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吉成 浩一(よしなり こういち、1970年9月 - )は、日本薬学者衛生化学薬物代謝毒性学)。学位博士(薬学)東北大学1998年)。静岡県立大学薬学部教授大学院薬学研究院教授。

吉成 浩一
(よしなり こういち)
生誕 1970年9月
居住 日本の旗 日本
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
研究分野 薬学
研究機関 国立環境衛生科学研究所
静岡県立大学
東北大学
出身校 東北大学薬学部卒業
東北大学大学院薬学研究科
博士前期課程修了
東北大学大学院薬学研究科
博士後期課程修了
主な業績 異物代謝酵素
発現制御機構に関する研究
化学物質毒性
機序の解明と予測系の開発
主な受賞歴 日本薬学会東海支部
学術奨励賞
2005年
日本薬物動態学会
奨励賞(2009年
国際薬物動態学会
アジア太平洋若手研究者賞
2011年
日本毒性学会日化協LRI賞
2017年
日本薬学会学術振興賞
2018年
プロジェクト:人物伝
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国立環境衛生科学研究所博士研究員、静岡県立大学薬学部講師、東北大学大学院薬学研究科助教授、東北大学大学院薬学研究科准教授などを歴任した。

来歴編集

生い立ち編集

1970年9月に生まれた[1]東北大学に進学し、薬学部にて薬学を学んだ[2]1993年3月、東北大学を卒業した[2]。そのまま東北大学の大学院に進学し、薬学研究科にて薬学を学んだ[2]1995年3月、東北大学の大学院の博士前期課程を修了した[2]1998年3月、東北大学の大学院の博士後期課程を修了した[2]。それにともない、東北大学より博士(薬学)学位を取得した[3]。題は「アミンの解毒および代謝的活性化に関与する新規スルホトランスフェラ-ゼの研究」[4]

研究者として編集

大学院修了後、アメリカ合衆国に渡る。保健福祉省の所管する国立衛生研究所の傘下機関である国立環境衛生科学研究所に勤めることになり、1998年4月より博士研究員として勤務した[5]

その後、日本に帰国し、2001年10月より、静岡県立大学にて薬学部の助手を務めた[5]2002年4月、静岡県立大学にて薬学部の講師に昇任した[5]2006年4月、母校である東北大学に転じ、大学院の薬学研究科にて講師に就任した[5]2007年3月には、東北大学の大学院にて、薬学研究科の助教授に昇任した[5]。なお、学校教育法の改正にともない、同年4月には薬学研究科の准教授となった[5]。薬学研究科においては、主として生命薬科学専攻の講義を担当した[6]。また、東北大学で教鞭を執る傍ら、さまざまな公職を兼任した[7]2010年から厚生労働省薬剤師国家試験試験委員を兼任することになり[7]薬剤師国家試験の試験問題の作成に携わることになった[8]2011年1月からは、厚生労働省の審議会等の一つである薬事・食品衛生審議会にて、食品衛生分科会の農薬・動物用医薬品部会の委員を兼任するなど[7][9][10]、薬事・食品衛生審議会の審議にも参画することになった[11][12][13]2013年10月からは、内閣府の審議会等の一つである食品安全委員会にて、化学物質・汚染物質専門調査会の専門委員を兼任するなど[7][14]、食品安全委員会の審議にも参画することとなった[15]

2014年4月、再び静岡県立大学に転じ、薬学部にて教授に就任した[7]。薬学部においては、主として薬学科講義を担当し、衛生分子毒性学分野の研究室を受け持った[1]。なお、静岡県立大学の大学院では、薬学研究院の教授も兼務した[1]。大学院においては、主として薬食生命科学総合学府の講義を担当し、衛生分子毒性学教室を受け持った[1]

