地域金融(ちいききんゆう)とは、日本において、信用組合信用金庫などにより特定の地域の維持、発展のために行われる金融活動のことである。

その地域を支える中小企業零細企業個人事業主のために行われる金融活動である。

おこなっている業務は、銀行などと同じく、預金融資為替をメインとしたものであるが、たとえば融資の場合、一千万円以下の貸付が多数を占めるなど、都市銀行などに比べると小規模だという特徴がある[1]

中小企業、零細企業、個人事業主などは、大企業と比べると、貸借対照表損益計算書などの定量的な材料が充実してない場合が多く、それを補うために、集金活動などを通してコミュニケーションをとり、定性的な情報を収集して、融資の際の検討材料にすることも多い[2]

脚注 編集

  1. ^ 信用組合の今後の方向-新しいビジネスモデルの構築- (PDF)札幌学院大学 経営学部会計ファイナンス学科三好応用ゼミナール(2014年2月)、2020年12月30日閲覧。
  2. ^ 協同組織金融機関のあり方 (PDF)札幌学院大学 経営学部会計ファイナンス学科三好応用ゼミナール(2013年2月)、2020年12月29日閲覧。

参考文献 編集