夕陽よ急げ』(ゆうひよいそげ、Hurry Sundown)は、1967年に公開されたオットー・プレミンジャー監督・製作、ジェーン・フォンダマイケル・ケイン主演のアメリカ合衆国ドラマ映画[3]K・B・ギルデン英語版による1965年の同名小説を脚本をホートン・フートとトーマス・C・ライアンが脚色した。またフェイ・ダナウェイの映画デビュー作として知られている[4]

夕陽よ急げ
Hurry Sundown
予告編より、ロバート・フックス
監督 オットー・プレミンジャー
脚本 ホートン・フート
トーマス・C・ライアン
原作 K・B・ギルデン英語版
製作 オットー・プレミンジャー
出演者
音楽 ヒューゴ・モンテネグロ英語版
撮影 ロイヤル・グリッグス
ミルトン・R・クラスナー
編集 ルイス・R・ロフラー英語版
トニー・デ・ザラガ
ジェームズ・D・ウェルズ
配給 パラマウント・ピクチャーズ
公開 アメリカ合衆国の旗 1967年2月9日
日本の旗 1967年11月18日
上映時間 146分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $3,785,000[1]
興行収入 アメリカ合衆国の旗カナダの旗 $4,050,000 (rentals)[2]
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あらすじ 編集

第2次大戦終結直後、戦後景気に沸くジョージア州では大地主のジュリー・アン・ウォーレンを中心に工場建設計画が進められていたが、白人のラッド・マクドウェルと黒人のローズ・スコットの2人がなかなか土地を手放さないため、計画はなかなか進まなかった。 特にローズは幼少期のジュリーの世話をしていたため親密な関係にあったが、この土地は唯一の財産であり、たとえジュリーの頼みであろうと首を縦に振らなった。 そこで、ジュリーの夫ヘンリーはローズの息子リーブをこの地から追放しようと相談した。 一方、リーブはラッドとともに、土地に水を引くためにダイナマイトを用いた。ちょうど同じころヘンリーの息子が発作を起こして負傷したが、ヘンリーはリーブのダイナマイトが原因だとして逮捕させる。また、裁判は黒人嫌いのパーセル判事の元で行われたが、リーブは有罪にならなかった。これを知ったジョリーは離婚する。自棄になったヘンリーはラッドとリーブの土地を水没させるためにダムを破壊する。

キャスト 編集

役名 俳優 日本語吹替
東京12ch
ヘンリー マイケル・ケイン 羽佐間道夫
ジュリー ジェーン・フォンダ 平井道子
ラッド ジョン・フィリップ・ロー 青野武
ルウ フェイ・ダナウェイ 北浜晴子
リーヴ ロバート・フックス英語版 田中信夫
不明
その他
堀越節子
駒村クリ子
勝田久
藤本譲
村松康雄
矢田耕司
上田敏也
納谷六朗
宮下勝
塩屋翼
油谷佐和子
中島喜美栄
塚田恵美子
青木明子
鈴木れい子
演出 蕨南勝之
翻訳 島伸三
効果 芦田公雄
調整 前田仁信
制作 東北新社
解説 南俊子
初回放送 1973年9月13日
木曜洋画劇場

脚注 編集

  1. ^ Hirsch, Foster, Otto Preminger: The Man Who Would Be King. New York: Alfred A. Knopf 2007. ISBN 978-0-375-41373-5, p. 414
  2. ^ "All-time Film Rental Champs", Variety, 7 January 1976 p 50
  3. ^ Hurry Sundown”. Turner Classic Movies. 2016年2月29日閲覧。
  4. ^ Oliver, James. “10 Southern Gothic films you need to watch”. Reader's Digest. 2022年11月24日閲覧。

外部リンク 編集