吉富 昭仁(よしとみ あきひと)は、日本漫画家。宮崎県出身。代表作に『EAT-MAN』『RAY』『BLUE DROP』など[1]

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来歴編集

中学生のとき、付けペンを使い本格的に絵を描き始める[2]。『週刊少年ジャンプ』の新人賞に鳥山明が審査員を務める回を狙い作品を投稿したが、箸にも棒にもかからなかった[2]。高校生のとき、『コンプティーク』連載のSFライトノベル「パンゲア」の挿絵でデビュー。『ローンナイト』が初のオリジナル連載作品となる[2]

1996年から2003年に『電撃コミックガオ!』で連載された「EAT-MAN」は2回アニメ化され、初期の代表作となる[2]

デビューから25年ほど経ったころに受けたインタビューでは、臨機応変に変化を続けたことが、画業を続けてこられた秘訣なのではないかと答えている[3]。実際、百合ボーイズラブも手掛けるなど、年々活動の場を広げている[3]

作風編集

作品は1話完結であることが多い[4]。話をオチから考える(帰納法)ことが多いために短編向きなのだろうと述べているほか、飽きやすい性格なので次は全く別の話にしたいということが度々あるとも語る[4]。連載を始めたころ、週刊誌は次に繋げて盛り上げられるが、月刊誌でそれをやられても困るため1話で終わらせるよう、当時の編集者から叩き込まれたことが強烈に残っているのだろうという[4]

弱点として、話をまとめるのはうまいが、そのまとめ癖のせいで小さくおさまっていると指摘されているという[4]。弱点なので直さなければならないと考えていたが、悪いまとめ癖はどうしても出てしまうため、「どんなに伏線がとっちらかっても回収できるのか」と逆に考えるようになり、恐らくできるという自信もあったという[4]

作品リスト編集

漫画編集

連載編集

読切編集

書籍編集

  • ソーサリアンシリーズ、角川書店
    • 『失われたタリスマン 』、1988年、全1巻
    • 『呪われたクイーンマリー号』、1990年、全1巻
  • 『ローンナイト』、コンプコミックス 1991年 - 1992年、全3巻
  • 天才てれびくん
  • EAT-MAN』、メディアワークス電撃コミックス〉1996年 - 2003年、全19巻
  • 吉富昭仁秀作集、アスキー・メディアワークス
    1. 『サイファ戦記ビット -』、1999年、全1巻
    2. 『ラブラブキュート -』、2000年、全1巻
  • RAY』、秋田書店チャンピオンREDコミックス〉 2003年 - 2005年、全7巻
    • 『RAY+』、秋田書店〈チャンピオンREDコミックス〉 2006年、全1巻
  • BLUE DROP 吉富昭仁作品集』、メディアワークス〈電撃コミックス〉 2006年、全1巻
    • 『BLUE DROP 〜天使の僕ら〜』、秋田書店〈チャンピオンREDコミックス〉 2007年 - 2008年、全2巻
  • 『GATE RUNNER』、秋田書店〈チャンピオンREDコミックス〉 2006年、全2巻
  • 『ツレビト』、講談社〈マガジンZコミックス〉 2007年 - 2008年、全4巻
  • 熱帯少女』、一迅社〈IDコミックス 百合姫コミックス〉 2009年、全1巻
  • 『地球の放課後』、秋田書店〈チャンピオンREDコミックス〉 2010年 - 2012年、全6巻
  • 『しまいずむ』、芳文社〈まんがタイムKRコミックス つぼみシリーズ〉 2010年 - 2013年、全3巻
  • 『ふたりとふたり』、一迅社〈IDコミックス 百合姫コミックス〉 2010年、全1巻
  • 『バランスポリシー』、少年画報社〈TSコミックス〉 2012年 - 2014年、全2巻
  • 『スクール人魚』、秋田書店〈チャンピオンREDコミックス〉 2013年 - 連載中、既刊3巻
  • 『へんなねえさん』、太田出版〈F COMICS〉 2013年、全1巻

小説挿絵編集

  • パンゲア(1989年 - 1991年、松枝蔵人)
  • サイバーナイト(1990年 - 1992年、山本弘)

ゲーム編集

関連項目編集

脚注編集

外部リンク編集