 岡部務
イカサマを仕込中に現場を目撃し、揉み合ううちに石で撲殺。
第10回「矛盾だらけの死体」
置物で殴打されたが死んでいない
大量の睡眠薬による薬殺。
第11回「さよなら、DJ」
ある場所に待機させた上で、スパナで撲殺。
第12回「最後のあいさつ」
別の場所で張り込みをしていたと装い、FN ブローニングM1910で射殺。

第2シーズンの被害者編集

第14回「しゃべりすぎた男」
花瓶として使われていたガラス製の水差しで撲殺。
第15回「笑わない女」
自室で転倒時に鉄アレイの棒部分に頭を打って事故死したと偽装して、棒と同じサイズの鉄パイプで撲殺。
第16回「ゲームの達人」
コルト22で銃殺後、花見の無理心中に偽装。
花見を銃殺したコルト22で銃殺。
第17回「赤か、青か」
懐中電灯で撲殺。
第18回「偽善の報酬」
  • 佐々木和子(マネージャー・高代の妹) - 絵沢萠子
和子がチャリティー用に貯めこんでいた硬貨を詰めた袋で撲殺。
第19回「VSクイズ王」
突き飛ばされ、衣装ケースに頭を強打したことによる打撲死(過失致死)。
第20回「動機の鑑定」
永井と共にコルトトルーパー38/2インチで銃殺。
本物の慶長の壷で殴った挙句、日本刀で斬殺。
第21回「魔術師の選択」
  • 倉田勝男(奇術師) - 池田成志
オレンジジュースの瓶に粉末状の青酸化合物を入れ毒殺。
第22回「間違われた男」
レミントンライフルで銃殺後、糸によるトリックを仕掛ける(ただしこの殺人を古畑は捜査していない)。
石で頭部強打の撲殺(ただしこの殺人が古畑の捜査の始まりではない)。
第23回「ニューヨークでの出来事」
  • ネルソン・ケンドール(小説家・のり子の夫) - 役者なし
たいやきのしっぽ側に毒を仕込み、それを食べさせ毒殺(ただし自ら尻尾側を渡した訳では無く、レディファースト意識を利用した犯罪。米国では無罪確定)。

第3シーズンの被害者編集

サブタイトル横のカッコ内は放映時に新聞のラテ欄に表記されていたもの。

第28回「若旦那の犯罪」
  • 気楽家苦楽(落語家・雅楽の兄弟子) - モロ師岡
首を軍用ナイフで斬殺。
第29回「その男、多忙につき」(忙しすぎる殺人者)
  • 岩田大介(都議会議員) - 佐渡稔
自殺に見せ掛けるため、秘書と携帯電話で通話中に9mm口径自動拳銃で銃殺。
第30回「灰色の村」(古畑、風邪をひく)
日本刀で斬殺後、沼に遺体を沈める。
第31回「古畑、歯医者へ行く」(アリバイの死角)
コンマ25口径の自動式拳銃で銃殺。
第32回「再会」(古い友人に会う)
  • なし
自身の拳銃自殺を妻による殺人に見せ掛けようと計画。
第33回「絶対音感殺人事件」
大理石製の灰皿で撲殺。
第34回「哀しき完全犯罪」
非常用懐中電灯で撲殺。ただし完全には絶命せず、通報しようと電話機まで這って進むが、手前で力尽きて死亡。
第35回「頭でっかちの殺人」(完全すぎた殺人)
爆弾を仕掛けた銅像を用いて、電話で等々力自らに起爆スイッチを操作させて爆殺。
第36回「追いつめられて」(雲の中の死)
乱気流で飛行機が揺れたため転倒し、後頭部を打ち死亡(事故死)。
第37回「最も危険なゲーム・前編」(最後の事件)、第38回「最も危険なゲーム・後編」(最後の事件)
SAZメンバーにより追跡され、公園で銃殺(ただしこの殺人に関しては対決しない)。

スペシャルの被害者編集

第13回「笑うカンガルー」
  • 野田茂男(数学者・二本松の相棒) - 田口浩正
最初、野田の妻・ひかるに突き飛ばされ、テーブルに頭を打つも、死んでおらず(故意。古畑も気付いていたが、温情で見逃している)その後、二本松が灰皿で撲殺。
第24回「しばしのお別れ」
睡眠薬入りの茶を飲ませ、ジギタリスを注射して殺害。
第26回「古畑任三郎 vs SMAP」
  • 富樫明男(コンサートホールスタッフ) - 宇梶剛士
首吊り自殺に見せかけ、絞殺。
第27回「黒岩博士の恐怖」
毒物注射で毒殺後、肛門におみくじを詰める。
パターで撲殺。その後飛び降り自殺に偽装し、春木自身が犯人だと記したおみくじを肛門に詰める。
第39回「すべて閣下の仕業」
壷で撲殺後、現地の反日団体に誘拐され、殺されたと偽装。

ファイナルの被害者編集

第40回「今、甦る死」
  • 堀部大吉(パン工場代表取締役社長) - 千葉哲也
天馬に心理誘導されている音弥により、撲殺後事故死に偽装される。
  • 堀部音弥(パン工場専務) - 藤原竜也
天馬に誘導され大吉を殺害した張本人だが、その後天馬によって自身を被害者と偽装するのに失敗したことによる、銃での事故死に見せかけられる。
第41回「フェアな殺人者」
ストリキニーネを使用し、毒殺。ただし郡山に毒か蜂蜜の入ったカプセルを選ばせて飲ませており、自分が死ぬ代わりに彼が助かるチャンスも作っている。
第42回「ラスト・ダンス」
  • 大野かえで(脚本家 ※犯人の項を参照) - 松嶋菜々子
(昔、取材した暴力団員からもらった)自動式拳銃で銃殺。

総集編の被害者編集

第25回「消えた古畑任三郎」
今泉の不注意によって第1回の殺害現場である山荘の地下倉庫に閉じ込められる(後に無事救出)。

脚注編集

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  1. ^ 向島が聞いた噂によると、そこで他のホステスの男を奪ったことによるもめ事で古畑は村を去るハメになったという。
  2. ^ 尤もこのとき犯人が切るように指定したのは正しい「赤」ではなく、「青」であったため、色旗ではなく電話での指示ならば解体に失敗していた可能性もある。
  3. ^ 芳賀役の白井と桑原役の伊藤が共演した『王様のレストラン』のパロディ。
  4. ^ SMAP GO!GO!』内の生ドラマ『「古畑任三郎 vs SMAP」 その後…』より
  5. ^ 小説版は小野忠国
  6. ^ 小説版は衆議院議員

関連項目編集