四宮駅

日本の京都府京都市山科区にある京阪電気鉄道の駅

四宮駅(しのみやえき)は、京都府京都市山科区四ノ宮堂ノ後町にある、京阪電気鉄道京津線停留場駅番号OT32

四宮駅
駅舎(2014年4月)
しのみや
Shinomiya
OT31 京阪山科 (0.6 km)
(1.3 km) 追分 OT33
地図
所在地 京都府京都市山科区四ノ宮堂ノ後町
北緯34度59分30.65秒 東経135度49分27.25秒 / 北緯34.9918472度 東経135.8242361度 / 34.9918472; 135.8242361座標: 北緯34度59分30.65秒 東経135度49分27.25秒 / 北緯34.9918472度 東経135.8242361度 / 34.9918472; 135.8242361
駅番号 OT  32
所属事業者 京阪電気鉄道
所属路線 京津線
キロ程 2.1 km(御陵起点)
駅構造 地上駅(停留場)
ホーム 2面3線
乗降人員
-統計年度-
2,880人/日
-2019年-
開業年月日 1912年大正元年)8月15日
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歴史 編集

徳林庵の北側に仁明天皇の第4皇子「人康親王」の山荘[1]があったことが『四ノ宮』の地名の由来と言われている[2]

年表 編集

停留場構造 編集

島式単式の複合型2面3線のホームを持つ地上駅。改札口は単式の京都方面行きホームのびわ湖浜大津寄りにあり、反対側にある島式のびわ湖浜大津方面行きホームへは構内踏切で連絡している。

停留場の北側に京津線の車両基地である四宮車庫が設置されている。また、びわ湖浜大津方にY形折り返し線があり、地下鉄開通以前のダイヤでは、普通列車が頻繁に折り返しに用いていた。

のりば 編集

のりば 路線 方向 行先 備考
1・2 京津線 上り びわ湖浜大津方面[7] 車庫側のホーム(1番線)は当駅始発専用
3 下り 三条京阪太秦天神川方面[7] 御陵駅より地下鉄東西線へ直通
付記事項
  • ホーム有効長は4両。
  • ホームが3線以上あるにもかかわらず、案内上ののりば番号表記がない(自動放送でものりば番号はアナウンスされない)。ただし、管理上での番線番号は一応存在しており、車庫側のホームから番線番号がカウントされ、上り用の島式ホームが1・2番線、下り用の単式ホームが3番線とされる。
  • びわ湖浜大津方面行きについては、通常は駅舎側のホーム(2番線にあたる)のみを使用。反対側(車庫側)のホーム(1番線にあたる)は入出庫列車および当駅始発列車が使用する(かつて急行があった時代は当駅で緩急接続を行っていた)。地下鉄東西線開業前日の1997年10月11日までは、京阪京津線は準急京津三条 – 浜大津間)と普通(京津三条 – 当停留場間)の二本立てで運行されていた。そのため、三条駅までの先着列車が1時間あたり8本存在していたが、地下鉄開業に伴う翌12日の改正で普通のみの1時間あたり4本となり、当停留場と京阪山科駅においては減便となり、2018年3月17日の改正でさらに減便されて1時間あたり3本となった。現在も当駅を始終点とする(車庫に出入りや夜間滞泊を伴う)列車が、少ないながらも設定されている。

利用状況 編集

1日:2,575人(2009年11月10日調べ)『京阪百年のあゆみ』資料編より

滋賀県大津市との県境付近に駅があることから、両府県からの利用者がいる。

停留場周辺 編集

隣の停留場 編集

京阪電気鉄道
京津線
京阪山科駅 (OT31) – 四宮駅 (OT32)追分駅 (OT33)

脚注 編集

  1. ^ 人康親王山荘跡”. 京都市. 2016年12月9日閲覧。
  2. ^ 京阪電鉄発行の沿線情報誌『K PRESS』2016年10月号掲載「気になるあの駅散策マップ」
  3. ^ 中山嘉彦「日本初の連節車 京阪電気鉄道 60 型 びわこ号 登場の謎とその生涯」、『レイル』103、2017。
  4. ^ a b 出典・京阪開業百周年記念誌『京阪百年のあゆみ』資料編147頁
  5. ^ a b 出典・京阪開業百周年記念誌『京阪百年のあゆみ』652頁
  6. ^ a b 出典・京阪開業百周年記念誌『京阪百年のあゆみ』資料編210頁
  7. ^ a b 四宮駅|駅構内図”. 京阪電気鉄道. 2022年9月19日閲覧。
  8. ^ 乗下船場・アクセス”. びわ湖疏水船. びわ湖疏水船受付事務局. 2023年11月12日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集