国道120号

日本の栃木県から群馬県に至る一般国道

国道120号(こくどう120ごう)は、栃木県日光市から群馬県沼田市に至る一般国道である。

一般国道
国道120号標識
国道120号
地図
総延長 96.3 km
実延長 96.3 km
現道 96.3 km
制定年 1953年指定
起点 栃木県日光市
神橋交差点(地図
終点 群馬県沼田市
下川田町交差点(地図
接続する
主な道路
記法
国道119号標識 国道119号
国道122号標識 国道122号
国道401号標識 国道401号
国道291号標識 国道291号
国道17号標識 国道17号
国道145号標識 国道145号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
国道120号 起点
栃木県日光市 神橋交差点
国道120号 終点
群馬県沼田市 下川田町交差点

概要編集

起点の栃木県日光市から、群馬県片品村を経由しながら西進し、終点の群馬県沼田市までを結ぶ路線で、日本ロマンチック街道の一部に指定されている。

途中、日光市では標高差約500メートル (m) のいろは坂を通る。いろは坂は西(起点→終点)方向の第二いろは坂と東(終点→起点)方向の第一いろは坂とでそれぞれ別ルートになっている。本国道は日光市細尾町[注釈 1]で2ルートに分岐し、同市中宮祠の二荒橋前交差点[注釈 2]で2ルートが合流する。 その後、後述で触れる金精峠(金精道路)を通行するが、冬期間通行止めになるため、当該期間は日光方面と片品村、沼田方面間の通行はできない[注釈 3]

また日光市では、本国道の新道かつ一般有料道路である日光宇都宮道路日光IC - 清滝IC[注釈 4]が現道と並行して走る。

路線データ編集

一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 5]に基づく起終点および経過地は次のとおり。

歴史編集

路線状況編集

 
栃木県日光市安川町
(2020年8月)

本国道は、日光国立公園日光連山から奥日光の山域を東西に横断して栃木県と群馬県を結ぶ。最高地点の金精峠周辺は、日本の国道の中では国道292号国道299号に続いて3番目に標高が高い地点(標高1840 m)であり、ここをトンネルで抜けてゆく[5]。沿線には日光東照宮いろは坂華厳滝中禅寺湖戦場ヶ原など日本国内有数の観光地が数多くあり、金精峠下の展望台からは日本百名山男体山湯ノ湖を眺めることができる[6]。秋季は、いろは坂から金精峠まで標高1500 m前後のこの付近は、白樺カラマツの紅葉が美しいポイントで知られている[7]。金精トンネル西側の群馬県では、山深い山林の中を走る道路となり、沿線には菅沼丸沼などの湖がある[8]。冬季は雪深くなる地域であるが、金精トンネルが閉鎖されることを除けば、栃木県側から戦場ヶ原や日光湯元スキー場が隣接する日光湯元温泉まで、また群馬県側からは丸沼高原スキー場付近までは冬季でも通行できる。

通称編集

  • 日本ロマンチック街道
  • いろは坂(日光市細尾町 - 中宮祠・二荒橋前交差点)
    • 第一いろは坂 : 終点→起点への下り方向
    • 第二いろは坂 : 起点→終点への登り方向
  • 奥利根ゆけむり街道(片品村鎌田・鎌田交差点 - 沼田市利根町平川・平川交差点)

バイパス編集

 
清滝バイパス
(国道122号重複区間)
栃木県日光市清滝桜ヶ丘町

バイパス(現道と並行する一般有料道路)編集

重複区間編集

道路施設編集

トンネル編集

 
金精トンネル
栃木県日光市湯元

道の駅編集

地理編集

 
群馬県沼田市白沢町生枝
(2020年8月)

通過する自治体編集

交差する道路編集

交差する鉄道編集

  • 群馬県
    • JR上越線(鷺石跨線橋 : 沼田市戸鹿野町)※跨線橋により上越線をまたぐ

主な峠編集

  • 金精峠 -(標高2024 m、栃木県日光市湯元/群馬県片品村東小川)
    • この峠の下を金精トンネルが通過する。かつてはこのトンネルは有料であったが、1995年に無料開放されている。冬季(概ね12月 - 翌年4月末頃)は積雪のため通行止めになる。
  • 椎坂峠 -(標高740 m、群馬県沼田市利根町園原 - 白沢町生枝)
    • 冬期は、積雪や凍結のため難所とされていた。現在は椎坂バイパスがメインで利用されている。

沿線にある施設など編集

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 分岐地点は日光市細尾町・細尾大谷橋交差点から2.4 kmほど終点方向に進んだ地点にある。
  2. ^ 合流地点の二荒橋前交差点は日光市中宮祠・立木観音入口交差点から150 mほど起点方向に進んだ地点にある。
  3. ^ 国道122号を南下し大きく迂回せざるを得ない。
  4. ^ 宇都宮IC - 日光IC間は国道119号の新道(バイパス)である。
  5. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  6. ^ a b c d e 2018年4月1日現在
  7. ^ 一般国道の指定区間を指定する政令の最終改正日である2015年4月22日の政令(平成27年4月22日政令第219号)に基づく表記。
  8. ^ 1954年2月11日に日光町と小来川村が合併して日光市発足。
  9. ^ 1954年4月1日に沼田町ほか4村が合併して沼田市発足。

出典編集

参考文献編集

  • 佐藤健太郎『ふしぎな国道』講談社〈講談社現代新書〉、2014年10月20日。ISBN 978-4-06-288282-8
  • 須藤英一『新・日本百名道』大泉書店、2013年。ISBN 978-4-278-04113-2

関連項目編集