土器川
土器川(どきがわ)は、香川県仲多度郡まんのう町および丸亀市を流れる一級河川である。中流部では祓川(はらいかわ)とも呼ばれる。流域内人口約35,000人。
土器川 | |
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水系 | 一級水系 土器川 |
種別 | 一級河川 |
延長 | 33 km |
平均流量 | -- m³/s |
流域面積 | 140 km² |
水源 | 竜王山(香川県) |
水源の標高 | 1059 m |
河口・合流先 | 瀬戸内海(香川県) |
流域 |
![]() 香川県まんのう町・丸亀市 |
かつて河口付近の川原と三角州から取れた粘土から土師器などの土器を専門に製造する人々が住んでおり、河口には土器村(現丸亀市土器町など)という地名ができた[1]事にちなんで名づけられたと言われている[2][3]。
地理編集
讃岐山脈に位置する竜王山(香川県仲多度郡まんのう町勝浦)に源を発する。国道438号に沿って山を下り、丸亀平野を北流して丸亀市土器町北と丸亀市富士見町の境界から瀬戸内海に注ぐ。降雨の少ない香川県の気象と流路総延長の短さにより、時折り枯れ川となる。
江戸時代初期までは、土器川の河口は、鵜足郡の川津村(現在の坂出市川津町)と、阿野郡の福江村(現在の坂出市福江町)の間にあったという。つまり、現在の坂出市中心部あたりで瀬戸内海に流れ込んでいた。藤堂高虎の家臣、西嶋八兵衛が高松藩(生駒藩)の奉行に就任し、讃岐国各地で治水事業を行ったが、そのうちの一つが土器川の改修で、現在の位置に河口が付け替えられた。
文化編集
- 水浴び神輿
流域の自治体編集
主な支流編集
- 清水川
- 古子川
- 赤山川
並行する交通編集
道路編集
- 香川県道195号岡田丸亀線(丸亀市飯山町東小川 - 丸亀市土器町東)
- 香川県道46号長尾丸亀線(まんのう町長尾 - 丸亀市川西町南)
- 国道438号(まんのう町勝浦 - まんのう町長尾)
- 香川県道・徳島県道108号勝浦三野線(まんのう町勝浦)
流域の観光地編集
- 金刀比羅宮
- ニューレオマワールド
- 飯野山(讃岐富士)
- 国営讃岐まんのう公園
参考文献・出典編集
- ^ “土器町まちづくり計画 2015”. 香川県丸亀市. p. 1. 2019年9月7日閲覧。
- ^ 『われら土器川探検隊』、建設省四国地方建設局香川工事事務所、企画・発行
- ^ “日本の川 - 中国 - 土器川 - 国土交通省水管理・国土保全局”. www.mlit.go.jp. 2019年9月7日閲覧。