各務原キムチ
各務原キムチ(かかみがはらキムチ)とは、材料に各務原にんじんと松の実を使用し、「キムチ日本一の都市研究会事務局」から認定を受けたキムチのことである。
認定は「各務原キムチ販売店」と「各務原キムチ料理取扱店」があり、各務原キムチのイメージキャラクター「キムぴ~」の付いたのぼりが配布され店に掲げる事ができ、各務原キムチMAPにて紹介される。
認定条件 編集
この2点以外は認定店の自由となっており、通常キムチに使われる白菜、大根、きゅうりだけでなく、ヤーコン、竹の子、菊芋、エリンギ、カブ、エゴマの葉などが使用される。
取扱店・認定料理・認定商品 編集
沿革 編集
- 1999年 - 各務原日韓親善協会が発足し、その活動の中でキムチ漬けの講習会を行なう。その頃、各務原商工会議所は各務原市の新たな特産品を考えており、このキムチに目をつける。
こうして、各務原日韓親善協会、各務原商工会議所、JA等が協力し、都市おこしプロジェクトとして、各務原キムチを開発し、市内の十数か所の飲食店、業者等で製造、販売を開始する。折しも冬のソナタによる韓流ブームの最中であり、冬のソナタゆかりの春川市と姉妹都市である各務原市には追い風となる。 - 各務原キムチ認定店は2006年には約60店、2019年現在では39店[1]である。
- 2007年6月1日 - 市内在住のSAX奏者・小島勇司制作のイメージソングCD『キムチの気持ち』が発売される。
- 2007年6月2日-3日 - 富士宮市で開催された第2回B-1グランプリに出場。
- 2007年11月10日 - 各務原キムチが中小企業庁の「地域資源∞全国展開プロジェクト」事業の採択を受け、各務原商工会議所が中心となり開発した4種類の新商品が、かかみがはら産業・農業祭で発表された。
- 海鮮白菜キムチ - 各務原キムチを具材として炊き込んだ持ち帰り用釜飯。
- 特選★風キムチ - 白菜と大根のキムチ。
- 各務原キムチ・ポギキムチ - 白菜を丸ごと漬け込んだキムチ。
- 温感・各務原キムチボディーソープ - 唐辛子、松の実、ニンジンエキスを配合したボディーソープ。
- 2008年1月19日-20日 - 第2回各務原キムチまつりが河川環境楽園オアシスパークにて行われた。
- 2008年11月1日-2日 - 福岡県久留米市で開催された第3回B-1グランプリで、各務原キムチ鍋が3位入賞。
イメージキャラクター 編集
「キムぴ~」
- 唐辛子を擬人化したキャラクター。「キムチを食べてハッピー」という願いが込められている。通常は唐辛子に顔と手足が付くだけだが、マフラーと眼鏡を身に着けた「ヨン様(ペ・ヨンジュン)」風や、コック帽、学生帽とロイド眼鏡を身につけたデザインもある[1]。
- イベント用に着ぐるみも製作されているが、イラストを再現したものではなく、着用した人物が顔を出す構造である。
イメージソング 編集
「キムチの気持ち」
- 韓国の音階とジャズの要素を取り入れたイメージソング。オリジナルバージョンをはじめ、合唱バージョン、よさこいバージョン、吹奏楽バージョン、盆踊りバージョンがある。2008年には吹奏楽団シエナウインドオーケストラによって演奏された。