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解説編集

名古屋市歌
松坂屋管弦楽団シングル
初出アルバム『名古屋の歌だがね 名古屋開府400年記念CD(キングレコード)』
A面 名古屋市歌
B面 名古屋行進曲
リリース
規格 SPレコード
ジャンル 市歌行進曲
時間
レーベル ビクターレコード(50590)
作詞・作曲 名古屋市歌‥作詞:上田萬年、作曲:岡野貞一
名古屋行進曲‥作曲:早川弥左衛門
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名古屋市が1910年明治43年)の開府300周年を記念して作詞を言語学者の上田萬年、作曲を東京音楽学校助教授の岡野貞一にそれぞれ依頼し、同年2月28日に制定された[3]。現存する市歌としては前年に制定された横浜市歌に次いで2番目に古いものとされているが、戦後は演奏の機会が減少し市のサイトでも紹介されていないため、市民の間ではほとんど存在を知られていない[4]

レコード1929年昭和4年)にビクターレコード(現在のJVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)が作成した松坂屋管弦楽団演奏のものがあり[1]、このレコードのB面には早川弥左衛門作曲の「名古屋行進曲」が収録されている[2]。「名古屋市歌」は2010年平成22年)、名古屋開府400周年を記念してキングレコードが発売したコンピレーション・アルバム『名古屋の歌だがね 名古屋開府400年記念CD』(KICS-1511)にCD音源としては初めて収録された。

歌詞編集

名古屋市歌は詞・曲とも著作権の保護期間を満了し、パブリックドメインとなっている。

一、
熱田あつたみやの 神風かみかぜ
叢雲むらくもはれて 雄々おおしくも
豊栄とよさかのぼる 天津日あまつひ
かがやくまちの ひかりかな

二、

ただしきたみが まごころに
いそしむわざの 花咲はなさきて
黄金こがねしろの とこしえに
たかきはまちの ほまれかな

備考編集

「名古屋市歌」の他に名古屋市が制定に関わった楽曲としては1930年(昭和5年)に作られた「名古屋市行進歌」(作詞:石田元季 作曲:信時潔)の存在が知られている。この「名古屋市行進歌」と早川弥左衛門が作曲した前述の「名古屋行進曲」、また1931年(昭和6年)発売の「大名古屋行進曲」(作詞:西条八十 作曲:中山晋平)や1953年(昭和28年)発売で初代コロムビア・ローズが歌唱する「流行歌 名古屋行進曲」(作詞:田島宏美 作曲:米山正夫)はそれぞれ別の楽曲である。

また、1976年(昭和51年)に発表された「わが名古屋」(作詞:岡崎光雄 作曲:大町陽一郎)が「市民の歌」として紹介される場合があるが、この歌は名古屋市でなく名古屋青年会議所が愛唱歌として選定したものである[5]

参考文献編集

脚注編集

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  1. ^ a b 名古屋市歌国立国会図書館・歴史的音源)
  2. ^ a b 名古屋行進曲(国立国会図書館・歴史的音源)
  3. ^ 中山(2012) p253
  4. ^ なごやの歌名古屋市鶴舞中央図書館
  5. ^ 加藤(2001), p103

関連項目編集