城平京
城平 京(しろだいら きょう、1974年6月15日 -)は、日本の推理作家、漫画原作者。奈良県出身[1]。大阪市立大学卒業[2]。
誕生 |
1974年6月15日(46歳)![]() |
---|---|
職業 | 小説家、推理作家、漫画原作者 |
言語 | 日本語 |
国籍 |
![]() |
教育 | 学士 |
最終学歴 | 大阪市立大学卒業 |
ジャンル | ミステリ |
代表作 | 『虚構推理 鋼人七瀬』 |
主な受賞歴 | 本格ミステリ大賞 |
デビュー作 | 『名探偵に薔薇を』 |
第8回鮎川哲也賞最終候補作『名探偵に薔薇を』(創元推理文庫)にて、長編ミステリデビュー[1]。その後、漫画『スパイラル 〜推理の絆〜』(『月刊少年ガンガン』連載)の原作を手がけ、大ヒットシリーズとなる。2012年、『虚構推理 鋼人七瀬』で第12回本格ミステリ大賞受賞[3]。
筆名は平城京のもじり。海中無脊椎動物をこよなく愛する。自画像はクラゲ。
作品リスト編集
小説編集
- 名探偵に薔薇を(1998年7月 創元推理文庫)
- 小説 スパイラル〜推理の絆〜 ソードマスターの犯罪(2001年3月 エニックス)
- 小説 スパイラル〜推理の絆〜2 鋼鉄番長の密室(2002年3月 エニックス)
- 小説 スパイラル〜推理の絆〜3 エリアス・ザウエルの人喰いピアノ(2003年3月 エニックス)
- 小説 スパイラル〜推理の絆〜4 幸福の終わり、終わりの幸福(2004年3月 エニックス)
- 虚構推理 鋼人七瀬(2011年5月 講談社ノベルス)
- 雨の日も神様と相撲を(2016年1月 講談社タイガ)
- 虚構推理短編集 岩永琴子の出現(2018年12月 講談社タイガ)
- 収録作品:ヌシの大蛇は聞いていた / うなぎ屋の幸運日 / 電撃のピノッキオ、あるいは星に願いを / ギロチン三四郎 / 幻の自販機
- 虚構推理 スリーピング・マーダー(2019年6月 講談社タイガ)
単行本未収録作品編集
アンソロジー編集
「」内が城平京の作品
- ベスト本格ミステリ2018(2018年6月 講談社ノベルス)「ヌシの大蛇は聞いていた」
漫画原作編集
- スパイラル 〜推理の絆〜(全15巻 2000年2月 - 2006年1月 ガンガンコミックス) - 画:水野英多
- スパイラル・アライヴ(全5巻 2002年4月 - 2008年8月 ガンガンコミックス) - 画:水野英多
- ヴァンパイア十字界(全9巻 2003年12月 - 2007年4月 ガンガンコミックス) - 画:木村有里
- 絶園のテンペスト(全10巻 2010年2月 - 2013年11月 ガンガンコミックス) - 構成:左有秀、作画:彩崎廉
- 天賀井さんは案外ふつう(全4巻 2016年1月 - 2017年6月 ガンガンコミックス) - 作画:水野英多
- 虚構推理(2015年10月 - 講談社コミックス月刊マガジン) - 漫画:片瀬茶柴
- 雨の日も神様と相撲を(2020年1月 - 講談社コミックス月刊マガジン) - 漫画:戸賀環
ドラマCD編集
- オリジナルエピソードドラマCD「岩永琴子は悔い改めない」(2020年3月 虚構推理 Blu-ray / DVD Vol.1 封入特典)
脚注編集
- ^ a b 『虚構推理 鋼人七瀬』 城平京|あとがきのあとがき|webメフィスト|講談社ノベルス|講談社BOOK倶楽部
- ^ 卒業生にミステリ大賞 本格ミステリ作家クラブ
- ^ “本格ミステリ作家クラブ”. 本格ミステリ作家クラブ. 2020年12月10日閲覧。