台北捷運公司
台北捷運公司(たいぺいしょううんこうし、略称:北捷)は台湾で運輸業を営む企業である。台北捷運、猫空ロープウェイ、台北アリーナ、YouBike(台北市公共自転車)(ジャイアントに委託)を運営している。
社屋 | |
種類 | 股份有限公司 |
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市場情報 | 非上場(台北市政府公営企業) |
略称 | 台北捷運公司、北捷、TRTC |
本社所在地 |
台湾 104-48 台北市中山区中山北路2段48巷7号 |
設立 | 1994年7月29日 |
業種 | 運輸業 |
事業内容 | 台北捷運、猫空ロープウェイ、台北アリーナなど |
代表者 |
董事長:董瑞斌[1](悠遊卡公司董事長も兼任[2]) 総経理:蔡輝昇 |
資本金 | 93.54億元 |
主要株主 |
台北市政府(73.75%) 交通部(17.14%) 新北市政府(8.75%) 唐栄鉄工廠 台北富邦銀行 兆豊国際商業銀行 合作金庫銀行 |
主要子会社 | 悠遊卡投資ホールディング |
外部リンク | #外部リンク参照 |
台北大衆捷運股份有限公司 | |
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本社ビル看板 | |
各種表記 | |
繁体字: | 臺北大眾捷運股份有限公司 |
簡体字: | 台北大众捷运股份有限公司 |
拼音: | Tāiběi Dàzhòng Jiéyùn Gǔfènyǒuxiàngōngsī |
注音符号: | ㄊㄞˊ ㄅㄟˇ ㄉㄚˋ ㄓㄨㄥˋ ㄐㄧㄝˊ ㄩㄣˋ ㄍㄨㄥ ㄙ |
台湾語白話字: | tâi-pak chia̍t-ūn kong-si |
日本語漢音読み: | たいぺいしょううんこうし |
英文: | Taipei Rapid Transit Corporation |
株主には台北市政府、交通部、新北市政府、唐栄鉄工廠、台北富邦銀行、兆豊国際商業銀行、合作金庫銀行の7法人である。このうち台北市政府が73.75%を持つ最大の株主である。台北捷運公司と台北市政府捷運工程局は共同で1つのビルに入っている(「捷運行政ビル」、台北捷運双連駅近く)。台北市政府捷運工程局は路線の計画と建設を行い、台北捷運公司は運営を司っている。
歴史
編集- 1986年 - 行政院が台北都会区の捷運初期路線網を決定した。[3]
- 1988年12月15日 - 台北捷運の建設を開始した[3]。
- 1989年12月18日 - 台北捷運公司計画準備処が作られた。
- 1994年7月29日 - 台北捷運公司が正式に設立された。
- 1996年3月28日 - 台北捷運の最初の路線である木柵線が開通した[3]。(新交通システム)
- 1997年3月28日 - 鉄道システムの淡水線(淡水 - 中山)が開通した[3]。(以後の開通路線については台北捷運参照)
- 1998年7月20日 - 木柵線の旅客サービスがISO 9002認証を取得した[3]。
- 1998年12月22日 - 輸送人員が1億人を超えた[3]。
- 1999年5月 - 中山地下街の営業を開始
- 1999年10月18日 - 捷運接続バスを開始した[3]。
- 1999年12月31日 - 翌日まで終夜営業を行った[3]。(以後毎年の越年時は終夜運行)
- 2000年12月22日 - 営業時間を午後12時まで延長した[3]。
- 2001年1月4日 - 累計輸送人員が5億人を超えた[3]。
- 2001年5月25日 - 台北捷運の旅客輸送サービスがISO 9002認証を取得した[3]。
- 2001年9月17日 - 台北が台風第16号に見舞われ、台北捷運が多大な損害を受けた。
- 2002年2月7日 - コーポレートアイデンティティを変更し、「metro Taipei」と車両などに表示開始した[3]。
- 2002年4月25日 - 「2002年台北国際捷運博覧会」が開催された[3]。
- 2002年6月12日 - 悠遊卡(Easycard)を部分的に試用開始した[3]。
- 2002年7月19日 - 東区地下街(忠孝敦化駅と忠孝復興駅の間)の運営開始
- 2002年9月30日 - 悠遊卡を正式に全面使用開始した[3]。
- 2003年1月18日 - 台湾桃園国際空港のスカイトレインの運営開始[4]。
- 2003年11月1日 - 捷運とバス間での乗継割引を開始した[3]。
- 2004年 - 台北捷運公司が社員の悠遊卡不正横領事件で震撼した[5]。
- 2004年7月29日 - 台北捷運公司成立10周年で記念式典などのイベントや記念切符を発売した[3]。
- 2005年7月15日 - 1日乗車用悠遊卡を発売開始した[3]。
- 2005年8月16日 - 累計輸送人員が20億人を超えた[3]。
- 2005年9月17日 - 龍山寺地下街の運営開始。
- 2006年3月28日 - 台北捷運開通10周年で記念式典などのイベントや記念切符を発売した[3]。
- 2006年12月1日 - 台北駅と忠孝復興駅でホームドアを使用開始した[3]。
- 2007年5月22日 - IC式のトークン(コイン型乗車券)を使用開始した[3]。
- 2007年7月4日 - 猫空ロープウェイを営業開始した。
- 2007年8月1日 - 磁気式の最低区間切符を使用停止し、全面的にICトークンに切り替えた[3]。
- 2007年8月22日 - 台北アリーナの運営を開始した。
- 2008年2月22日 - 累計輸送人員が30億人を超えた[3]。
- 2008年7月1日 - 猫空ロープウェイの累計輸送人員が500万人を超えた[3]。
- 2010年4月22日 - 累計輸送人員が40億人を超えた[3]。
- 2012年2月17日 - 累計輸送人員が50億人を超えた[3]。
- 2013年10月6日 - 累計輸送人員が60億人を超えた[6]。
- 2014年12月16日 - 台北市立児童新楽園(士林区)の運営を開始。
- 2017年2月 - 累計輸送人員が80億人を超えた[7]。
- 2019年3月31日 - 累計輸送人員が100億人に到達した。100億人目の旅客は新荘駅で出現している[8]。
出典
編集- ^ (中央通訊社)台北捷運公司董事長 董瑞斌接任 アーカイブ 2016年6月28日 - ウェイバックマシン
- ^ (中央通訊社)悠遊卡投控公司董座 董瑞斌接任 アーカイブ 2016年8月18日 - ウェイバックマシン
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa 大事紀 アーカイブ 2017年1月18日 - ウェイバックマシン臺北大眾捷運股份有限公司
- ^ 軌道工程特論期末報告 アーカイブ 2013年1月24日 - ウェイバックマシン台大營建知識網
- ^ 陳智華 (2004年1月10日). “北市捷運揩油案 開除八人”. 自由時報. オリジナルの2007年4月30日時点におけるアーカイブ。
- ^ 營運17年 台北捷破60億人次 アーカイブ 2023年4月4日 - ウェイバックマシン2013年10月7日,大紀元
- ^ 中視《60分鐘》軌道經濟帶頭衝 アーカイブ 2023年4月4日 - ウェイバックマシン2017年3月23日,中天快點TV
- ^ 台北MRT、利用者100億人達成 該当者は「名乗り出」が必要/台湾 アーカイブ 2019年4月2日 - ウェイバックマシン 2019年3月31日,フォーカス台湾