変身願望』(へんしんがんぼう)は、フジテレビ系列の「金曜劇場」(毎週金曜日22:00 - 22:54)の枠で、1983年昭和58年)6月3日から同年7月22日まで放送されていたテレビドラマ。全8話。

変身願望
ジャンル テレビドラマ
脚本 重森孝子
演出 河村雄太郎、高橋和男、戸崎春雄
出演者 十朱幸代
中村敦夫
篠田三郎
高橋昌也
五月みどり
製作
制作 フジテレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1983年6月3日 - 1983年7月22日
放送時間金曜日22:00 - 22:54
放送枠金曜劇場 (フジテレビ)
放送分54分
回数8
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概要・内容 編集

「美しくなりたい」と言う女性たちの願いの裏にどんな人間模様があるのかを浮き彫りにした作品[1]

精神科医の高坂麻以子は、結婚しようという恋人の川原敏彦の制止も聞かず、勤めていたS医大を辞めることになった。そんな時、恩師の中山教授の勧めで紹介してくれた、超高層ホテルに開業された総合美容ドック「オアシス」を訪ねた。そこは各種美容コースも食事面も整い、宿泊、プールといった各施設も完備された高級ドックである。そこには様々な事情から若返ったり美しくなりたいと真剣に指導を受けている女性たちが集まっていた。そこで麻以子は院長の大崎誠二から「ここに来る女性客のために、是非ともカウンセラーとして精神科医の助言が必要」として協力を求められた。そんな時、ドックで指導を受けていた女性の一人・悦子が突然自殺未遂を図った。これをきっかけとして、麻以子はこのドックで仕事をしようという気になってゆく[2][3]

出演者の一人、五月みどりは「最新の痩身術を受けられると聞いて、このオファーに即OKした」と話している[4]

キャスト 編集

スタッフ 編集

  • 脚本:重森孝子 (全話)
  • 演出:河村雄太郎(第1話、2話、5話、8話)、高橋和男(第3話、7話)、戸崎春雄(第4話、6話)

*テーマ曲「虹色の心」リチャード・クレイダーマン

脚注 編集

  1. ^ 読売新聞 1983年6月3日テレビ欄での本作の紹介記事より。
  2. ^ 朝日新聞 1983年6月3日テレビ欄での本作の紹介記事より。
  3. ^ 京都新聞 1983年6月3日テレビ欄での本作の紹介記事より。
  4. ^ 週刊テレビ番組(東京ポスト)1983年6月3日号 p.56
フジテレビ 金曜劇場
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変身願望