吉田 篤弘(よしだ あつひろ、1962年5月4日[1] - )は、東京都出身の作家。妻の吉田浩美との共同名義クラフト・エヴィング商會としても活動し、著作およびデザインの仕事をしている。

2001年、クラフト・エヴィング商會の仕事として『稲垣足穂全集』『らくだこぶ書房21世紀古書目録』により第32回講談社出版文化賞ブックデザイン賞を受賞。2000年代からは単独名義の著作を多数発表し、ファンタジックショートショートを得意としている。2009年に 『つむじ風食堂の夜』が映画化されている。

著作一覧

編集

単行本

編集

アンソロジー

編集
  • 曇ったレンズの磨き方 (『極上掌編小説』(2006年 角川書店 ISBN 4048737325)、角川文庫『ひと粒の宇宙』(2009年 角川文庫化に際して改題 ISBN 4043854048)
  • イヤリング(『本当のうそ』(2007年、講談社 ISBN 9784062144650
  • 梯子の上から世界は何度だって生まれ変わる(『変愛小説集 日本作家編』(2014年、講談社 ISBN 9784062190657

放送作品一覧

編集

映画化作品

編集

脚注

編集
  1. ^ 『グラフィック・デザイナーの仕事』103頁
  2. ^ 『それからはスープのことばかり考えて暮らした』文庫版作者あとがき(桜川余話ーあとがきにかえて)

参考文献

編集
  • 『グラフィック・デザイナーの仕事』 平凡社<太陽レクチャーブック001>、2003年

関連項目

編集

外部リンク

編集