研究編集

専門は薬学であり、衛生化学薬物代謝毒性学といった分野について研究している[16]。具体的には、異物代謝酵素について、その発現を制御するメカニズムについて研究している[17]。また、化学物質毒性について、その機序の解明に取り組むとともに、予測系の開発にあたっている[17]。そのほか、化学物質応答核内受容体について、新たな機能やその制御に関する研究にも取り組んでいる[17]。これらの業績に対しては、日本薬学会東海支部学術奨励賞[18]、日本薬物動態学会奨励賞[19]、国際薬物動態学会アジア太平洋若手研究者賞[20]、日本毒性学会日化協LRI賞[21][22][23]日本薬学会学術振興賞[24][25][26]、などが授与されている。

学術団体としては、日本薬学会、日本薬物動態学会、日本毒性学会、日本動物実験代替法学会、日本生化学会アメリカ毒性学会、国際薬物動態学会などに所属している[27]

略歴編集

賞歴編集

著作編集

分担執筆編集

脚注編集

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  1. ^ a b c d 「教員情報詳細」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース静岡県立大学
  2. ^ a b c d e 「学歴」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース静岡県立大学
  3. ^ 「学位」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース静岡県立大学
  4. ^ 博士論文書誌データベース
  5. ^ a b c d e f 「主な経歴」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース静岡県立大学
  6. ^ 「所属」『吉成 浩一東北大学
  7. ^ a b c d e 「主な社会活動」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース静岡県立大学
  8. ^ 「第99回薬剤師国家試験試験委員」『第99回薬剤師国家試験試験委員厚生労働省2013年5月20日
  9. ^ 薬事・食品衛生審議会部会食品衛生分科会部会別名簿』5頁。
  10. ^ 「農薬・動物用医薬品部会委員名簿」『農薬・動物用医薬品部会委員名簿 |厚生労働省厚生労働省
  11. ^ 「委員名簿」『食品衛生分科会農薬・動物用医薬品部会 |厚生労働省厚生労働省2012年4月1日
  12. ^ 「委員名簿」『食品衛生分科会農薬・動物用医薬品部会 |厚生労働省厚生労働省2013年1月28日
  13. ^ 「委員名簿」『食品衛生分科会農薬・動物用医薬品部会 |厚生労働省厚生労働省2013年5月28日
  14. ^ 食品安全委員会化学物質・汚染物質専門調査会第6回会合議事録2013年12月5日、5頁。
  15. ^ 食品安全委員会専門調査会専門委員名簿2014年5月
  16. ^ 「専門分野」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース静岡県立大学
  17. ^ a b c 「主要研究テーマ」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース静岡県立大学
  18. ^ 吉成浩一「生理的な薬物代謝酵素発現レベルの変動機構の解明を目指した核内受容体による遺伝子発現調節機構に関する研究」『藥學雜誌』126巻5号、日本薬学会2006年5月1日、343頁。
  19. ^ 「平成21年度学会賞等各賞受賞者」『JSSX 平成21年度 学会賞等各賞受賞者』日本薬物動態学会。
  20. ^ "Past ISSX Award Recipients", Past ISSX Award Recipients - International Society for the Study of Xenobiotics, International Society for the Study of Xenobiotics.
  21. ^ 「学術関係受賞」『吉成 浩一東北大学
  22. ^ 「受賞者一覧」『日本毒性学会:学会表彰/日化協LRI賞』日本毒性学会。
  23. ^ 日本化学工業協会日本毒性学会第3回日化協LRI賞研究受賞者決定2017年3月27日
  24. ^ 「本学教員の平成30年度日本薬学会学術振興賞受賞が決定」『本学教員の平成30年度日本薬学会学術振興賞受賞が決定 | ニュース | 静岡県公立大学法人 静岡県立大学静岡県立大学2017年12月6日
  25. ^ 「学術振興賞受賞者」『平成27年度学会賞受賞者|公益社団法人日本薬学会日本薬学会。(原文ママ。ページ内には「平成30年度受賞者」と記載されているがtitleタグには「平成27年度学会賞受賞者」と記載されている。)
  26. ^ 「平成30年度」『歴代受賞者 日本薬学会賞|公益社団法人日本薬学会日本薬学会2018年3月25日
  27. ^ 「所属学会」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース静岡県立大学

関連人物編集

関連項目編集

外部リンク編集