吉備中央町

日本の岡山県加賀郡の町

吉備中央町(きびちゅうおうちょう)は、岡山県中部に位置する加賀郡に属する。

きびちゅうおうちょう ウィキデータを編集
吉備中央町
Tenraian 02.JPG
吉備中央町旗 吉備中央町章
吉備中央町旗 吉備中央町章
2005年9月1日制定
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
中国・四国地方
都道府県 岡山県
加賀郡
市町村コード 33681-5
法人番号 5000020336815 ウィキデータを編集
面積 268.78km2
総人口 10,418[編集]
推計人口、2023年1月1日)
人口密度 38.8人/km2
隣接自治体 岡山市総社市高梁市真庭市
久米郡美咲町
町の木 アカマツ
町の花 ツツジ
町の鳥 ブッポウソウ
吉備中央町役場
町長 山本雅則
所在地 716-1192
岡山県加賀郡吉備中央町豊野1番地2
北緯34度51分48秒 東経133度41分37秒 / 北緯34.86342度 東経133.6935度 / 34.86342; 133.6935座標: 北緯34度51分48秒 東経133度41分37秒 / 北緯34.86342度 東経133.6935度 / 34.86342; 133.6935
役場庁舎位置

吉備中央町役場
外部リンク 公式ウェブサイト

吉備中央町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

概要編集

 
吉備高原都市センター区のきびプラザ

岡山県の中央に位置する町であり、2004年賀陽町加茂川町が合併して誕生した。

町の中南部は岡山県が主導し吉備高原都市と呼ばれる、保健・福祉・教育・文化・産業・レクリエーションの調和等を高めた都市を開発している。

町名について編集

「吉備中央」の名は町域が旧国名「吉備の国」の大部分を占める岡山県の「中央」に位置する事に由来している。決定にあたっては、町民意向調査の結果を参考に、合併協議会委員の無記名投票によって決定した[注 1][1]

加賀郡という郡名は旧町名(加茂川と賀陽)の頭文字を取って付けられた。

地理編集

町全域は標高 200 〜 697 m吉備高原と呼ばれる高原地帯である。

地形編集

  • 山 : 大平山、大和山、本宮山
  • 河川 : 旭川宇甘川、加茂川
  • 湖沼 : 旭川湖、鳴滝湖

地域編集

高原地帯で比較的緩やかな地形であるため、人口分布は町内全域に分散し、人口空白地域は、中山間地域にありながら比較的少ない。吉備高原都市や賀陽庁舎周辺で集積がみられる[2]

住所一覧
  • 加茂川地区
    下加茂、高谷、加茂市場、美原、上加茂、広面、竹部、上野、平岡、神瀬、高富、案田、小森、上田東、円城、上田西、細田、三納谷、下土井、井原、富永、和田、豊岡下、三谷、大木、豊岡上、杉谷、粟井谷、尾原、笹目、福沢、溝部
  • 賀陽地区
    豊野、黒土、田土、湯山、納地、竹荘、上竹、吉川、黒山、北、岨谷、宮地、西

隣接している自治体・行政区編集

人口編集

 
吉備中央町と全国の年齢別人口分布(2005年) 吉備中央町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 吉備中央町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

吉備中央町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


歴史編集

合併までの経緯編集

上房郡賀陽町と、御津郡加茂川町による協力関係の歴史は、1973年昭和48年)11月の吉備高原都市建設促進協議会設置まで遡る。

2000年代地方分権一括法施行(合併特例法改正)や三位一体の改革などによる市町村合併の動きが全国で進むと、2002年平成14年)1月8日に町四役同士により合併研究会第1回会議を行った。以降、町幹部同士、町議員同士による数多くの研究会議と並行して両町内各地で住民説明会または住民懇談会を行い、同年7月29日に両町は法定協議会である「吉備高原中央地域合併協議会」を設置した。その後両町は2004年(平成16年)4月27日合併調印、5月19日岡山県に合併申請を行い、10月1日に合併した[3]

合併後編集

行政編集

町長編集

現職
  • 山本雅則 (2012年10月24日就任、3期目。元吉備中央町教育委員会事務局長補佐)
歴代町長
氏名 就任日 退任日 備考
初-2 重森計己 2004年10月24日 2012年10月23日 前賀陽町長
3-5 山本雅則 2012年10月24日 現職 元吉備中央町職員

