名和統一
名和 統一(なわ とういち、1906年<明治39年>6月18日 - 1978年<昭和53年>7月8日)[1]は、日本の経済学者。大阪市立大学名誉教授。
人物情報 | |
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生誕 |
1906年6月18日 日本 兵庫県 |
死没 |
1978年7月8日(72歳没) 日本 |
出身校 |
京都帝国大学 学士 京都大学 博士 (1951) |
学問 | |
研究分野 |
マルクス経済学 国際貿易論 |
研究機関 |
大阪商科大学 大阪市立大学 岐阜経済大学 |
称号 | 大阪市立大学名誉教授 |
影響を与えた人物 | 三辺信夫 |
略歴
編集1906年に兵庫県に生まれる。父はキリスト教徒の株屋。京都帝国大学を卒業し、大阪商科大学(現大阪市立大学)教授となる。1943年に大阪商大事件で追放されるも、戦後復帰し、大阪市立大学教授となる。1951年に「国際価値論研究」で、京都大学から経済学博士の学位を取得する。1971年に定年退官し、大阪市立大学名誉教授、岐阜経済大学学長となる。マルクス経済学による貿易理論を展開した。門下に三辺信夫がいる[2]。
著書
編集単著
編集- 『日本紡績業と原棉問題研究(大阪商科大学研究叢書)』(大同書院、1937年)
- 『日本資本主義と貿易問題』(黄土社、1948年)
- 『日本紡績業の史的分析』(潮流社、1948年)
- 『国際価値論研究』(日本評論社、1949年)
共著
編集- (徳田太郎)『中国解放区の経済政策』(東方書局、1949年)
- (高桑末秀)『中国の赤い手帳』(北大路書房、1949年)
- (佐藤昇)『現代の経済 第16 新しい社会主義 その体制と運動の革新』(河出書房新社、1966年)
翻訳
編集出典
編集参考
編集- コトバンク
- 名和統一「自画像」1-8『世界経済評論』1968年6月-69年5月