堀田石油(ほったせきゆ)は、鳥取県境港市に本社を置くENEOSの系列特約店であり、鳥取県西部を中心にガソリンスタンドなどを運営している。

堀田石油株式会社
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
境港市弥生町206
設立 1931年4月1日(1905年創業)
業種 卸売業、小売業
法人番号 6270001003853
事業内容 ガソリンスタンド運営、船舶燃料給油販売、燃料卸、LPガス販売
代表者 堀田収(代表取締役社長)
資本金 1,600万円[1]
売上高 104億342万4千円[1]
純利益 4,827万4千円[1]
従業員数 122人(2016年5月1日)[2]
外部リンク http://www.hottasekiyu.co.jp/
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相生町の旧本社
給油船

鳥取県が推進する家庭教育推進協力企業制度において家庭教育推進協力企業となっており、学校行事参加申込書を提出した社員が優先的に休暇を取得できるようにする制度を持つ[3]。「とっとり子育て隊」の登録企業にもなっている[4]

歴史編集

1905年に日本石油の特約店として創業、山陰の石油・ガス販売業者に石油やガスの供給も行なっている。1920年(大正9年)8月には境港市相生町に堀田石油店を開店した[5]。当初は船舶への燃料給油を基盤に成長の第一歩を踏み始め、モータリゼーションの到来に合わせ[6]、1956年に自社でガソリンスタンド運営を始め[7]、1997年には山陰では珍しい私募債発行により新規ガソリンスタンド建設資金を調達[8]、2017年時点でガソリンスタンドや整備工場13店を運営する[7]。ガソリンスタンド跡地を活用する不動産業も行なっている[2]

2004年には社長の堀田収が境港商工会議所の副会頭に[9]、2007年には会頭に就任した[10]

2016年5月には相生町にあった本社を弥生町に移転、新社屋は断熱材の活用や周辺の緑化、太陽光発電の導入でCO2削減を図った建物で、さらに日南町とオフセット・クレジット契約を締結して排出量を削減した[11]

沿革編集

  • 1905年(明治38年) - 日本石油特約店「日油商会」として創業[6]
  • 1914年(大正3年) - 創業者・堀田昇の個人企業となり「堀田昇商店」と改名[6]
  • 1931年(昭和6年) - 「合名会社堀田石油店」に組織変更[6]
  • 1956年(昭和31年) - 境港市初の固定式ガソリンスタンドを設置[6]
  • 1970年(昭和45年) - LPガスの販売事業進出[6]
  • 1995年(平成7年) - 株式会社へ組織変更[6]
  • 2001年(平成13年) - 当社初のセルフ式ガソリンスタンドを淀江なかまSSに設置[12]

グループ会社編集

  • 境港ガス 境港市
  • 西郷日石 隠岐郡隠岐の島町
  • 海上石油 境港市

スポーツ編集

ガイナーレ鳥取のオフィシャルスポンサーであり[13]、2013年にはユニフォームスポンサーにもなっている[14]。社長は2008年に設立されたガイナーレ鳥取応援団のうち西部地区の代表幹事も務めており、観戦を呼びかける懸垂幕を米子市の県西部総合事務所に掲示した[15]。しかしガイナーレ鳥取はJ2昇格を逃し、翌シーズンの決起集会では社長が直接選手を激励した[16]。太陽光発電装置の販売代理店となり、装置にガイナーレ鳥取のロゴを付けて販売することで、ブランド使用料をチームに支払う形での支援も行っている[17]。地元境港市で開催されている鬼太郎カップ境港駅伝競走大会にも協賛している[18][19][20][21][22]