町役場編集

本庁
  • 賀陽庁舎:吉備中央町豊野1番地2(旧賀陽町役場)
  • 加茂川庁舎:吉備中央町下加茂1073番地1(旧加茂川町役場)
  • 教育委員会事務局:吉備中央町吉川4860番地6(きびプラザ内)
  • 水道事務所:吉備中央町吉川4382番地
支所・出張所
  • 吉川支所:吉備中央町吉川4860番地6(きびプラザ内)
  • 大和支所:吉備中央町西278番地
  • 井原出張所:吉備中央町井原1番地1(井原コミュニティセンター内)

町議会編集

  • 定数 : 12人
  • 任期 : 2024年10月23日まで
党派一覧
所属党派 議員数
無所属 11
日本共産党 1
合計 12

広域行政の管轄について編集

町発足当初は、国や県の関係機関は一部を除き、旧賀陽町域と旧加茂川町域で異なっているのが多かった。これは旧賀陽町を含む旧上房郡が高梁地域、旧加茂川町を含む御津郡が岡山地域と、異なる地域であったことから生じた事態である。

警察は合併当初は旧賀陽町域が高梁警察署、旧加茂川町域が御津警察署の管轄となっていたが、2006年4月1日から全域が岡山北警察署(御津警察署から改称)の管轄となっている。

消防は、合併前は旧加茂川町では消防団が救急業務を含めて担当し、旧賀陽町は高梁市に委託していたが、合併を期に旧加茂川町が合併前から協議していた岡山市への委託(岡山市消防局北消防署吉備中央出張所)となり、高梁市とは委託を解消した。

ごみ処理事業も合併直後は、旧加茂川町域は岡山市・吉備中央町の一部事務組合が、旧賀陽町域では高梁地域事務組合がそれぞれ行っていたが、2012年4月から高梁地域事務組合に統一された。

県の関係機関は2005年4月1日に9地方振興局が3県民局に再編され、吉備中央町全域が備前県民局の管轄となった。

マスコットキャラクター編集

  • へそっぴー …… 町のキャッチフレーズのロゴと町内で保護活動が盛んな渡り鳥のブッポウソウをモデルにしたもの[4]

姉妹都市・提携都市編集

国内編集

国外編集

施設編集

主な病院編集

  • 吉備高原ルミエール病院
  • 独立行政法人労働者健康安全機構吉備高原医療リハビリテーションセンター

文化施設編集

  • ロマン高原かよう総合会館

スポーツ施設編集

  • かもがわ総合スポーツ公園
  • かよう総合スポーツ公園
  • かもがわ武道館
  • 吉備高原グラウンドゴルフ場

教育編集

小学校編集

町立
  • 吉備中央町立津賀小学校[参 1]
  • 吉備中央町立円城小学校[参 2]
  • 吉備中央町立御北小学校[参 3]
  • 吉備中央町立上竹荘小学校[参 4]
  • 吉備中央町立豊野小学校[参 5]
  • 吉備中央町立下竹荘小学校[参 6]
  • 吉備中央町立吉川小学校[参 7]
  • 吉備中央町立大和小学校[参 8]
  • 吉備中央町立吉備高原小学校[注 2][参 9]
私立
  • 吉備高原のびのび小学校[参 10]

中学校編集

町立
  • 吉備中央町立加賀中学校(2014年4月開校)
私立

高等学校編集

私立

職業訓練施設編集

公共職業能力開発施設

廃校編集

経済編集

工業編集

吉備高原都市に研究学園区、産業区があり企業が進出している[5]

吉備高原都市に拠点を持つ企業
  • パナソニック吉備
  • 吉備NC能力開発センター
  • オーニック
  • 林原生物化学研究所吉備製薬工場
  • エヌイーシ-ル吉備高原工場
  • タカノフーズ中四国
町内に本社がある企業

金融機関編集

交通編集

鉄道編集

町内を走る鉄道はない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR西日本伯備線備中高梁駅(町の西側から)、津山線金川駅福渡駅(町の東側から)。

