和魂洋才(わこんようさい)とは、日本古来の精神を大切にしつつ、西洋からの優れた学問・知識・技術などを摂取・活用し、両者を調和・発展させていくという意味の言葉である[1]。古くから使われていた「和魂漢才」をもとに作られた用語[1][2]

中国では「中体西用」、朝鮮では「東道西器」というスローガンが用いられ、いずれも欧米の科学技術の取り入れという発想で共通している。

脚注 編集

  1. ^ a b 「和魂洋才」(四字 & 2007-01, p. 611)
  2. ^ 「和魂漢才」(岩波国語 & 2011-11, p. 1615)

参考文献 編集

  • 西尾実; 岩淵悦太郎; 水谷静夫 編『岩波国語辞典』(第7・新)岩波書店、2011年11月。ISBN 978-4000800471 
  • 三省堂編修所 編『新明解四字熟語辞典』(第13)三省堂、2007年1月。ISBN 978-4385136202 

関連項目 編集