また、社内からは従業員が米子読売マラソン[23][24][25]、松江玉造ハーフマラソン[26][27]に出場している。

脚注編集

  1. ^ a b c 『山陰企業年鑑2020年版』山陰政経研究所、2019年、156頁。 
  2. ^ a b 「堀田石油株式会社 代表取締役社長 堀田 収氏 第2創業期スタート」『日本海新聞』2016年(平成28年)6月23日付4面。
  3. ^ 松本由佳「教育ルネサンス No.628 学校とかかわる 1 企業と自治体 父親参加へ連携 国の提言 具体策欠く」『読売新聞』2007年(平成19年)7月24日付東京本社朝刊17面。
  4. ^ とっとり子育て隊【企業】
  5. ^ 杉本良巳監修『目で見る 米子・境港の100年』郷土出版社、2000年、50ページ。
  6. ^ a b c d e f g 『地域経済を支える鳥取県の主要中堅企業100選』新日本海新聞社、491頁
  7. ^ a b 斎藤敦「ホットほっと境港 職場拝見 堀田石油 CO2排出量ゼロを達成」『山陰中央新報』2017年5月3日付21面。
  8. ^ 「私募債1億円発行 堀田石油」『日本経済新聞』1997年(平成9年)7月2日付地方経済面(中国B)。
  9. ^ 「会頭に足立氏再選 境港商工会議所」『日本経済新聞』2004年(平成16年)11月6日付地方経済面(中国B)。
  10. ^ 佐藤建仁・砂場隆浩「商議所会頭4人に聞く 厳しい景気、連携で 妖怪と水産結びたい 堀田収 境港会頭」『朝日新聞』2007年(平成19年)12月4日付大阪本社朝刊29面(鳥取)。
  11. ^ 久保田恭子「堀田石油と日南町 J-VER購入契約締結」『日本海新聞』2016年(平成28年)6月3日付25面。
  12. ^ 『新 鳥取県の主要中堅企業』新日本海新聞社、286 - 287頁
  13. ^ オフィシャルスポンサー
  14. ^ 2013ユニフォームスポンサー(パンツ)決定のお知らせ
  15. ^ 「めざせJ2! ガイナーレ鳥取 ホーム試合観戦しよう 西部地区応援団 米子に懸垂幕」『読売新聞』2008年(平成21年)9月2日付大阪本社朝刊26面(鳥取)。
  16. ^ 「めざせJ2! ガイナーレ 今季こそ優勝を 米子で決起 「悔しい思いしない」」『読売新聞』2009年(平成21年)2月19日付大阪本社朝刊28面(鳥取)。
  17. ^ 「太陽光発電 収益でJチーム支援 米子拠点のベンチャー 地元3社と協力」『日本経済新聞』2011年(平成23年)4月15日付地方経済面(中国)。
  18. ^ 「4部門79チーム 18日号砲 日韓ロ国際交流第15回鬼太郎カップ境港駅伝競走大会」『日本海新聞』2015年10月15日付10面。
  19. ^ 「「日韓ロ国際交流第16回鬼太郎カップ境港駅伝競走大会」16日号砲 4部門76チーム ハイレベルな戦いか」『日本海新聞』2016年10月12日付18面。
  20. ^ 「日韓ロ国際交流第17回鬼太郎カップ境港駅伝競走大会 4部門76チーム 15日号砲 強豪チーム参戦」『日本海新聞』2017年10月12日付16面。
  21. ^ 「日韓ロ国際交流第18回鬼太郎カップ境港駅伝競走大会 4部門66チーム、14日号砲」『日本海新聞』2018年10月11日付11面。
  22. ^ 「日韓ロ国際交流第19回鬼太郎カップ境港駅伝競走大会 14日号砲、4部門68チーム ハイレベルなチーム参戦」『日本海新聞』2019年10月11日付10面。
  23. ^ 「米子読売マラソン 7位以下完走者(上)」『読売新聞』2008年11月26日付大阪本社朝刊26面。
  24. ^ 「米子読売マラソン 7位以下完走者(上)」『読売新聞』2009年11月25日付大阪本社朝刊32面。
  25. ^ 「米子読売マラソン 7位以下完走者(上)」『読売新聞』2012年11月28日付大阪本社朝刊32面。
  26. ^ 「松江玉造ハーフマラソンあす号砲 最多1500人エントリー」『山陰中央新報』2013年9月28日付13面。
  27. ^ 「松江玉造ハーフマラソンあす号砲 1469人エントリー」『山陰中央新報』2015年9月26日付20面。

参考文献編集

  • 『地域経済を支える鳥取県の主要中堅企業100選』新日本海新聞社、1997年。 
  • 『新 鳥取県の主要中堅企業』新日本海新聞社、2007年。 

外部リンク編集