バス編集

高速バス、路線バスの太字は町内区間を示す。

高速バス編集

路線バス編集

  • 中鉄バス
    • 天満屋バスステーション - 岡山駅 - 楢津 - 芳賀佐山団地 - (吉備新線経由) - 国少口 - きびプラザ - 上野口 - リハビリセンター
    • 国立病院 - 免許センター - 金川駅 - 下加茂 - 加茂川中学校前 - 宮前 - 井原 - 福沢 / 杉谷(平日のみ運行)
    • 下加茂 - 二川 - 湯ノ瀬温泉 - 井原(平日のみ運行)
    • 総社南高北 - 総社駅 - 大和郵便局前 - 妙仙寺前 - 湯山口 - 田土 - 宮前(平日・土曜日のみ運行)
  • 備北バス
    • 高梁バスセンター - 出口 - 正力 - 新町 - 神原 - 湯山口 - リハビリセンター - きびプラザ - 吉川
    • 高梁バスセンター - 楢井 - 一の瀬 - 坂本 - 大和郵便局前 - 東村
  • 吉備中央町営バス
    • 妙仙寺 - 正力 - 新町 - 兼信
    • きびプラザ - 吉備高原口 - 岡山医療センター
    • 町内巡回バス「へそ8バス」

道路編集

高速道路
一般国道
県道
道の駅

通信編集

電話編集

市外局番は、賀陽地区全域と加茂川地区の吉備高原都市が0866(20〜29、40〜59) 、加茂川地区(吉備高原都市を除く)が0867(20、21、25、27、29〜36、39)となっている。

  • 0866(20〜29、40〜59)エリア
    • 高梁市真庭市(北房地区)・吉備中央町(賀陽地区全域と加茂川地区の吉備高原都市)
  • 0867(20、21、25、27、29〜36、39)エリア
    • 美咲町(旭地区)・吉備中央町(加茂川地区(吉備高原都市を除く))

郵便編集

郵便番号は、以下の通りとなっている。

  • 賀陽郵便局:716-11xx、716-12xx
  • 大和郵便局:716-15xx
  • 津賀郵便局:709-23xx
  • 円城郵便局:709-24xx、709-25xx
  • 新山郵便局:709-26xx

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事編集

 
妙本寺番神堂(国の重要文化財)
 
吉川八幡宮
 
天籟庵。重森三玲の設計した茶室である

名所・旧跡・観光スポット編集

祭事・催事編集

  • 加茂大祭(毎年10月第3日曜日、総社宮)
  • 当番祭(毎年9・10月、吉川八幡宮)
  • レインボーフェスティバル(7月 夏休みが始まる最初の土曜日)
  • 案山子まつり(毎年8月の終わりから9月中旬にかけて)
  • 鬼伝祭(毎年8月下旬)
  • わっしょい和んさか吉備高原フェスタ(毎年10月第一又は第二日曜日)
  • 念仏おどり(毎年8月16日、観音院)

スポーツ大会編集

  • 岡山吉備高原車いすふれあいロ-ドレ-ス(毎年10月)

出身有名人編集

脚注編集

[脚注の使い方]

注釈編集

  1. ^ 町民意向調査、協議会委員投票(決選投票)ともに1位は「吉備中央町」、2位は「吉備高原町」。
  2. ^ 2006年3月までは吉備高原都市学校事務組合立。

参照編集

出典編集

  1. ^ 新町の名称決定吉備高原中央地域合併協議会、2021年10月17日閲覧。
  2. ^ 吉備中央町地域公共交通網形成計画吉備中央町、2021年、4頁。
  3. ^ 吉備高原中央地域合併協議会吉備高原中央地域合併協議会、2021年11月13日閲覧。
  4. ^ “吉備中央キャラは「へそっぴー」 合併10周年記念式典で発表”. 山陽新聞 (山陽新聞社). (2014年10月4日). http://www.sanyonews.jp/article/78075/1/?rct=takahashi_nimi 2014年10月19日閲覧。 
  5. ^ 吉備高原都市内施設(主な立地企業)”. 岡山県 (2010年8月17日). 2018年6月6日閲覧。

外部リンク編集